4107.031 続・Hagen von Ortloff氏からの贈り物

昨日の記事でSWRから届いた郵便物のことを書いたが、今日はその続きである。彼の本と一緒に届いたもう１つのプレゼントがこのメルクリンのH0広告客車である。これは、メルクリンが企業などからの受注で少量（500台だったか？）からオリジナルの印刷を施して生産されるモデルの１つで俗にゾンダ−モデルと呼ばれる。企業ノベルティなどに活用されるなどの用途で一般には販売されることが少ない。（一部模型店が自分のお店の名前や近隣企業などとのコラボで出す場合などは、そこで売られたりもする）
よって、一般には中々出回らないため、専門のコレクターも存在する程である。以前は、どのようなモデルがリリースされたのかすらわからなかったが、Koll'sから出ているSpezial Katalogや、最近では、Insider Newsで２ヶ月に１度直近でリリースされたこれら広告モデルがカラー画像で掲載されるようになった。

実は私も若い頃はちょっとハマった時期もあって広告貨車を結構収集していたが、次から次へと出て来る広告貨車に自分の収拾が付かなくなって、止めることにした。また、生産数が少ないことから割高になってしまうことも難点の一つである。今は、余程気に入ったものでなければ購入する気がおきない。これらもいずれこのブログで紹介する日も来るかもしれない。

さて、そのゾンダ−モデルは私の様に取材に協力したり、何かのイベントでお土産として利用されるものと思う。テレビ局なのでその用途は幅広いであろう。このモデルは製品番号が4107.031となっていて、ベースとなるモデルが4107である。２軸の短距離用ローカル客車なので、タンク機関車や小型ディーゼル機関車など似合う機関車は多いと思う。
モデルとして興味深いのは、側面の印刷が両面で異なることであろうか。上の画面はSWR社のロゴとキャッチフレーズ、そして裏面は．．．．

番組名である"Eisenbahn-Romantik"のロゴとマークそして、客室窓にはvon Ortloff氏以下制作スタッフの顔が印刷されている。面白いアイデアで貰った方は良い思いでになるに違いない。
さて、私はこの小型客車はこれ以外持っていないので、今は編成化させることが出来ないが、２軸貨車と組成出来るし、この１両を飾るだけでも良いかも知れない。

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