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吉備線LRT駅デザインコンペティション [デザイン]

昨年、一昨年と2年に渡って「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」にLRTデザインコンテストを行ってきたが、今年は大会会場が岡山ということもあって、岡山の実行委員さんにコンテストをお任せすることになった。

昨日大会からの連絡があり、今年のコンテストは、LRTそのものではなく、JR吉備線のLRT化を踏まえた上での東総社駅とその周辺デザインになるとのこと。以下詳細。

http://www.arkandarc.com/racda/2010/compe.html

現在はJR吉備線の軌道線駅としての機能しかないのだが、LRT化されることで街と一体となった駅環境整備がされることとなり、その駅(というか電停)とその周辺を新しくデザインすることは非常に面白いのではないかと思う。

最近は、鉄道駅についても今迄に無い興味深い試みがなされていて、その多くが街作りの一つとして大きな役割を担って来ているのを感じ取れるのである。鉄道デザインは今も昔も車両だけではなく、利用車の出発地点から目的地点までをトータルに考える必要がある。更には、その結節点である駅(停留所)は、そこに広がる街とスムーズに繋がるための配慮が必要なのは言うまでもない。デザインが必要なところは、特に我が国ではまだまだあるのである。

このコンペでは、吉備線のLRT化に伴う1つの駅の提案を募集するものであるが、街の欠かせない一つの「場」としての駅デザインを期待するものであろう。今回は最優秀賞者には比較的潤沢な賞金もあり、またその提案は主催者である協議会から具体化への提案がされるということである。
〆切り迄あまり時間がないが、都市計画の専門家、建築分野だけでなく、プロダクトデザインの分野からも広く募集しているので、我と思う方は応募をして欲しい。
コンペの結果が楽しみである。

なお、今回私は審査をする立場ではないことをつけ加えておきたい。
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