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「瞬」幹線 写真展 [Photo]

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今日、東京・赤羽駅近くのギャラリー「遊」で行なわれている友人のプロカメラマン、大鶴倫宣氏の初めての個展を訪問しました。
大鶴氏は幼少の頃からの鉄道ファンで、今回の写真展のテーマである新幹線を始め、最近はヨーロッパで路面電車の撮影もされています。今回の写真展のテーマ「"瞬"幹線」では新幹線の様々な季節や時間、また美しい風景の瞬間を切り取った写真の数々が展示されていました。
最近大鶴氏が執筆し刊行された「新幹線撮影ハンドブック」に掲載されている写真もこの写真展で見ることができました。

残念ながら、その写真展も明日までです。以下サイトで詳細が記されていますので、ご興味のある方は是非どうぞ。

http://railside.exblog.jp/23826991
タグ:新幹線
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Daisaku OOZU: INVISIBLESCAPES [Photo]

私の友人でもあり、メルクリンファンでもあるフォトグラファーのOOZUさんが明日から2度目となるドイツ・ベルリンでの個展を開催する。今回のテーマは「INVISIBLESCAPES」。3.11大震災、そして原発事故後の福島やその他日本の風景を彼のレンズを通した眼で切り取った白黒写真が展示される。

詳しくは、以下のとおり。


Daisaku OOZU: INVISIBLESCAPES
―Images from Fukushima and all parts of Japan―
2012年6月22日(金)~8月11日(土) 11時~18時 日曜・月曜休廊
オープニングパーティ:6月22日(金)17時より
galerie son
mauerstrasse 80, 10117 Berlin-Mitte


今回の彼の作品を見せていただいたのだが、抽象性の比較的高い彼の作風でありながら以前と比べ表現がストレートに伝わって来る写真の数々であった。それだけ彼は強いメッセージを表現したかったのであろうと推察出来るのである。
明日から行われる彼の個展は、ドイツはエネルギー政策変更をしなければならないほど大きな影響を受けた原発事故についてのものである。彼の写真から発信するメッセージに対しての評価の中身に、より一層の興味を持つのである。心から成功をお祈りしたい。

以下に、開催ギャラリーと彼のブログのウエブアドレスを記しておく。

Galerie son: http://www.galerie-son.com/
flagments: http://www.oozu.info/blog/
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田部井康修 写真展 [Photo]

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昨日午後、高崎市美術館で開催されている鉄道趣味界の大御所とも言える田部井康修氏の写真展を見に出掛けた。彼は高崎市の中心街で歯科医として開業している傍ら、鉄道写真や模型を趣味として長きに渡って鉄道雑誌を始めとする書籍出版物に高崎を中心とした鉄道の写真を発表されている。特に私が生まれる前の1950年代の伊香保電車(高崎ー渋川、前橋ー渋川、渋川ー伊香保)の路面電車の写真は貴重で、これら電車が写っている写真には必ずと言って良い程彼の名前がクレジットされているのである。

今回は、出掛ける前に美術館に連絡して田部井氏がいらっしゃるかどうか確認した上で出掛けたのである。実は私は幼少の頃から田部井氏のことは、近所に住まいがあった母から聞いていた。高級なカメラを持って鉄道写真を撮影しているということだけだったが、一昨年のドイツフェスティバルで初めてお会いしたのである。その時は忙しかったこともあって長い時間お話することは出来なかったが、今回は写真展の会場でゆっくりとお話することができた。
話は写真展の高崎界隈を走る路面電車の話(昔貴賓車だった車両だとか、朝晩付随車が単行の車体に引っ掛けて走ったとか...)やら、私が幼い頃祖父にねだって良く連れて行ってもらった高崎第1機関区横の踏切だとか...。

私が鉄道が好きになったきっかけとして記憶している、当時現役であった蒸気機関車の大きな動輪やシリンダを高崎駅ホームの上で間近に見た時の感動など、(話を合わせてくれたのかも知れないが)田部井氏も同じような経験をされていたと聞いて、益々身近で素晴らしい同好の方とお話が出来たと嬉しくなって帰路についたという訳である。

