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maerklin-messagewagons [Maerklin-Guterwagen]

メルクリンから新しい貨車シリーズ「maerklin-messagewagons」が告知されました。専用ページも用意され、YouTubeで配信されているSieber社長の説明動画もこのページにリンクされています。

maerklin-messagewagons

そのモデルの第1弾はH0と1番の有蓋貨車G10?で、赤い車体に1980年代ニューヨークで地下鉄に落書きでアートシーンを一世風靡したキースへリングの絵が描かれています。
車両への落書きは基本的に迷惑行為とされていますが、作品によってはその「価値」が話題になったりします。キースへリングは、彼の死後様々な媒体を通してアートとしての価値が高まり、商業化されています。アートは社会に対するアンチテーゼという役割もあり、彼の落書きがアートとして受け入れられていることは喜ばしいことですが、彼の本意を知ることは今はできません。

そうしたちょっと難しい側面を持つキースへリングの落書きアートがメルクリンモデルになるのは、興味深い試みだと思います。モデルはパッケージも含めてとてもお行儀の良い美しいものです。
今後第2弾以降はどうなるのか。ちょっと想像してみたくなる面白いモデルが出てきそうな感じがします。
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Museumswagen 2021 [Maerklin-Guterwagen]

先日届いたメルクリンのニュースレターに今年のミュージアム貨車の案内がありました。
リンクを開いてみると、まだ見たことがない貨車だったので、この貨車について触れてみようと思います。
今年のミュージアム貨車についてのページは以下です。

Märklin - Museumswagen 2021

通常メルクリンからはミュージアムモデルの案内は年末にお披露目されるのですが、どうやら私が見逃していたようです。
今年のモデルもメルクリン、TRIX、LGBのメルクリングループ3社から同時に発表されていますが、メルクリンとTRIXのモチーフはエスリンゲン郊外の刃物メーカーF. Dick社、LGBはザクセン地方の蒸気保存鉄道、Dampfbahnroute Sachsenです。

メルクリンは、1番(58001)、H0(48121)、Z(80032)の3種、TRIXからはH0(T24721)とN(T18221)の2種で同じスケールのH0ではメルクリンとTRIXモデルが異なる形式になっています。LGBは左右の面で絵の異なるモデル(L41021)が用意されています。

例年のことですが、ミュージアムモデルは例年メルクリンの本社工場のあるゲッピンゲン、或いはゲッピンゲンの近隣地域のメーカーをモチーフにしていることが多いです。最近ではZiffenhausenのポルシェ社がモチーフになって話題になりました。

今回のF. Dick社もゲッピンゲンから西に少し離れたエスリンゲン郊外のネッカー川に面したDaizisauにあります。丁度StuttgartとGöppingenの中間あたりに位置する街です。F. Dick社も歴史のある会社のようで動画に出てくる社長の名字もDickさんなので家族企業のようにみえます。金属加工業ということと、歴史があり、品質も確かなようで、企業としてのメルクリンとの親和性も高い企業に思えます。

ミュージアムモデルは、メルクリンの1番がDBのGl 11形有蓋貨車、H0がGl 22 "Dresden"形有蓋貨車、ZがDB(旧DRB)のGl 11形有蓋貨車。TRIX H0はDBのGl形緩急室付き有蓋貨車、MINITRIXは、DBのGlmhs "Leipzig"形有蓋貨車です。いずれも1959年から1960年のEp.III仕様になります。
また、すべてのモデルにF. Dick社製の汎用小型包丁が付属しています。

これらF. Dick社の広告が入った貨車が実在しているかは不明ですが、落ち着いた紺色がベースでレイアウトに1台置いていてもしっくりきそうです。

なお、これらモデルを紹介しているメルクリネウム公式ページには、メルクリネウムのみで販売しているとあります。(日本の販売店でこれらモデルが取り扱っているかは確認していません)
変則的ながら、メルクリネウムも開館されているようです。

日本からは観光旅行でドイツに渡れるのはまだまだ先のことになりそうですが、早くコロナ禍が収束してドイツや欧州各国に行き来出来る日が来て欲しいものです。
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48003 DRG Hochbordwagen | Museumswagen 2003 / Ep.II [Maerklin-Guterwagen]

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2003年にメルクリンミュージアムでリリースされたミュージアムモデルです。これは、同年にドイツ・スイスに家族旅行をした際に、メルクリン・ミュージアム(Märklineumではありません)訪問した時に購入したものです。

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このモデルは、ゲッピンゲンからほど近いSüßenという町の金属加工企業Carl Stahl社をモチーフにしたモデルで、同社が創業当初から手がけている鉄製ケーブルをロール状にしたものを荷積みした緩急室付き高側無蓋貨車と、おそらくその積荷を積み降ろしするための同社クレーン車です。
ちなみに、Carl Stahl社は、今では世界に販売拠点を置くグローバル企業に成長しています。

