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COMING SOON: ZWEITE EDITION MESSAGE WAGONS BY MÄRKLIN X VINCENT VAN GOGH [Maerklin-Guterwagen]

メルクリンから届くニュースレターで再びメッセージ貨車のアナウンスがありました。
あと13日ほどで発表のようです。

ZWEITE EDITION MESSAGE WAGONS|VINCENT VAN GOGH

今回のモチーフは前回に続きオランダの画家ゴッホが再び登場です。
今回はどのようなモチーフになるのか、楽しみですね。
タグ:Message Wagon
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Überraschungsmodell 2023 [Maerklin-Lok]

メルクリンの聖地ドイツ・ゲッピンゲンで行われたIMA 2023の催しも無事終了して間もない今日、メルクリンH0で恒例のサプライズモデルが発表されました。
今年は、DRのBR 18 201(38201)です。早速公式ウエブサイトには、特設ページが設けられ、リンクされたYouTubeのメルクリンチャンネルでは、メルクリンTVとして同モデルについての動画も配信されました。以下は特設ページです。

Überraschungsmodell 2023

この蒸気機関車BR 18 201については、旧東独の開発した改造機のため知見が薄い私は上手に解説できないため、以下に特設ページの文章をGoogle翻訳した日本語を記しておきます。


これは、最もエレガントで強力なドイツの蒸気機関車の 1 つを建造するに至った、まさに信じられないような物語です。 18 201 は、1961 年 5 月 31 日にマイニンゲン修理工場の由緒あるホールから初めて登場した時速 180 km のレーサーの名前です。
この機関車は、戦後ハレ車両実験研究所 (FVA) の所長を務めた天才蒸気機関車技師マックス・バウムバーグの子供でした。 バウムバーグは大型で強力な急行機関車に興味を持っていました。 1948 年にはすでにバーデン IVh 18 314 を西側から調達しており、後に「ヨルシュ」として知られるようになりました。 1952 年以降、フランス製の 4 気筒機関車 07 1001、08 1001、79 001 がバウムベルク社の傘下に入りました。 当時、鉄道関係者の間で「バームバーグ動物園」または「バウムバーグ機関車サーカス」という言葉が定着しました。

1950 年代の終わり、フランス人選手はバウムバーグのリングから離れて久しく、輸出用の新しい乗用車を時速 160 km までの速度でテスト走行できる新しいサーカスのスターを探していました。
この速度に達することができた唯一のライヒスバーンの機関車は、かつてのヘンシェル・ウェグマン列車の 61 002 でした。 バームバーグは、失敗に終わった高圧機関車 H 45 024 のエンジンと走行装置、フレームの一部とコンポーネントを使用して、最新鋭のパシフィック テンダー機関車 (車輪配置 2'C1') を製造しました。 標準の 39E reco ボイラーを蒸気発生器として使用しました。
新しい 18 201 はあらゆる点で並外れたものでした。高さ 2.30 メートルの巨大な駆動輪と 3 つのシリンダーを備え、驚異的な 2150 馬力を発生しました。 尖った煙室ドアはバイエルン S 3/6 を彷彿とさせ、排煙装置と覆われた領域はフランスのスーパー蒸気機関車 232-U-1 に似ていました。

新しい 18 201 はハレ P 車両基地に配置され、「ヨルシュ」もそこにありました。 18 201 が本当に大ヒットしたことがすぐに明らかになりました。 バウムバーグは、1972 年 10 月 12 日に時速 182.4 km に達したレーサーを誇りに思っています。 これにより、エレガントな緑色に塗装されたこの機械は、世界で最も高速に稼働する蒸気機関車となりました。

1980 年以降、現在 18 201 と呼ばれている「Jimmo」は、ほとんど特別な旅行にのみ使用されました。 水や油の補給のために停止することなく長いツアーを完了できるようにするために、1980 年代半ばに機関車に視覚的に適合した適切な追加の炭水車が設置されました。
1985 年、ニュルンベルクでの盛大な鉄道記念日に「ジンモ」が初めて西側への旅行を許可されました。 2 年後、このレーサーはオーストリアで開催された大きな鉄道の誕生日にスターゲストとして登場しました。 壁崩壊後、DB が最終的に廃止を決定する 1997 年まで、「ジンモ」は数多くの特別旅行で見ることができました。
有名な音楽家のアクセル・ツヴィンゲンベルガーと起業家のアンドレアス・ゴールドシャッグは、最終的に DBMuseum を説得して「Jimmo」を保護することに成功しました。 彼らはバウムベルク社のスーパー機関車を改修し、ダンプフプラス社を設立し、2002 年からドイツ全土および近隣諸国の特別列車で 18 両の 201 を使用しました。

