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Neuheiten 2011 (7) / ESU [欧州鉄道模型]

まだ未練がましいが...今日からメッセが開催される。ここに集う出展社は、メッセが大きな発表の場となるので、まさにこの日のために新しい商品の開発に力を注いで来ているのである。鉄道模型では既に多くのメーカーが新製品パンフレットを公開し、新しい商品の発表も済んでいるのだが、ハンドマスターモデルが数多くあるとは言え欧州のほぼ全ての鉄道模型メーカーが一同に集い、最初にモデルを見る事の出来る機会がこのメッセである。また、この日にサプライズを発表することも良くある話である。数年前にメルクリンからミリタリーモデルの4MFORが発表されたのもサプライズであった。4MFORが今年から生産されなくなるので、もしかしたらまた別の何かが...と、少し期待もしてみたくなる。

このあたりは、今夜メッセが開始されてから知ることになるのであろう。さて、そんなこんなでメルクリンやTRIXは、新製品が公式発表されてしばらく経ったので、他社の新製品を見てみたりするのだが、私の気になるのは昨年初めてH0の215形ディーゼル機関車モデルを発表して話題になったESU社である。

そこで、先程同社のウエブサイトを見てみると、やはり、より洗練されたであろうLokSound 4.0などの新製品の他に幾つかの機関車モデルを発表している。

まずは、215形の色違い。Verkehrsrot色である。(と言っても側窓やルーバーなど細部ディテールは異なる仕様である)現代の交通赤色はなんだかんだで結構人気があるようで、客車も同色モデルが各社から出揃っている感もあってリリースされて順当という気がする。

次に218形である。メルクリン/TRIXからリリースされているので、出るとしても当分先かな..と思いきや、2年目にして登場である。やはり218形機関車は車両数も多く、215形と形状が近いからか..。ドイツでは最もポピュラーなディーゼル機関車である。Purpurrot色と交通赤色の2色が発売されるようである。

そして、なんとESU初めての電気機関車151形である。私個人としては、このモデルが1番興味深い。おそらくカーブ走行時のレールきしみ音などは215形と同じであろうが、電気機関車故に排気もなく面白みに欠ける心配がある。この機関車モデルは、パンタグラフの自動昇降がギミックとして用意されているようであるが、既にメルクリンやROCOで製品化されている。その分ESU得意のサウンドやその他のギミックが私達を驚かせてくれるのではないか?と期待してしまうのである。塗装色はChromoxdgruen色と交通赤色。

他に、機関車ではない気動車のVT69.9のEp.III仕様が告知されている。この車両については私は全く無知である。試作車両のためか実車は2両のみの存在である。パンフレットの説明にはリリプット社とのコラボレーションとある。(以下、ESUの新製品機関車モデルのPDFパンフがリンクされているページ)

http://www.esu.eu/download/kataloge/

いずれにしても、今日のメッセでESUやメルクリン以外のメーカーからも満を持して発表されるモデルが少なからずあるはず。現地レポートが出来ない分、チェックを怠らず当ブログでも報告したいと思う。
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