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第9回ドイツフェスティバル in ぐんま [Maerklin-Allgemein]

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▲ 4415冷蔵貨車にドイツフェスティバルのチラシを広告として載せたモデル

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となったドイツフェスティバル in ぐんまが今日から明日までの2日間の予定で行われています。そして今回のテーマは「ひとあし早いあなたとドイツのクリスマス」ということで本場ドイツのクリスマスを紹介しています。
今回は、規模も縮小して地味にやりましょうということで、メルクリンもそれほど大規模にはせずに...と思っていたのですが、私のモデルが断捨離しているので、ほとんど車両モデルなかったこともあって、お友達に相談したところ沢山の方から参加の申し出を頂きました。今日は6名の方が様々な模型をご持参いただき、またクリスマスムード一杯の貨車や機関車が集合しました。皆さん遠くから群馬まで来ていただき、本当に感謝です。

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▲ オリジナルのDBマークの前には、GUNMAの頭文字を持つ広告貨車を並べてみたり..

レイアウトベースのサイズはいつものように4.5m x 1.8mにカバーを敷き、そこにR1/R2、R3/R4のオーバルを敷いています。

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▲ いつもながらギャラリーの主役は子供たち。今日のこの瞬間を大人になっても忘れないで欲しい..

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▲ クリスマス貨車を中心に、F-Zug "Blauer Enzian"、218形(TEE)+EC列車、218+216形重連のSylt車運車列車、111形+InterRegio、2階建近郊車両などなど...

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▲ バイエルンのガラス電車はEp. IVの赤/ベージュ仕様。前照灯下部2灯が大きい時代の美しい姿。

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▲ ドイツフェスティバルのステージでは、クリスマスをテーマに様々な音楽イベントを催しています。画像は、Volkstanz

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▲ 屋外はドイツ車フェアです。メルセデスベンツ、アウディ、ポルシェ、VW、BMWの最新モデルが勢揃い..とまではいきませんが、Audi e-tronは初めてじっくりみました。カッケーです。

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▲ 今日の午前には、丁度旧車のラリー「コッパ・デ・アウト・ステリケ」が群馬県庁前のチェックポイントを通過していたので、少し眺めていると美しいメルセデスのフルオープン・スピードスター?がやってきました。

今日は天気も良く、中も外も賑やかな1日となりました。明日は少し寒くなるようですが、明日も沢山の子供たちで賑わうドイツフェスティバルとメルクリンエリアになると期待しつつ...。
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ÖBB NightJet 新型客車が登場 [欧州鉄道]

欧州西側の夜行列車はDBのCNLが商業的な失敗から撤退して、その失敗を徹底的に分析して登場したÖBBのNightJetは、CNL時代と変わらぬ車両を使いながら、ソフトのサービス向上で利用者は着実に増え、今や「飛び恥」などという言葉も出てくるなど、航空機より鉄道移動がトレンドになりつつある状況は、European Sleeperなど欧州西側やチェコのRegioJetでも夜行運用を始めるなど、NJ以外でも次々に民間で夜行列車が脚光を浴びていることからも、その進化は歓迎されることとなるでしょう。

そんな中で、かねてからアナウンスのあったÖBBのNightJetがSIEMENSのViaggioをベースにした客車による新型車両のインテリアが完成、公表されました。以下は、Railway GazetteのWEB版アドレスです。(登録することで全文が読めます)

OeBB NightJet 新型客車 / Railway Gazette

この新型車両は、RailJet同様、制御客車つきの7両固定編成のようで、2両の座席客車(Bfmpz, ABbmpvz)、2両の寝台客車(WLAmz)、3両の簡易寝台客車(Bcmz)で構成されています。定員254名です。

これを見ると、座席客車の1両は2等開放室制御客車で、もう1両は1/2等合造の区分室/開放室客車、2両の寝台車は全て1等車扱い、3両の簡易寝台車(クシェット)は、2等車扱いです。

3両のクシェットには、おそらく2種のカテゴリがあって、4人用区分室のほか、ミニキャビンと言われるカプセルホテルにリスペクトしたと言われる1人用の区分室があります。注目は、やはりミニキャビンで、新しいアイデアがこの小さなキャビンに詰め込まれているのがわかります。例えばベッド上の様々な機能がついた折り畳み式の大型テーブル。そして外に面したハシゴの壁には、鍵付きの下駄箱と小物入れが備わっています。もし、1人旅なら4人用個室ではなく、このミニキャビンを私は選ぶでしょう。この1〜2人旅の利用者をターゲットにしたミニキャビンは、今後の夜行列車の新しいカテゴリとして普遍的なものになると個人的には思えてきます。

1等寝台車は、シャワーもついた豪華な個室になるので、今以上に人気になると思いますが、2等寝台がなくなるので、利用者は分かりやすい選択となるように思います。(1等のみになるのはちょっと残念とは思いますけど、包括料金になるので安くなることもあり?)

