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48752 Märklin Magazin Jahreswagen 1997 / DB Ep.III [Maerklin-Guterwagen]

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そろそろ今年のMärklin-Magazin貨車もリリースされる時期であるが、過去の同シリーズを撮影のために引っ張り出して来て改めて眺めてみると、新しい発見があったりして中々興味深く、今迄しまっておいたのがもったいないと思った次第。

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...と言うのは、今回紹介する1997年のモデルは、やはり紙媒体である「Märklin-Magazin誌を運搬するための貨車」というコンセプトでモデルが作られているからである。貨車そのものは側扉が開閉可能なDB車籍のGr 20形/Ep.III仕様のモデルである。その貨車モデルをベースにMMブルーと例によってMärklin Magazinのロゴと1997という年号が印刷されている。

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そこからがメルクリンらしいところであるのだが、この貨車には3体のフィギュアと2台の運搬キャリア。そして今、日本のメルクリンファンの間で話題?のパレットが6つ、更に冊子を束ねた箱状のものが2つ同梱されている。
それらを組み合わせてレールに貨車を載せてフィギュアを配置するだけで..もう1つのシチュエーションが出来上がるのである。それも実に活き活きとした瞬間を切り取ったかのような光景をすぐに作り上げることができる。

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画像は、実際にいつもの360mmのCレールを四角い9mm厚ベニアの上に敷いて貨車モデルを置き、側扉を開けてフィギュアと運搬キャリアにパレット+冊子を載せただけである。
これを撮影しただけなのであるが、何故か運搬要員の他に以前話題になった保線主任のおじさんが同梱されていたり、とフィギュアを並べながらも楽しくなってしまうのである。

さて、今年のMM-Wagenは、これら過去のモデルを凌げるユーモア溢れるものがリリースされるのか? 興味と期待で今からワクワクである。

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Bemo

いつも貴重な情報ありがとうございます。

 ところで、ドイツの鉄道模型の設計(デザイン)の思想(大袈裟な表現かもしれませんか)の変遷を具体に取り上げたサイトなどはないのでしょうか。できれば、コレクターの感想ではなくて、実際に作成に関わったデザイナーの説明があればいいのですが。
by Bemo (2008-11-29 14:33) 

Akira

こんにちは、Bemoさん

ここで言うデザイナーとは、設計者のことでしょうか?鉄道模型は、基本的に実在する車両をスケールダウンするしごとですから、いわゆる造形などを担当するデザイナーは存在しないはず...です。
私も設計者については、知らない訳ではないですが、その人も含めて鉄道模型の設計者が鉄道模型の設計について書かれたサイトなどは聞きませんねぇ。守秘義務もあるでしょうし...。
by Akira (2008-11-29 14:51) 

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