SSブログ
Maerklin-Lok ブログトップ
前の10件 | -

55688 Schwere Güterzuglokomotive Ce 6/8 III [Maerklin-Lok]

ゲッピンゲンのメルクリネウムからのアナウンスで1番ゲージの白いクロコダイルのレプリカが告知されました。

Schwere Güterzuglokomotive Ce 6/8 III

このモデルは、かつてメルクリンが北米でのメッセで出展した際に、ニューヨークの販売店からのオファーでNew York Central Lineの名称で0ゲージの白塗装のクロコダイルモデルが市場に出たそうですが、そのモデルのレプリカが1番ゲージでメルクリニウムモデルとしてゲッピンゲンの博物館モデルとしてリリースされるとのことです。(日本の販売店で購入可能かは未確認)

このモデルは、時々話題になるクロコダイルで、当時はごく少数市場にリリースされたと思われます。今回その伝説的なモデルのレプリカが1番ゲージでリリースされるのは興味深いです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

39293 DB Cargo BR 293 (Vectron Dual Mode light) / Ep. VI [Maerklin-Lok]

メルクリンH0から今年の新製品で発表されたSiemensのハイブリッド機関車、Vectron Dual Mode lightは、電気式ディーゼルと電気機関車の両方の機能を持った最新のVectronを模型化したものですが、つい先日、DB Cargo車籍の同形の1両がPurpurrot(紫赤)色塗装と現塗装(Verkehrsrot)を車体左右のエンドに施された実車が登場してすぐの今日、以下特別塗装モデルのリリースが発表されました。

Zweikraftlokomotive Baureihe 249

この機関車は、かつてのPurpurrot塗装にベージュのラインが入っているので、DR機関車をリスペクトした塗装ではないかと感じました。なかなかシックで似合うと思いますが、側面の2つの異なる塗装色を繫ぐグラデーションがやや不自然な印象を受けました。

293形機関車は、電化/非電化区間に関わらず走行可能な機関車なので、かつてドイツの非電化区間で最もポピュラーな機関車としてDBの代表的機関車の液体式ディーゼル機関車のBR 218などのV160形ファミリーを更に電化区間にまで拡大させ、電化/非電化セクションでの交代不要のマルチプレーヤーですね。
実車の世界では、機関車運転士は、これまで電気/ディーゼルと別の運転免許が必要だったと思いますが、これからはこの機関車の免許があれば、どちらの区間も走れるのでしょう。

模型の世界では、もちろん無免許で運転出来ますw
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Überraschungsmodell 2024 [Maerklin-Lok]

昨日、メルクリンから今年のサプライズモデルが以下発表されました。

Dampflok 18 323

数日前からSNSのメルクリンアカウントで、布に覆われたモデルの画像が配信されて期待を膨らませていた今年のモデルはDBのEp.III仕様の蒸気機関車という、これまでのドイツ以外のモデルとは異なり、ドイツのファンを念頭に置いた人気モデルとなりました。

2021年のサプライズモデルはDR車籍(Ep.IV)の18 314を改造した02 0314(39027)でしたから同じ出自(Baden IVh)の機関車がサプライズモデルとして登場したことになります。

BR18.3は、基本構造が似た戦前のドイツ統一前後の王国鉄道時代の1920年までにバイエルンのS3/6やヴュルテンベルグのReihe Cと基本設計を同くした4気筒の急客用としてミュンヘンのJ. A. Maffeiで製造されました。この機関車は統一後のDRG時代に制式機関車形式の18.3形として18形に統合した経緯があり、このモデルは元Baden IVhにあたります。DRG時代は、Baden地方の牽引機として(Badische Rennerと呼ばれて)Mannheim – Basel間のRheingold-Express、戦後はRheigoldの他、Riviera-Neapel-Expressなどを牽引していました。

このモデルは戦後のEp.III仕様で1960年代の晩年の姿と思われます。フロント部分のふくよかなシリンダ形状が特徴的でドイツでも人気機機関車の1つです。

メルクリンのYouTubeアカウントでも早速以下アドレスでメルクリンTV Extraとして動画の配信も始まりました。

Märklin TV Extra Folge 50

映像では、静態保存されている実機が収録されていますが、直径2m動輪のデカさが良く理解できる絵になっています。モデルは、シリンダの動きに合わせたダイナミック発煙装置のようで、実車同様とても魅力的な機関車モデルです。

