SSブログ

Eisenbahnstiftung Joachim Schmidt [欧州鉄道]

最近メルクリンからリリースされるモデルは、Ep.IからVI迄実に幅広い年代をカバーしているので、とても嬉しい反面、過去20年ぐらいであれば、ネットの普及もあってその資料にも事欠かないものの、それ以前となると、どういった編成で運用されているのか中々その実態が掴めず苦労している。私の場合自分が生まれる前のEp.IIIあたりが好きなためにそれは尚更である。
イタリアの巨大鉄道画像サーバーは、そんな我々の要求に応えてくれる部分も少なからずあるのだが、それですらやはり1980年代以前については心もとなく思うのである。

ドイツは、資料的にみて比較的良い写真が多いとは思うが、それをネットで見つけるのも中々大変である。しかし、先日そんな私の希望に叶う画像を扱ったサイトを見つけたたので紹介したい。

これは「Eisenbahnstiftung Joachim Schmidt」と呼ばれるサイトで、主に1950年代の質の高い画像が多く置かれているものである。

http://www.eisenbahnstiftung.de/

このサイトのスタートページ左にある「Bilder aus dem Archiv der Stiftung」をクリックすると、画像検索画面になる。この検索画面に適当な文字列を入れれば欲しい画像がリストとして現れ、それぞれの画像にアクセスできるのである。(例えば「Rheingold」と入力すれば、戦前からTEE迄24枚の画像がリストアップされる)しかもこれら画像は貴重なものが少なくない。そこがこのサイトの1番のアドバンテージであると思う。また、上部右にある「BR:」のところに数字を入力することで各形式の機関車画像を見ることができる。

今回、このサイトで発見した興味深い写真の1つに1962年にKoeln Hbf?で撮影されたF-Zug Rheingoldの画像がある。

http://www.eisenbahnstiftung.de/bg/pics/1389.jpg

この画像の中央に見えるのは青/クリーム塗装の狭窓のドームカーであるが、その前方に連結されているのは、何とSchuerzenwagen食堂車である。おそらく、この時点では62系列の(WR131形)の食堂車が落成していなかった可能性がある。
このような画像を今迄見たこともなかったが、そんな史実を伝えてくれるのはやはり画像だけと言えるであろう。それは、文字で同じことを伝えてもやはり説得力に欠けるということに他ならないからである。

もう一つ、今迄見たことがなかったものにHWZ客車の展望車の車内画像であるが、このサイトにはF-Zug「Blauer Enzian」時代の画像がある。

http://www.eisenbahnstiftung.de/bg/pics/1395.jpg

当時のビジネスマン達のゆったりした雰囲気が良く画像に現れている。

今回紹介したサイトが、皆さんのメルクリンモデルの編成をつくる上での参考になればと思うのである。
タグ:DB Dr DRG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0