84235 DB Märklin Magazin Jahreswagen 1995 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]
1995年のMärklin Magazin-Wagenである。それまでは貨車であったモデルも、この時初めて客車のモデルとなった。MMブルーにMMロゴがレイアウトされた客車モデルは、いつものように意味が隠されているのである。想像の域を出ないが、これはMM誌編集部員専用客車という設定ではないか。
しかし、特にこのモデルで遊んだ記憶はなく、いつも箱の中にあったモデルを撮影のために空けてみたら、箱から数体のフィギュアが出て来たのは驚いた。やはり想像通りに違いない。このフィギュアはMM誌の編集部員であろう。
さて、この客車モデル(84235)であるが、設定はEp.IIIのDB客車で、Stuttgart管理局所属と印刷されている。配置駅はもちろんGöppingenと印刷されているのは、当然であるがファンタジーモデルらしい嬉しい配慮である。ボディ右に印刷されているサボには「MM Redaktionsfahrt」(MM 編集部運転)とある。さて、何を目的にした運行なのか、良くわからないのもファンタジーモデルらしい。
ちょっと地味な2軸客車がベースとなっているのだが、こうやってメルクリンが少しばかり味付けすると、想像が膨らんで、みるみる魅力が出てくるのが不思議だ。それも調べれば調べる程に...。
コレクターのツボにハマるのが恐ろしい理由をここに見た気もしないではない。
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