さらに詳細な時期のアナウンスはありませんでしたが、この機関車に合う客車セットも準備されているとか。市場に出てくるのも近々とありますので、客車セットのアナウンスもすぐあるかも知れません。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

39220 BR 218 057-0 PRESS / Ep.VI [Maerklin-Lok]

メルクリンの新製品も発表され、ようやく落ち着いてきたな..と思っていたらドイツの模型販売店系列の1つ「EUROTRAIN」から、私有機関車(218形)の新しいモデルがSNSでシェアされていたので、紹介してみたい。
以下は、メルクリン公式ページにも既に公開されているページです。

39220 BR 218 PRESS / EUROTRAIN

このモデルは、218形となっていて車体番号は、「218 057-0」となっていますが、DBでの表記では、218形の0番台は、試作機の001 - 012までの12機のみになりますので、この057は機関車所有事業者独自の車体番号と思われます。
画像を見ると、先日発表となった新製品(39215)やTouristikzugカラーで登場した加わった218.4形と同じく屋上にファンが装着された屋根形状であることから、おそらくこのモデルの実車はBR128 462-0で、DBからPRESSに移籍した218.4形です。(同じ218.4形の39215の実車である401号機は、MTU4000エンジンを積んでいるとのことです。そのため同じサウンドデータが仕込まれる可能性がありますが、未確認になります。)

さて、このモデルは、単に塗装がPRESS社(Eisenbahn-Bau- und Betriebsgesellschaft Pressnitztalbahn mbH)の塗装色が施されたというだけではなく、モデルとしても個性のあるものと感じます。と、記したのは公式ページの説明にあるハイライトの記述によるものです。

・Erstmalige Ausführung der BR 218 mit Fernlicht.
・Mit digital schaltbarer Maschinenraumbeleuchtung.
・Fahrgestell und Aufbau der Lokomotive aus Metall.
・Vorbildgerechte Dachausführung der 218.4 mit großem Lüfter.
・Formvariante mit geänderter Hutzenanordnung.
・Führerstandsbeleuchtung digital schaltbar.
・Kinematikgeführte Kurzkupplungen.
・Digitaldecoder mfx+ mit umfangreichen Licht- und Soundfunktionen.
・Pufferhöhe nach NEM.
・Neu erstelltes Soundprojekt der Baureihe 218 mit MTU4000-Motor.

この中で特に注目したのは、1行目(初めての遠方用前照灯装備)と最後の行(MTU4000形エンジンサウンド)の2つです。

遠方用前照灯(ヘッドライト)については、後付けの前照灯が装着されているのか、単に内部に高輝度LEDが組み込まれているのかは画像からは判断がつきませんが、PRESSの218 057-0で画像検索したところ、実車の正面画像が見つかりました。この画像を観ると、前面下部のライトケース外側は通常では前照灯、内側は尾灯ですが、この機関車の内側は遠方灯(ヘッドライト)に見えます。よってモデルでも後付けではなく、ライトケース内側の尾灯の場所にヘッドライトが装着されているように思います。(尾灯は外側信号灯が白色から赤色に切り替わる)

MTU4000形エンジンですが、218形は2500PSから2800PSまで合計6種類の異なるエンジンが積載されていて、形式分類上同じグループ(例えばBR 218.4)でも複数のエンジンタイプが搭載されるなど、かなりややこしいことになっています。メーカーもMTUとPielstick(KHD)、Catapilerの3社があり、エンジンによって、屋上部分の排気管などの形状や位置が異なることから、外観バリエーションが豊富でファンやコレクターにとっては、興味深い仕様の違いが観れます。
また、エンジン音についてはMTU4000形のサウンドが奏でられるとありますが、これは新製品のタルキス色DB 218.4形と同様なのかも知れません。メルクリンH0モデルは、これら以外でも218形は複数リリースされているので、サウンドファームウエアの入れ替えで、このモデル以外でもカスタマイズによって、正しいサウンドに変更可能になるかも知れません。(サウンド書換えには、CSが必要だと思います)
このモデルの仕様は2020年とのことで、Ep.VI世代ですね。
[追記]
このあたりのサウンド音源の情報についてメッセで質問できるので、訪問する方には是非質問して欲しいです。

