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DB 111 023-8 / Ep.V [欧州鉄道]

暫く模型の話題ばかりであったので、今回は実車..それも私のお気に入りの機種である111形タルキスカラーである。
私がドイツ滞在時に撮影し、プリントした写真はほとんどRiGに掲載されているので、あまりお見せ出来る写真もないのだが、この画像は、たまたまRiGにもなく改めてスキャンしたもの。
場所は言わずもがなのミュンヘン中央駅である。撮影日は1996年5月17日となっている。この時は、Weiden在住時なので、おそらく日本食調達のためにミュンヘン迄定期的に出掛けていた時の1日であろう。既にDBは民営化されていた時期であり、画像の右後方にはICE1も停車中である。
この111形が牽引している客車は、Gruppe 53形客車である。今やそのほとんどが廃車になり滅多にみる事も叶わない50年代の客車であるが、この頃迄はEilzugなどドイツ中で見ることが出来たのである。
DBが民営化されてからは、急速にこの客車も減っていったと考えられるのでもしかしたら貴重な1枚なのかも知れない。
残念ながら、メルクリンからはこの客車は製品化されておらず、塗装バリエーションも多く登場時はF-Zugとしても活躍していただけに、個人的に製品化を熱望している1人である。更に言えば、この111形についても、メルクリン最新モデルはmfxデコーダー付きであるものの、樹脂ボディのままである。兄弟機の120形や103形も金属製となり、この111形も金属製になって欲しいと願うものである。
それにしても、このようななんでもない地味な写真1枚でも、今となってはこの駅を発着する車両や塗装色が全く異なるのであるから、時代の流れの早さと共に私もオッサンになったものと感慨深くなるのである。
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