「コンパートメント、ミニキャビン、荷物ラックには、NFC スマート カードを使用してアクセスできます。 リアルタイムの乗客情報システム、無料 Wi-Fi、USB および電磁誘導充電ポイント、モバイル信号透過窓などの機能が備わっています。」
...とあるのは、カ寝台個室やミニキャビン、或いは付帯する荷物入れが1枚のカードキーで解錠・施錠ができるのでしょう。今の時代に合わせて、車内Wi-FiやUSBコンセント、非接触型のスマートフォン用充電器もあるのでしょう。『mobile signal permeable windows』(モバイル信号透過窓)については、良くわかりません。また、軽食とドリンクが用意されているのは、ウエルカムドリンクと夜食のことだろうと想像できます。現在のNightJetの供食スタイルが、この新型車両の登場でアップデートされるのかも知れません。

他に、ベビーカーや(スキーやスノボなど)大型手荷物を収納するスペースも用意されているのは、夜行列車としては嬉しい配慮です。手荷物制限をする予定がないというのは、利用者の意向を十分に配慮した結果だろうと思います。このあたりのきめ細かな配慮がCNLには欠けていたのだろうと考えられるので、CNLの失敗を徹底的に分析して作り上げたNightJetブランドは、ある意味成功例としては、至極真っ当な結果だと感じます。

オーストリアのレオノーレ・ゲヴェスラー連邦気候変動対策・環境・エネルギー・モビリティ・イノベーション・技術担当大臣は、「鉄道での旅行は気候を守ることを意味する」と述べたのは、欧州だけではなく、世界に共通する課題でもあるべきことでしょう。Viaggioベースの新型車両は、最高制限速度230Km/hとのことで、ようやく欧州西側各国で高速新線の建設が進み、各国の高速新線がネットワーク化したことで、国際列車が中心となる夜行列車の到達時間が大幅に短くなり、その役割が今後は益々大きくなってくると感じます。
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140 Jahre Orient-Express [欧州鉄道]

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▲ 1884年の雑誌"High Life"に掲載されたOrient Express広告(Quelle:125 Jahre ISG / EK-Verlag)

140年前(1883年)の今日、オリエント急行がボギー台車の新しい車両で運用開始した日になります。
その前列車まで使用されたのは、3軸寝台車・食堂車でした。なぜCIWLがオリエント急行の名称で運用開始した記念日を運行開始した6月5日ではなく、新車に置き換わった10月5日にしたのかは既に記していますが、創業者のマッケールスが、米国で体験したプルマン社の寝台車レベルより快適な車輌での運行を目指していて、3軸客車ではまだ不満があったと言えるでしょう。(当時の線路状況や3軸客車で4泊程度の旅行はいくらスピードが遅く、内装を豪華にしたところで、その乗り心地は知れています)

本来なら6月5日のオリエント急行運行開始に間に合わせるはずだったボギー台車の車両調達が間に合わず、列車自体は運行開始したものの、セレモニーもなかったようですが、10月5日にようやく新型客車の運用開始に伴い、改めて仕切り直したようです。なぜそこまで新型客車にこだわったのかは、CIWLが運行そのもの以上にその設備やサービスに拘る企業だったからに違いありません。

この日には上得意さま(各界の名士?)以上に重要視したのが米国のジャーナリストの招待だったようです。当時、新聞メディアは、最大の媒体であり、欧州からアジアの接点を結ぶオリエント急行が、最高の設備とサービスで移動の提供をすることをメディアで報道することは、どのような広告媒体よりも大きな効果があったであろうことは想像がつきます。
この効果はあったことは、今現在の「オリエント急行」のネームバリューを考えれば容易に想像がつきます。

ただ、一方で「CIWL客車=オリエント急行」という方向になってしまう...つまりその後CIWLが提供する各PULLMAN-EXPRESSやLe Tran Bleuなど数々の名列車の名称の影が薄くなったのは、テツ的には残念ですけど...。
つまり、CIWLの判断は正解すぎた...ということでしょうね。
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Unboxing Mobile Station WLAN / Wir entdecken die neue #Märklin Steuereinheit [Maerklin-Zubehoer]

メルクリン公式YouTubeチャンネルから、新しいMobile Station WLANの使い方動画が配信されました。以下にリンクを記します。

Unboxing Mobile Station WLAN / Wir entdecken die neue #Märklin Steuereinheit / YouTube

これがあればケーブルによる行動制限がなくなり更に快適な運転環境が整うことでしょう。

メルクリンのほか、TRIXやLGBなどDCCでも制御可能ですが、LGBはこの機器単独では運転できず、CSの子機としてのみ制御できるとのことです。




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