メルクリンH0で218形が登場したのは、既に15年ぐらい前になるでしょうか。それでも派生車種が次々登場して、バリエーション豊かなラインナップとなってきたのは嬉しい限りで、サウンドについても車種によってアップデートされていることも頼もしいですね。

このモデルは、EUROTRAIN、及び idee+spiel系列販売店で販売されると記されていますので、国内の販売店での購入は可能かどうかは確認していません。

参考サイト:BR 218 Eisenbahnmedia

[EDIT] 2024-01-30
タグ:MTU press BR218 Ep.VI
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Replika-Krokodil [Maerklin-Lok]

DSC00337b.jpg
▲ かつてのメルクリンミュージアムで展示されていたハンドマスターモデルのCCS700

今日は、メルクリンからちょっとしたサプライズモデルが告知されました。
早速、メルクリンの公式サイトで特設ページが作られ、YouTube動画も配信されています。

Replika-Krokodil

このモデル、メルクリンの新しいミュージアム「メルクリネウム」で来年1月から購入可能となる、初めてのレプリカモデルです。今までミュージアムモデルは毎年メルクリン、TRIX、MINITRIX、Z、1番とありましたが、今回はH0のみのモデルとなります。

この「レプリカモデル」と銘打ったのは、実際に発売された昔のモデルのレプリカではなく、発売前にハンドマスターモデルとして手作りで製作されたモデルをモチーフにしたレプリカであることが興味深いです。

そのモチーフは、スイスのクロコダイル電気機関車で、メルクリンの代表的モデルの1つです。このモデルは、1936年にCCS700として企画が始まり、量産化のためのプロトタイプモデル故に公表はされていませんでした。(その後CCS800、3015としてモデルは進化してゆきます)

そして、このプロトタイプモデルは、その後は長い間メルクリン本社の最上階にある「塔の部屋」に保管されてきたモデルの1つでした。つまり、このプロトタイプモデルのオリジナルは1台のみ存在し、メルクリネウムで展示されています。
そして今回メルクリネウムのモデルとしてこのプロトタイプを製品化することになったものです。ただし、このモデルが当時のオリジナルモデルと異なるのは、mfxデコーダーが内蔵されていること。

梱包箱も当時と同じ材料とデザインで提供され、メルクリネウムのみで見ることができます。
フライヤーも各国語(日本はないです)でPDF化されて配信されていますのでダウンロード可能です。(以下はドイツ語版です)

Rarität: Leckerbissen aus dem Museum – Auflage des ersten Krokodil-Musters von Märklin für Spurweite H0

これから、こうしたレプリカモデルシリーズがメルクリネウムモデルとして出てくれば面白い展開になると思います。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Überraschungsmodell 2023 [Maerklin-Lok]

メルクリンの聖地ドイツ・ゲッピンゲンで行われたIMA 2023の催しも無事終了して間もない今日、メルクリンH0で恒例のサプライズモデルが発表されました。
今年は、DRのBR 18 201(38201)です。早速公式ウエブサイトには、特設ページが設けられ、リンクされたYouTubeのメルクリンチャンネルでは、メルクリンTVとして同モデルについての動画も配信されました。以下は特設ページです。

Überraschungsmodell 2023

この蒸気機関車BR 18 201については、旧東独の開発した改造機のため知見が薄い私は上手に解説できないため、以下に特設ページの文章をGoogle翻訳した日本語を記しておきます。


これは、最もエレガントで強力なドイツの蒸気機関車の 1 つを建造するに至った、まさに信じられないような物語です。 18 201 は、1961 年 5 月 31 日にマイニンゲン修理工場の由緒あるホールから初めて登場した時速 180 km のレーサーの名前です。
この機関車は、戦後ハレ車両実験研究所 (FVA) の所長を務めた天才蒸気機関車技師マックス・バウムバーグの子供でした。 バウムバーグは大型で強力な急行機関車に興味を持っていました。 1948 年にはすでにバーデン IVh 18 314 を西側から調達しており、後に「ヨルシュ」として知られるようになりました。 1952 年以降、フランス製の 4 気筒機関車 07 1001、08 1001、79 001 がバウムベルク社の傘下に入りました。 当時、鉄道関係者の間で「バームバーグ動物園」または「バウムバーグ機関車サーカス」という言葉が定着しました。

