ドイツからの鉄道取材（８）

今日から名古屋の取材である。名古屋と言えば．．．きしめんでもみそかつでもなく、名古屋城でもなく、メルぽっぽクラブである。正直を言えば、事前にクラブの事を取材チームから聞かれた時彼等の求めているものではないことに気付いた。と言うのは、風景のついたH0ゲージレイアウトをまだ撮影していなかったので、これを彼等は求めていたのである。しかし．．である。この日のために事前に準備を周到にしていただき、私達が会場に入ったその時、彼等取材チームの心配は一気に消え失せたに違いない。私自身JAM会場では既に見ていたが、このボリュームにはやはりただ圧倒であった。我々が到着してから、一般の見学者も含めて三々五々人が集まって来た。昨日の飲み会でお願いしていた古い日本語のメルクリン情報を沢山用意していただいた。自分とメルクリンの出会いを切々と語って頂いたＩ氏は、その想い出のトランスと一緒に歴代のトランスも持って来てくれた。取材チームは、このテンコ盛りの取材ソースをどうるのか、しばし考えていたが、３０分ぐらいで撮影はスタート。レイアウトを一周しながら次々に各自御自慢の逸品をカメラに収めてゆく。
そんな時、大阪でイタリアンアイスのお店を経営するＳ氏がなにやら大きな発砲箱を持って登場。箱の中身を見せてもらうと．．．なんと、彼の店の手作りのアイスケーキである。

皆一堂ビックリである。と同時に我々は感激の極みである。早速こちらも撮影対象となり、インタビューなどを挟みながら、次々とカメラを回す。実は私も遊びたいのだが．．．仕事は仕事．．。呼ばれたらすぐゆかなければならない。しかし、皆メルクリンという一つのブランドで集まった仲間である。本当に撮影には協力的で、しかもこちらが期待した以上のことをしてくれるのである。
予定では、午前中に撮影し、午後から新幹線でも撮ろうかという話であったが、昼御飯も無しで夕方まで撮影を続けることになった。それは、やはりこのクラブの方々の努力が我々の心を捉えたことに他ならない．．．。
最近毎日がそうであるが、今日も少なくとも私にとって忘れられない一日である。昨日のコレクターも今日の運転会も各々がメルクリンの魅力によってなされたものである。

メルぽっぽクラブの皆さん、今日は本当にありがとう。そして願わくば、次回はモデルを沢山持って思いっきり遊ぶためだけに来たいと思います。

参考サイト：
名古屋メルぽっぽクラブ　http://homepage3.nifty.com/nagoya_maerklin/index.htm
Circodoro　http://blogs.yahoo.co.jp/circodoro

タグ：SWR Hagen von Ortloff

コメント 3

名古屋での取材ご苦労様でした。

取材報告を拝見しますと、本日の運転会がとても盛り上がった
ことがよくわかりました。
参加出来なかったことがとても残念でなりません。

私も名古屋さん、関西さんの運転会に参加する度に、いつも感
じるのですが、両クラブとも参加者を暖かく迎えて下さり、とても親切に接して下さるいい人達の集まりであり、皆メルクリンが好
きな仲間であると思います。

取材チームの方が望んでいられるような風景やストラクチャー
のあるレイアウトを取材されるのでしたら、くりまみさん宅に設営
されているレイアウトはどうでしょうか。
本日まで設置されていて、明日(10/23)撤去の予定です。
くりまみさんに相談されてみてはどうでしょうか。

取材忙しいでしょうが、取材報告の更新宜しくお願い致します。
by タブレット (2006-10-22 20:29) 

タブレットさん。

今、ちょうど私の中で考えられるところをあたっています。ただ、くりまみさんの撤去日までには間に合いません。あとくりまみさんにお願いする前にレイアウトの画像を少し見たいです。どこかにありますか？
まだ少し時間があるので、こちらも頑張ってみます。
by Akira (2006-10-22 20:37) 

くりまみさん宅のレイアウトの写真はしっぽしゃっぽさんのHP
の成城1番の以下URLの運転会の記録、HO運転会(番外編)
に掲載されています。

http://kaz.fount-k.com/seijyo1/03.html

くみまみさんに相談されれば、撤去の日を延長してもられる
のではないでしょうか。

それでは、また。
by タブレット (2006-10-22 21:30)