今回、田部井氏と沢山の話をした中で、もちろん模型の話も少なからず出来たのは嬉しかったのであるが、彼はメルクリンも少しはお持ちとのことで、その昔には東京宝町の喫茶室「01」にも出掛けたそうである。故篠原氏主催の「ドイツ映画を観る会」にも参加されたことがあったという。私はもちろんそのような会に参加できる年齢にも達していなかったが、お話が聞けたのはとても良かった。

写真は、1950年代を中心としたブローニー版や二眼レフカメラを主にお使いになっていたと聞いているが、三脚など一切使わず全て手持ちで撮影したプリントは、まるで最近撮影したと思われる程のシャープな仕上がりである。フィルムはコダックが中心だったとされるが、当時の生きた風景をそのまま切り取ったような写真の数々は、興味のある方々には是非見て頂きたい写真展である。

会期は7/8迄

参考サイト:高崎市美術館
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/a/

大洲大作写真展 光のシークエンス [Photo]

欧州鉄でメルクリンファンでもあり、グラフィックデザインのお仕事をされている傍ら、写真家としても腕を奮われ、先日はBerlinで個展を開かれたOozuさんが、この5/4と5日に東京南青山のスパイラルホールで個展をされるとの連絡がハガキで届いた。
彼の作品は、モチーフの至る所に「鉄」が存在するところである。(もちろん全てではないが..)ただ、私のような写真撮影の凡人からは考えも及ばないシーンを切り取っておられるのである。

届いたハガキの表面には彼の作品がプリントされていたが、それも鉄道トンネルの出口から差す光を鋭く表現したものである。個展のテーマも「光のシークエンス」であり、画像の示す一筋の光がこれからのOozu氏の進むべき道を照らしているようでもある。

10年ぶりに開かれる国内での個展が楽しみである。

詳細は以下サイトを...。

http://www.oozu.info/exhibitions.html

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DAISAKU OOZU PHOTOGRAPHS [Photo]

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このSpielkisteブログにしては、ちょっと不釣り合い?な写真家の紹介である。実は今回紹介するOozu氏は、Spielkiste愛読?者であり、かつPwMのメンバーでもあります。何度か行われた運転会にも参加され、ヨーロッパ鉄道とメルクリンをこよなく愛する方でもある。彼は本業のグラフィックデザインの仕事をされている傍ら写真家でもある。

実は私も東京の美大に通っている時、自由な授業履修制度を利用して写真の授業を取ったが、その時写真は私に向いていないことを悟ったのである。

Oozu氏は、昨年のメルクリンビデオでも上信電鉄の撮影の際にも取材班の最後の打ち上げパーティにもみえ、心から鉄道模型を楽しんでいるお一人である。その彼が、メルクリンビデオ取材チームのカメラマンS氏と意気投合し、途中紆余曲折はあったが、S氏の居るベルリンのギャラリーで先日から彼自身の個展を開くことができた。その(準備も含めて)オープニングに彼はベルリンへ行き、(鉄もしつつ...)彼のフィールドワークである自然の風景を彼自身の感性で切り取った作品を彼のウェブ「DAISAKU OOZU PHOTOGRAPHS」でも公開を始めたのである。

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彼の作品は幻想的でどこか寂しげな自然をモチーフにしている作品も多いが、画像でもわかるように彼がベルリンで切り取ったモチーフは、建物や街の風景人々の様子など、少し違う視点となっているのがわかる。おそらく彼が感じたドイツの印象がそうさせたのかも知れない。彼の作品から何を感じるかは見る側に委ねられている。とにかく一度このサイトにアクセスし、彼の作品を眺めてみることをお薦めする。

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参考サイト:「DAISAKU OOZU PHOTOGRAPHS」
http://www.oozu.info
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