1950 年代の終わり、フランス人選手はバウムバーグのリングから離れて久しく、輸出用の新しい乗用車を時速 160 km までの速度でテスト走行できる新しいサーカスのスターを探していました。
この速度に達することができた唯一のライヒスバーンの機関車は、かつてのヘンシェル・ウェグマン列車の 61 002 でした。 バームバーグは、失敗に終わった高圧機関車 H 45 024 のエンジンと走行装置、フレームの一部とコンポーネントを使用して、最新鋭のパシフィック テンダー機関車 (車輪配置 2'C1') を製造しました。 標準の 39E reco ボイラーを蒸気発生器として使用しました。
新しい 18 201 はあらゆる点で並外れたものでした。高さ 2.30 メートルの巨大な駆動輪と 3 つのシリンダーを備え、驚異的な 2150 馬力を発生しました。 尖った煙室ドアはバイエルン S 3/6 を彷彿とさせ、排煙装置と覆われた領域はフランスのスーパー蒸気機関車 232-U-1 に似ていました。

新しい 18 201 はハレ P 車両基地に配置され、「ヨルシュ」もそこにありました。 18 201 が本当に大ヒットしたことがすぐに明らかになりました。 バウムバーグは、1972 年 10 月 12 日に時速 182.4 km に達したレーサーを誇りに思っています。 これにより、エレガントな緑色に塗装されたこの機械は、世界で最も高速に稼働する蒸気機関車となりました。

1980 年以降、現在 18 201 と呼ばれている「Jimmo」は、ほとんど特別な旅行にのみ使用されました。 水や油の補給のために停止することなく長いツアーを完了できるようにするために、1980 年代半ばに機関車に視覚的に適合した適切な追加の炭水車が設置されました。
1985 年、ニュルンベルクでの盛大な鉄道記念日に「ジンモ」が初めて西側への旅行を許可されました。 2 年後、このレーサーはオーストリアで開催された大きな鉄道の誕生日にスターゲストとして登場しました。 壁崩壊後、DB が最終的に廃止を決定する 1997 年まで、「ジンモ」は数多くの特別旅行で見ることができました。
有名な音楽家のアクセル・ツヴィンゲンベルガーと起業家のアンドレアス・ゴールドシャッグは、最終的に DBMuseum を説得して「Jimmo」を保護することに成功しました。 彼らはバウムベルク社のスーパー機関車を改修し、ダンプフプラス社を設立し、2002 年からドイツ全土および近隣諸国の特別列車で 18 両の 201 を使用しました。

この 2 回目の大成功を収めたキャリアは、2018 年 9 月 1 日、締め切り直前に機関車が大々的に報道されたお別れ特別旅行に出発し、ついに終わりを迎えました。 「Jimmo」は2019年から私鉄会社ヴェドラー・フランツ・ロジスティック社に所属しており、中期的には運行を再開したいと考えている。 マックス・バウムバーグのスターは現在、ノッセン鉄道車両基地で安全に保護されている。 マックス・バウムバーグについて言えば、彼はさらに 17 年間、18,201 の成功した仕事を経験することができ、最近では当然の退職を迎えました。 おそらく彼は、この機関車がいつか西部で活躍することを夢見ていたのでしょう。
(以上、翻訳ママ)

ここに登場するBaumberg氏は、DBの技術者でWitte式デフを開発したWitte氏と双璧をなす技術者と感じました。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2. Insidermodell 2023 ~ DB BR 181.2 / Ep.IV (39583) [Maerklin-Lok]