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緩急室側の車端部側面です。

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表記類は精細な表現がされていて滲みなどは見えません。
Ep.II時代のDRG(ドイツ鉄道公社)と車体番号(Halle 55 041)が見えます。また左車端部下にはMuseum 2003の文字がジェッタリーン書体で記されています。
下画像には、15tまでの積載重量制限の印が表記されています。台枠には、直近検査日が記されていて、1932年9月13日です。

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積荷を降ろした姿です。この貨車モデルは私有貨車ではないため、様々な積荷を載せ換えることも容易でしょうし、一般の貨物列車の中に紛れ込ませても馴染みが良いでしょう。

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積荷のケーブルのロールを積載した緩急室付近のディテールです。

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ケーブルロールにはCarl Stahl社の刻印が記されていて実感的です。

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この自動車モデルは、クレーン車です。クレーンのアームが上下し、回転もできます。積荷のロールケーブルを積載したり降ろしたりするシーンもできそうですね。

参考サイト:Carl Stahl GmbH
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48099 DRG Gi | Museumswagen 1999 / Ep.II [Maerklin-Guterwagen]

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今日も続けてメルクリンミュージアムのモデルです。これは1999年モデルでモチーフはStuttgartのWürttembergische Landessparkasse(ヴュルテンベルグ州信用金庫)の貨車モデルと輸送自動車モデルセットです。
Württembergische Landessparkasseは、1818年創業の当時の王国全体の経済を担う銀行業だったようです。現在は名称を変えLandesbank Baden-Württemberg (LBBW) として地域の経済を担う重要な役割を果たしています。

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まずは貨車モデルを紹介します。このモデルは、Ep.II時代のDRG所属のGi形、平屋根有蓋貨車で車体の両側にブレーキ操作できるデッキが付いています。緩急室がない理由は不明ですが、もしかしたら輸送する荷物(この場合は現金や証券類、小切手類?)が厳重に安全確保する必要性からなのかも知れません。

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車端部側面です。この貨車が何を輸送するためのものかは未確認ですが、現金など輸送に厳格さを要求するものであれば、明るいグレー地に真紅の文字を大書きするようなグラフィックにするのでしょうか...という疑問が湧いてきます。日本では、なるべく目立たないように地味な出で立ちにするのですが...。

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車体左端には表記類とメルクリンミュージアムモデルの印刷がされています。
DRG所属であることと、形式がGiであることが表記されています。

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車体中央の「Württembergische Landessparkasse」文字が大きく描かれています。

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車体右側には、会社マークと積載制限重量表記がされています。

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左右デッキのディテールです。手ブレーキが表現されていますが、両端にブレーキがあるのは、ちょっと珍しいかも知れません。

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台枠には製造銘板とREV表記があります。銘板には、Maschinenfabrik Esslingenの文字が見えます。このメーカーは、Stuttgartのトラムなどの製造も行った他、日本向けにアプト式蒸気機関車AD(後の3900)形の製造と輸出も行ったようです。
直近検査日は1928年7月11日とあります。

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トラックも真紅の出で立ちでやたらに目立ちます。逆にその方が防犯のなっていると判断してのことかも知れません。他のミュージアムモデルセットに同梱されているトラックも同様ですが、メルクリンで製造している金属製モデルです。

参考サイト:Württembergische Landessparkasse
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48002 DRG (P) Gl | Museumswagen 2002 / Ep.II [Maerklin-Guterwagen]

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昨日に続きメルクリン・ミュージアムモデルについて記します。
このモデルは2002年モデルになります。オリジナルのオーナーはゲッピンゲンからほど近いエスリンゲンのスパークリングワイン醸造メーカーのG. C. KESSLER & Co.社で、スパークリンワインではドイツ最古(1826年創業)のヴュルテンベルグ王室ご用達の老舗のようです。

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おそらく、KESSLER社のスパークリングワインを運搬するための貨車と思われます。
この貨車はDRG時代のEp.IIですから、まだエアコンなど存在しなかった時代でしょう。もちろん定温リーファーコンテナなどもなく、常温輸送していたものと思われますが、当時は比較的寒冷な気候風土のドイツでしょうから夏場でもさほど問題にはならなかったと思われます。
モデルは緩急室付きの2軸有蓋貨車で、形式はGlです。

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それでも車体はアイボリーに近い白色で、太陽光を反射させるでしょうし、左右の屋根下にはガラリがあるので、換気はガラリで行われているものと考えられます。