この 2 回目の大成功を収めたキャリアは、2018 年 9 月 1 日、締め切り直前に機関車が大々的に報道されたお別れ特別旅行に出発し、ついに終わりを迎えました。 「Jimmo」は2019年から私鉄会社ヴェドラー・フランツ・ロジスティック社に所属しており、中期的には運行を再開したいと考えている。 マックス・バウムバーグのスターは現在、ノッセン鉄道車両基地で安全に保護されている。 マックス・バウムバーグについて言えば、彼はさらに 17 年間、18,201 の成功した仕事を経験することができ、最近では当然の退職を迎えました。 おそらく彼は、この機関車がいつか西部で活躍することを夢見ていたのでしょう。
(以上、翻訳ママ)

ここに登場するBaumberg氏は、DBの技術者でWitte式デフを開発したWitte氏と双璧をなす技術者と感じました。
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Märklin Tage / IMA 2023 [Maerklin-Allgemein]

先週末の9月15日から17日の3日間、ドイツのゲッピンゲンで恒例の「Märklin Tage」が行われた。前回はコロナ禍前だったように思うが、今回は久しぶりの通常開催。早速YouTubeメルクリン公式チャンネルで以下配信されている。

Highlights der Märklin Tage 2023 in Göppingen / Märklin TV Folge 125

先日発表されたインサイダーモデルのBR 181.2のダイカストボディが製造中のようで、工場見学ではこれら機関車モデルのボディが映像で出ています。
また、CIWLのEDELWEISS PULLMAN EXPRESSのプルマン客車モデルも走行映像が観れました。

これから、これら新製品がクリスマスに向けて次々とリリースされるのでしょう。
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Herbst Neuheiten 2023 [Maerklin-Allgemein]

先ほどYouTubeのメルクリンチャンネルで秋の新製品が発表されました。以下がリンクです。

Märklin Herbst Neuheiten 2023

またメルクリン公式サイトでも同時に専用ページで新製品告知が行われました。

今回の新製品は、無難なラインナップで特に驚きのモデルや製品はありませんでした。春の新製品告知で十分驚いていますので、これ以上..という気もしなくもないです。

その中でも気になるH0モデルは...。
・37896 DBAG BR 360 Ep.V Orientrot ウエザリング仕様
このOrientrot塗装は紫外線に弱く、末期には白っぽくなる実機が多かったのを覚えていますが、この仕様がまさにこのモデルはその再現が見事です。....ただ、このシラっちゃけた塗装色を好んで買うのだろうか..という疑問は残ります。

・47349 DB Hbis-ww 299+TRANSWAGON Habins 12 セット
大型有蓋貨車セット。良く見る貨車なのでリアリティがあって好印象

・46663 Klms 440 VWコンテナ貨車2両セット
カラフルで大きなVWマークも美しいコンテナ積載貨車。同形車の46661やTRIXの24161、24162と組み合わせると 8両編成(おそらく番号違い)になり、自動車積載貨車との組み合わせで更に長編成が可能。

・48834 DSB Ep.III貨車セット
無蓋車にVW T-1モデル2台が積載され、生産も限られて貴重なモデルになる可能性を感じます。

・47463 SBB Cargo コンテナ貨車セット
スイスらしい美しいグラフィックが映えるコンテナ貨車セット。

・37328 SBB Re 620(Re 6/6) Ep.VI 濃緑色
先月、ゴッタルドベーストンネルで起こった貨物列車事故で、来年春まで使用不能となったベーストンネルの代わりに、旧線経由となり再び美しい景色を走る幹線列車を見れるようになりました。ゴッタルド機関車としてデビューしたこのRe 6/6もRe 4/4と組んでRe 10/10として貨物列車の先頭に立つ姿がモデルで再現できる欠かせない機関車です。

