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39220 BR 218 057-0 PRESS / Ep.VI [Maerklin-Lok]

メルクリンの新製品も発表され、ようやく落ち着いてきたな..と思っていたらドイツの模型販売店系列の1つ「EUROTRAIN」から、私有機関車(218形)の新しいモデルがSNSでシェアされていたので、紹介してみたい。
以下は、メルクリン公式ページにも既に公開されているページです。

39220 BR 218 PRESS / EUROTRAIN

このモデルは、218形となっていて車体番号は、「218 057-0」となっていますが、DBでの表記では、218形の0番台は、試作機の001 - 012までの12機のみになりますので、この057は機関車所有事業者独自の車体番号と思われます。
画像を見ると、先日発表となった新製品(39215)やTouristikzugカラーで登場した加わった218.4形と同じく屋上にファンが装着された屋根形状であることから、おそらくこのモデルの実車はBR128 462-0で、DBからPRESSに移籍した218.4形です。(同じ218.4形の39215の実車である401号機は、MTU4000エンジンを積んでいるとのことです。そのため同じサウンドデータが仕込まれる可能性がありますが、未確認になります。)

さて、このモデルは、単に塗装がPRESS社(Eisenbahn-Bau- und Betriebsgesellschaft Pressnitztalbahn mbH)の塗装色が施されたというだけではなく、モデルとしても個性のあるものと感じます。と、記したのは公式ページの説明にあるハイライトの記述によるものです。

・Erstmalige Ausführung der BR 218 mit Fernlicht.
・Mit digital schaltbarer Maschinenraumbeleuchtung.
・Fahrgestell und Aufbau der Lokomotive aus Metall.
・Vorbildgerechte Dachausführung der 218.4 mit großem Lüfter.
・Formvariante mit geänderter Hutzenanordnung.
・Führerstandsbeleuchtung digital schaltbar.
・Kinematikgeführte Kurzkupplungen.
・Digitaldecoder mfx+ mit umfangreichen Licht- und Soundfunktionen.
・Pufferhöhe nach NEM.
・Neu erstelltes Soundprojekt der Baureihe 218 mit MTU4000-Motor.

この中で特に注目したのは、1行目(初めての遠方用前照灯装備)と最後の行(MTU4000形エンジンサウンド)の2つです。

遠方用前照灯(ヘッドライト)については、後付けの前照灯が装着されているのか、単に内部に高輝度LEDが組み込まれているのかは画像からは判断がつきませんが、PRESSの218 057-0で画像検索したところ、実車の正面画像が見つかりました。この画像を観ると、前面下部のライトケース外側は通常では前照灯、内側は尾灯ですが、この機関車の内側は遠方灯(ヘッドライト)に見えます。よってモデルでも後付けではなく、ライトケース内側の尾灯の場所にヘッドライトが装着されているように思います。(尾灯は外側信号灯が白色から赤色に切り替わる)

MTU4000形エンジンですが、218形は2500PSから2800PSまで合計6種類の異なるエンジンが積載されていて、形式分類上同じグループ(例えばBR 218.4)でも複数のエンジンタイプが搭載されるなど、かなりややこしいことになっています。メーカーもMTUとPielstick(KHD)、Catapilerの3社があり、エンジンによって、屋上部分の排気管などの形状や位置が異なることから、外観バリエーションが豊富でファンやコレクターにとっては、興味深い仕様の違いが観れます。
また、エンジン音についてはMTU4000形のサウンドが奏でられるとありますが、これは新製品のタルキス色DB 218.4形と同様なのかも知れません。メルクリンH0モデルは、これら以外でも218形は複数リリースされているので、サウンドファームウエアの入れ替えで、このモデル以外でもカスタマイズによって、正しいサウンドに変更可能になるかも知れません。(サウンド書換えには、CSが必要だと思います)
このモデルの仕様は2020年とのことで、Ep.VI世代ですね。
[追記]
このあたりのサウンド音源の情報についてメッセで質問できるので、訪問する方には是非質問して欲しいです。

メルクリンH0で218形が登場したのは、既に15年ぐらい前になるでしょうか。それでも派生車種が次々登場して、バリエーション豊かなラインナップとなってきたのは嬉しい限りで、サウンドについても車種によってアップデートされていることも頼もしいですね。

このモデルは、EUROTRAIN、及び idee+spiel系列販売店で販売されると記されていますので、国内の販売店での購入は可能かどうかは確認していません。

参考サイト:BR 218 Eisenbahnmedia

[EDIT] 2024-01-30
タグ:MTU press BR218 Ep.VI
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コメント 1

Akira

先ほど記述の誤りが発覚しましたので修正しました。修正箇所は、今年の新製品39215(タルキスカラーの218.4形モデル)の実車が、MTU4000エンジンを積んでいるとのことで、その点を修正いたしました。
*これにより、モデルのサウンドが新しいデータになっているかどうかは未確認です。
by Akira (2024-01-30 09:48) 

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