驚きました...。
今年のH0インサイダーモデルの第2弾はDBのBR 181.2形電気機関車が告知されました。以下がメルクリンの公式ページによる告知です。

2. Clubmodell 2023

この電気機関車は2電源仕様で、主にフランスやルクセンブルクへと結ぶ列車に牽引され、フランスやルクセンブルクの国境駅とドイツのケルン、フランクフルト、ストゥッツガルトなどを結んで国際列車の先頭に立っていました。私が住んでいたカールスルーエでもこの機関車は103.1形に混じって国際列車EuroCityや夜行列車の牽引機として良く見かけたものです。

この機関車のデビューは1970年代だったか、鉄道ファン誌で初めて見て以来、ドイツとは異なる架線の低いフランスに合わせて低い全高により、ボディ片側のみのパノラミックウィンドウが特徴的であることがこの機関車特有の魅力となり、メルクリンからのリリースはないものかと心待ちにしていた1つでした。

可動式パンタグラフがついていてモデルとしても中々魅力的ですが、それにも増して驚いたのは、この機関車のリリースに合わせて告知されたFD Mozartセットです。これは1987年仕様ということで、DB、SNCF、ÖBBと経由地全ての車両が混成されて如何にも国際列車という趣きです。FDなのでIC/EC料金が徴収されないお手軽な列車です。それでも食堂車が連結されていて、そのモデルがDBの新設計のARmh 217(1等/食堂合造車)というのも驚きました。これは赤裾TEEカラーですが、以前は食堂部分が紫赤色、座席部分がコバルトブルーのKakadu塗装だった車両で、24cm鉄板モデルで、またモドキながら27cmモデルでもKakadu塗装の217形がリリースされています。モデルも室内装備の色を意識的に変えてあるようで凝った作りになっています。ÖBBの区分室車モデルもユーロペン塗装と当時最新だったオレンジ/ダークグレーの塗装の両方が用意されているのはそそられます。

YouTubeのメルクリンチャンネルでも早速このモデルの特集が組まれた動画が配信されています。
Zweites Clubmodell 2023 / Märklin Spur H0 / Elektrolokomotive Baureihe 181.2

余談ながら、私もこのMozartの思い出があります。私が大学生時代の1989年、この列車はFDではなく、EC Mozartに昇格されていて、客車は全てオレンジ/ダークグレー塗装のÖBB所属の車両でした。牽引機はもちろんBR181.2形。まだクルマがなかった最初のゼメスター時代のある日、大学へ行く時カールスルーエ中央駅でいつも乗る列車に乗り遅れてしまいました。Karlsruhe Hbf - Stuttgart Hbfは、幹線ながら今のようにS-Bahnとして頻繁にトラムの車両が走っているわけではなく、普通列車かEilzugで大学のあるPforzheimまで通っていました。乗り遅れてしまったので授業に間に合わないと焦っていたところにやってきたのがパリ発ウィーン行きのEC Mozartで、思わず乗り込んでしまいました。PforzheimはKarlsruhe Hbfの次の駅です。そこまで約40Km程度だったと記憶しています。当時のÖBBのEC向け客車はほぼ区分室車で、ゆったり旅行するわけでもないのでドア近くに立っていると、すぐにやってきたのは車掌さん。当然EC券を持ち合わせていないので、しっかりDM 8,-を徴収されてしまいました。結構イタい出費でしたが、授業には何とか間に合いました...。これがクルマを購入するキッカケの1つになったことは確かです。

[追記]
客車セットの告知に伴い、Ep.IV時代DBのBm 234及びARmh 217(28,2cm)モデルをまとめページに加え更新しました。

[EDIT] 2023-06-01
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

39968 LNER Class A3 "Flying Scotsman" / Ep.VI [Maerklin-Lok]

ここ数年、メルクリンH0モデルでドイツ以外の蒸気機関車をサプライズで予告なしで告知していて、昨年はチェコのアルバトロスがそれでした。
メッセの新製品告知でその興奮も冷めやらない2月末に現れたのは、なんと英国の誇るLNERの名機Class A3 "Flying Scotsman"でした。以下、YouTubeのメルクリンチャンネルで、先ほどこのサプライズなニュースを確認したところです。