今回のモデルは、春の新製品がサプライズ続きだったので、この落ち着いたラインナップに高揚感は少ないですが、貨車モデルを中心に堅実で春の新製品を補完できるようなラインナップかな..とも思いました。
先日、ARmh 217のモデルがセットで登場したので、同形のKakadu塗装やパンタグラフ付きARmz211を期待した自分もおりまして、更に、何かしらCIWL客車の追加があったりと欲を出して期待してしまいました。これらはこれからですね。
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Herbst Neuheiten 2023 [Maerklin-Allgemein]

毎年恒例メルクリンの秋の新製品が9月14日(木)13:00(中央ヨーロッパ時間)から発表されます。日本時間の午後8時からですね。

発表は、メルクリン公式ウエブページとYouTubeのメルクリン公式チャンネルで配信されるようです。

https://www.youtube.com/@maerklin

楽しみですね。
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ENCYCLOPEDIE DES VOITURES SNCF [欧州鉄道]

IMG_7523b.jpg

先日FD "Mozart"編成表を纏めるにあたって、初めはすぐにできるであろうとタカを括っていました。しかし、いつものように編成の資料が掲載されているサイトのページを見ると、まず欲しかった1987年の編成表がなく、1986年の編成表を使うことにしました。もしかしたら1987年の編成は前年と同じだから無いのかも知れません。

FD264_Mozart_1986b.png
▲ Quelle: Welt der Modelleisenbahn

上の編成表は、有名な"Welt der Modelleisenbahn"をキャプチャしたものですが、取り敢えずこれに従って作成しました。気になるのは、形式が全てドイツのDB規格で表記されている点です。例えば2等区分室座席客車の形式はBvmzと記してありますが、これはDBの表記でありÖBBではBmzになります。
また、この表だと編成のほとんどはWien Westbf. - Strasbourgで、Paris Estまで直通するのは3両のみになります。Strasbourgから先は機関車に3両の客車だけ牽引してParisまで走るのは現実的では無いような気がしていましたが、ここにはそう記してあるのでそのように編成表として完成させたのです。

zb_FD_264_Mozart_86_DBb.jpg
▲ 当初作成したFD Mozartの編成表(誤りが多いです...)

それをサンプルとしてFacebookの欧州客車グループやドイツのメルクリングループなどに投げかけたところ、別のサイトをここでもお世話になっているBOAC-VC10さんがヒントをくれました。それがVagon WEBという編成表をグラフィカルに表現して提供してるサイトでした。

これによれば、StrasbourgでWienから到着した列車のうち3両を残して切り離し、そこに新たに食堂車や半室荷物車を含む11両もの客車を連結し、BB 15000形機関車が堂々の14両編成でParisを目指します。
ここに、記されているのが当然ながらSNCFの座席客車で、どうやらコラーユ客車のようです。
コラーユ客車は、私もパリに行くときに2等開放室(B11tu)に乗車したことがありますし、1等車(A10tu)はあることを知っていました。しかし、ちょっとウエブでこの客車を調べるとコラーユ客車は様々な種類があることがわかり....。

IMG_7524b.jpg

そこで、この分厚いSNCFの客車本(ENCYCLOPEDIE DES VOITURES SNCF)の出番となりました。
この本は、少し前知人のSさんが、私に直接電話を掛けてきて「自分にはもう先がないので、あなたに私の蔵書を譲りたい」とのお声をいただき、お宅にお邪魔して譲って頂いた1冊です。彼は欧州に限らず、海外へ撮影旅行に行くのが楽しみで、旅行前に綿密な計画を立てるために情報収集には欠かさなかったことが、ご自宅にお邪魔した時にその資料の整理などからすぐ理解できました。

しかしながら自宅に持ち帰ってきたものの、この本は全てフランス語でSNCFの客車を調べる機会もなく本棚にしまってあるだけでしたが、このFD Mozartの編成表を作るのに役立ちました。フランス語の文面は読めませんが、単語はわかる部分も少なからずあり、文脈はドイツの書籍と同様なので、何を記してあるのかは想像はすぐにつきます。

そのような訳で、図らずも国際急行であるFD Mozartを調べたことで、コラーユ客車やその詳細も理解が進みました。できることなら1970年代のコラーユ客車が全盛時代、機内食スタイルの供食設備(ギャレー)があった1等車でランチをしながら鉄旅をしたかった..と、この本を読みながら妄想してしまうのでありました。

[EDIT] 2023-09-15
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