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Überraschungsmodell 2024 [Maerklin-Lok]

昨日、メルクリンから今年のサプライズモデルが以下発表されました。

Dampflok 18 323

数日前からSNSのメルクリンアカウントで、布に覆われたモデルの画像が配信されて期待を膨らませていた今年のモデルはDBのEp.III仕様の蒸気機関車という、これまでのドイツ以外のモデルとは異なり、ドイツのファンを念頭に置いた人気モデルとなりました。

2021年のサプライズモデルはDR車籍(Ep.IV)の18 314を改造した02 0314(39027)でしたから同じ出自(Baden IVh)の機関車がサプライズモデルとして登場したことになります。

BR18.3は、基本構造が似た戦前のドイツ統一前後の王国鉄道時代の1920年までにバイエルンのS3/6やヴュルテンベルグのReihe Cと基本設計を同くした4気筒の急客用としてミュンヘンのJ. A. Maffeiで製造されました。この機関車は統一後のDRG時代に制式機関車形式の18.3形として18形に統合した経緯があり、このモデルは元Baden IVhにあたります。DRG時代は、Baden地方の牽引機として(Badische Rennerと呼ばれて)Mannheim – Basel間のRheingold-Express、戦後はRheigoldの他、Riviera-Neapel-Expressなどを牽引していました。

このモデルは戦後のEp.III仕様で1960年代の晩年の姿と思われます。フロント部分のふくよかなシリンダ形状が特徴的でドイツでも人気機機関車の1つです。

メルクリンのYouTubeアカウントでも早速以下アドレスでメルクリンTV Extraとして動画の配信も始まりました。

Märklin TV Extra Folge 50

映像では、静態保存されている実機が収録されていますが、直径2m動輪のデカさが良く理解できる絵になっています。モデルは、シリンダの動きに合わせたダイナミック発煙装置のようで、実車同様とても魅力的な機関車モデルです。

さらに詳細な時期のアナウンスはありませんでしたが、この機関車に合う客車セットも準備されているとか。市場に出てくるのも近々とありますので、客車セットのアナウンスもすぐあるかも知れません。
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