Flying Scotsman

さて、今回この機関車が選ばれた理由は、CLass A3 "Flying Scotsman"が登場して100周年の記念年だからということのようです。ただ、英国の鉄道は、ドーバー海峡の海底トンネルができるまで、大陸とは分離していることもあって独特です。第3軌条で電化されていたりしますし、かつてパリからロンドンまで直通していたCIWL寝台車(Typ.F)による"Night Ferry"も全長の短い特殊な車体の車両でした。
今回、模型化される仕様は、ヨークの鉄道博物館で保存されている現在の姿(テンダー部分への通路とデフレクタが装着された1963年の仕様)とのことです。

動画では、この機関車に牽引される客車にCIWLの木造車両を連結させていましたが、これは実車の世界ではなかったでしょう。この辺り、ちょっと苦しい部分なのかもしれませんが、メルクリンの英国総代理店が気を遣って3線式の英国型客車をリリースするかも知れませんね。

[参考サイト]
Der legendäre "Flying Scotsman" feiert 100-jähriges Jubiläum und erobert die Modellbahnwelt! / メルクリン公式ウエブサイト
Dampflokomotive Class A3 "Flying Scotsman" / メルクリン公式ウエブサイト

[EDIT] 2023-03-01
nice!(0)  コメント(8) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

39760 DB 01 1088 / Ep.IIIa Insidermodell 2023 [Maerklin-Lok]

メルクリンから来年のインサイダーモデルが発表されました。今回は完全新設計の01.10形とそれに合うGruppe 29の食堂車、荷物車を含めた客車6両です。

早速、メルクリンの公式サイトではこれらインサイダーモデル 2023のための特設ページが以下に設けられています。

Insidermodell 2023

さて、この新しい01.10形ですが、これまでリリースされてきたメルクリンの01.10形モデルの高性能ボイラに換装されたものではなく、落成時の流線型ボディを外したままの旧型ボイラの仕様です。そのため、ボイラ先頭上部にある給水加熱器が張り出し、瘤の載ったような姿で特徴的です。またボイラ上部の3つのドームは流線型ボディ装着のために張り出しが低くなっており、デフレクタは戦後カウルを外した際に新たにつけられたため、ヴィッテデフが装備されています。
1950年の仕様とのことで、メルクリンモデルとしては珍しいDB初期の3等級制時代(Ep.IIIa)となっています。

新設計だけのことはあり、1/87スケールに正確で精細なディテールを持ちながらメルクリンらしい雰囲気も画像から感じられます。mfx+デコーダー搭載で多くのファンクション機能を持ちますが、その中でも速度に合わせたダイナミック発煙装置はこのモデルの特徴の1つと言えるでしょう。

まだ、ここに掲載されているテキストを全て理解していないので漏れがあるとは思いますが、特設ページにはYouTubeのメルクリンTV動画にもリンクしているので、これからゆっくりとこの新しいモデルについて理解を深めたいと思います。

「BR 01.10のまとめ」ページにもこのモデルを反映させてリニューアルしました。

[EDIT] 2022-12-01
nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

39498 Dampflokomotive Baureihe 498.1 Albatros [Maerklin-Lok]

さきほど、メルクリンから再びサプライズモデルが告知されました。
今年のモデルは、チェコ・スロバキアの蒸気機関車Baureihe 498.1 Albatrosのようです。

Dampflokomotive Baureihe 498.1 Albatros| Art.Nr.39498

チェコの機関車については、ほぼ全く無知な私はここで紹介するにはハードルが高すぎるが、まだ共産圏時代、チェコとスロバキアが1つの国として統治していた冷戦時代の1950年代の仕様で、機関車前頭部に赤い星のエンブレムが装着している姿を見ると如何にも共産圏の機関車でソ連の影響下にあることが容易に想像できます。
プラハのシェコダ製で、3シリンダ機とのことです。

モデルのハイライトは、以下の通りです。

・完全新設計
・特別にディテール豊かな金属製
・多くの外付けパーツを持つディテール
・速度に合わせたダイナミック発煙装置
・デジタル制御するキャブライト
・多くの照明やサウンドファンクションとmfx+によるシミュレータ機能。

モデルの仕様は、現在のメルクリンH0モデルの最先端を持つものとなっています。
また、この機関車に合わせた客車群も動画には出ていますので、用意されているのではないかと思います。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー
前の10件 | - Maerklin-Lok ブログトップ