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表記は、比較的精細です。車体側面左端のガラリ下表記は積載重量や床面積などの諸元が表記されています。

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DRGと所属管理局のStuttgart、車体番号の「513 851 (P)」と記されています。また左側には、メルクリンの旧ロゴとジェッタリーン書体で「Museum 2002」と記されています。

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車体側面中央には所有者であるKESSLER社の紋章やロゴなど、車体広告も兼用したマークや文字列が並びます。ヴュルテンブルグ王室ご用達の赤い繊細な文字が誇らしげに踊っています。

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車体右端のマークは、積載制限表記で「15」は、最大積載重量15tを示しています。

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緩急室付近のディテールです。

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ミュージアムモデルは1991年から、自動車モデルもセットになっています。大抵は貨車から載せ換えるトラックが想定されているようですが、このモデルはそうではなく、完全に広告媒体としての自動車です。大きな自社製スパークリングワインボトルを積載したトラックは、街中で目立ったことでしょう。最近でもRedBullなどがこうした巨大な自社製品を自動車に積載して広告媒体として走らせたりイベントに目的で使ったりしているのを見かけますが、このトラックはそのルーツなのかも知れません。

参考サイト:エスリンゲンのケスラー: ドイツ最古のスパークリング・ワインセラー / ドイツワイン
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48000 K.W.Sts.E. (P) | Museumswagen 2000 / Ep.I [Maerklin-Guterwagen]

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久しぶりの貨車モデル、2000年のミュージアム貨車セット(48000)について触れてみたいと思います。
毎年メルクリン本社工場のあるゲッピンゲンや近隣地域の企業の歴史的車両をモチーフにしたモデルをミュージアム訪問者のお土産として限定で生産されたミュージアムモデルですが、2000年は地元ゲッピンゲンのLeonhard Weiss社(以下LW社)のモデルが選ばれています。このモデルはEp.I時代のヴュルテンベルグ王国鉄道所属の緩急室付き漏斗貨車です。建設会社として起業した1900年から今に至るLW社は、鉄道工事も含めて総合建設業に成長しています。

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このモデルは、おそらくコンクリートの元となる石灰石の運搬車両と想像できますが、LW社は素材の運搬車両を所有しているところからも、素材の調達から建設まで幅広い業務を行っていたと思われます。

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緩急室側の車端部分側面です。積載重量が大きいためでしょうか、ボギー台車を履いています。
表記には、ジェッタリーン書体で「Museum 2000」と知るされています。

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ボギー台車は、松葉スポークを持つ車輪です。この車輪は繊細さが際立ってEp.I時代の貨車に良く見られる特徴的な車輪です。

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緩急室付近のディテールです。繊細さが良く表現されています。
緩急室には小判形に「38」の抜き文字が見えますが、これは38tまでの積載許可です。当時の貨車としては重量級だろうと想像できます。

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非緩急室側の側面です。

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車体側面に描かれたLW社のロゴマークです。現在も同社のコーポレートカラーとして使われている黄色が文字色になっています。興味深いのは、ロゴの左右に異なる二つのシンボルが記されていて、左側シンボルには線路断面と定規、そしてその下にはGegrundet(創業)と記され、右側にはツルハシ、スコップ、コンパスのマークで下には創業年の1900の文字が記されています。
また、車体台枠上左側には、ジェッタリーン書体で「Museum 2000」と表記されています。

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所属駅は、もちろんゲッピンゲン駅です。

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検査日表記は、1909年8月17日とあります。

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車体側部下に左右4箇所のハンドルが表現されています。これは、積載された素材を輩出するためのものと考えられます。

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上からモデルを見ると、素材の排出に配慮した漏斗状になっているのがわかります。

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同梱されているダンプトラックモデルです。このモデルもLW社のロゴと黄色に塗装されています。白い素材が積載された状態ですが、この素材が貨車にも積載されると想定したものと思われます。

ヤードで、こうした建設素材を移送するシーンなどがこのモデルで楽しめそうです。

参考サイト:Leonhard Weiss
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#Stay at Home Wagen / Sonderwagen Frühjahr 2020 [Maerklin-Guterwagen]

ドイツのメルクリンファンによる掲示板サイトにて登録会員のみが購入できるMärklin H0 - Forum SHOPで以下特別貨車の告知がありました。

Märklin H0 - Forum SHOP

テーマはCovid-19ウィルス蔓延による、#Stay at Home 2020をテーマに新型コロナウィルスの絵が描かれています。今回のコロナウィルス禍は先の見えない状況が続いていますが、このモデルを購入すると、「Modellbundesbahn Brakel」と「Landhotel Stein」への5ユーロの寄付が含まれています(各2.50ユーロ)。 おそらく今回の問題で経済的危機化にある助け合いの意味も含まれているのだと思われます。

