MS2の操作(7)/ 機関車カード登録 [Maerklin-Zubehoer]
mfxではない機関車を登録する際、もう一つの登録方法が今日紹介する「Lokkarte」(機関車カード)を使った登録方法である。機関車カードは、CS2に同梱されたり、カード単体でも無登録状態のものを購入することが出来る。そして、登録済みのカードから機関車のデータをロードし、CS2/MS2に瞬時に登録することが可能である。
つまり、MS2は、CS2同様mfxでない機関車は、データベース、マニュアル、そしてこの機関車カードによる登録が可能である。(mfx機関車は、機関車をレールに載せるだけで機関車データが自動的に登録されるので、それらデバイスは不要)
今回は、CS2に同梱されているBR38のカードを使ってみたい。
上画像は、MS2のスロットである。機関車の絵が記されている側を手前にし、ここにカードを奥まで差し込む。(反対側を挿入すると認識されないので注意)
すると瞬時に上画像のようにMS2画面にBR38が表示され、登録完了となる。(画像の表示では機関車のマークが違っているようだが、これは後から修正すれば良いだろう)
カードはそのまま抜けば良い。登録完了の時点で運転が可能である。
さて、この機関車カード登録であるが、今のところ機関車の絵がついている登録済みカードはCS2に同梱されている2枚だけで、その他絵なしの未登録カードが別売されている程度である。そしてこのカード登録のシステムは折角良いアイデアだと思うのだが、残念ながらドイツでもあまり使われているようにはみえない。これは、やはり絵のついた機関車カードがあまりに少ないから...と言えるのではないかと思うのである。折角ならば、スタートセットも含むmfxでない機関車全てに、絵+データ入りの登録済み機関車カードを添付させたら面白いのではないか...と思うが如何だろうか。
mfxでない機関車は、廉価版なので初心者や子供達のニーズが少なくないだろうし、カードそのものが収集アイテムになる可能性も無い訳ではなかろう。面倒な登録作業が全くない機関車カードこそ、友達の家に遊びに行ったり、運転会など自分の機関車を他所で遊ぶ際に子供達にはもちろん大人にも便利なデバイスだと思うのだが...。
今回はここまで。
*注意:上記の設定などは、個人で行ったものです。これら操作を行う場合は各自の自己責任においておこなってください。
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