4415 (85704) DB Ichqrs 377 (häwa) / Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]
私が初めて西ベルリンへ行ったのが1988年の秋のことである。これはBremenのドイツ語学校のプログラムの1つであるお泊り旅行で、バスを使って2泊3日の滞在をする。
ホテルは、古くて快適とは言い難いが、西ベルリンの中心街のKurstendamm(通称クーダム通り)のすぐ側にあるのでロケーションは良い。そして私はと言えば、自由行動は1人で模型店巡りに精を出していたのである。お店の名前は失念してしまったが、中心街の地下街に入り口のある模型店があり、そこのショーケースには所狭しと広告貨車が並べられていて目移りする程であったが、買うのは1台と決めていたので、その時は日本ではまずお目にかかれないようなグラフィックの貨車にしたいと画像の貨車に決めたのである。
この貨車は、ちょっと変わったオレンジ色をベースに黒で会社のマークとタイトルが描かれているモデルである。あまり派手とは言えないが、何とも言えないオレンジ色が気に入ってゲットしたモデルである。
会社名はhaewaという名称で、電気制御盤などを製造している会社のようである。現在は、社名を「häwa GmbH & Co. KG」に変更され、CIも変わったが、1896年と1907年創業の老舗が1965年にジョイントベンチャーとして始まった会社と同社のウエブサイトには記されている。
さて、モデルは4415ベースの冷蔵貨車(Koll's 85704)である。おそらく、自社の販促用に作られたモデルと思うが、会社のマーク自体が、機械とハイテクというイメージであることがすぐに理解できる優れたもの故に全体的なバランスも良く、好感の持てるデザインである。
参考サイト:häwa GmbH & Co. KG
http://www.haewa.de/
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