モデルのベースはメルクリンH0の4415(冷蔵貨車)モデルです。
発注締め切りは5/3で以降の受注は2回目の発注分のため販売金額が上がる予定だそうです。到着は今夏の予定とのこと。
*日本への発送は未確認です。
タグ:Kuehlwagen
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4690.050 (99760) "Info-Tage 1999" Wagen [Maerklin-Guterwagen]

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モデルの整理をしていると、このブログで紹介できていないモデルに出会うことがあります。このモデルもその1つ。「Info-Tage 1999」の文字が車体に記されていることからもメルクリンがドイツや欧州近隣諸国の販売店を巡って新製品紹介やデジタルの楽しみ方を一般に紹介する巡回イベントで販売されるモデルです。

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1999年といえば、既にドイツから帰国して2年目です。それ故どこかの販売店で売られていた残り物を購入したのかも知れません。もちろんファンタジーモデルなので、表記らしい表記は皆無で車体にある文字は「Info-Tage 1999」のみです。
ベースとなるモデルは緩急室付古典有蓋貨車4680(G Hannover)です。車体には雰囲気の良いレイアウト写真(1998/99年版カタログ表紙)が印刷されています。

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緩急室のアップが上の画像です。この当時の貨車の緩急室は屋根より高いところに設置されていて列車全体が見渡せるようになっています。そのため緩急室へは梯子で昇り降りする必要があります。

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緩急室側と反対側正面の画像です。
現在のInfo-Tage貨車は、4680ベースではなくなり、毎年ベースモデルが変わって白地に赤いラインの入った趣が異なるモデルになりましたが、この初期のシリーズも一貫しているので集めて楽しいモデルとなりました。
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Neuheiten 2020 (Sondermodell) [Maerklin-Guterwagen]

そろそろ、メルクリングループ以外の同業他社メーカーの新製品の情報が出てきていますが、実はメルクリンからも、販売店グループなどからのカタログには掲載されない特別モデルの新製品については2つばかりリークされていましたので以下お知らせいたします。

48697

48697は、ドイツの販売店チェーンEUROTRAINからDBの20ftコンテナ2基積載の無蓋貨車(Kbs 443/Ep.IV)です。EUROTRAIN販売店のみから1000台限定でメッセ直後のリリースのようです。予定では2020年2月とあります。

94533

94533は、ドイツの販売店チェーンm3からDeutsche Bahn Gleisbau GmbH (DBG)の無蓋貨車(Snps 719/Ep.VI)です。4771モデルの仕様違いでDBGの黄色塗装が鮮やかなモデル。500台限定で2020年9月リリースとのこと。
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Märklin - Museumswagen 2020 [Maerklin-Guterwagen]

2020年メルクリン・ミュージアム貨車が昨日12月17日ゲッピンゲンのメルクリンミュージアムでお披露目されました。
毎年、ゲッピンゲン近隣の企業とのコラボレーションで実現するミュージアム貨車は、毎年様々なアイデアをモデルに込めてリリースされます。以下、メルクリネウムのページです。

Marklin - Museumswagen 2020

今回は、メルクリンモデルが「ZINKPOWER[レジスタードトレードマーク]」「POWER-CAST」ブランドで製品を展開するKOPFグループ「Verzinkerei Kopf」の広告が入った貨車モデル群になります。貨車形式は以下の通り。

H0: 48120 Tbis 871/ DB (P) Schuco社のHanomag F55トラック付き(F55モデルは新規開発製品)
Z: 80031 側扉開閉2軸貨車 / DB(P)
1: 58007 E 040 / DB(P)

一方、TRIXとLGBはドイツで最も歴史ある有名なレープクーヘンメーカーとして人気のニュルンベルグにあるSCHMIDT社(E. Otto Schmidt Lebkuchen Fabrik)の広告入り貨車群です。

H0: T24720 緩急室付3軸有蓋貨車 Bauart G / DB(P)
N: T18220 緩急室付3軸有蓋貨車 G 07 / DB(P)
LGB: L40020 緩急室付2軸有蓋貨車

モデルはどれも魅力的です。個人的にはSCHMIDTのレープクーヘンが大好物なので、今回はTRIXモデルが欲しいなぁと思ったりしています。せっかくなのでSCHMIDTのレープクーヘンの金属箱に貨車とセットでパッケージしたら更に魅力的だったろうと思ったりも..。

*ウエブページでは、これらミュージアムモデルは、メルクリネウムのミュージアムショップでのみ購入可能と記してあります。

参考サイト:
Zinkpower
Lebkuchen SCHMIDT
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