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SJ3000 / SJ [欧州鉄道]

スウェーデン国鉄(SJ)から新しい電車SJ3000形(X55形)についての詳細がSJウエブサイトにて発表された。

http://www.sj.se/sj/jsp/polopoly.jsp?d=18253&a=169855&l=sv

スウェーデン語によるサイトなので理解するには難しいが、このBombardier社製の新しい車両は、今月30日(つまり明日)からÖstersund–Stockholmで、また8月13日からは、Jönköping–Stockholm と Uddevalla–Stockholmで営業開始のようである。これに先立ち、以下YouTubeでは、このSJ3000形の美しいイメージビデオがアップされている。

http://www.youtube.com/watch?v=0POIvkkNlM0

さて、この車両であるが、1等車1両、2等ビストロ車1両、2等車2両の4両固定編成である。車内は、壁面に北欧らしい木目、シートはグレーと落ち着いた雰囲気である。またビストロ車両のインテリアは、オスロに本拠地を置くHAREIDE DESIGN.が行った。

http://www.hareidedesign.com/product/sj-3000-bistro

デンマークのコペンハーゲンからも列車でマルメに行けるなど、近くなった印象があるスウェーデンだけに是非一度、この新しい車両に乗ってみたいものである。

参考サイト:SJ X55 / Wikipedia
http://nl.wikipedia.org/wiki/SJ_X55
タグ:Ep.VI SJ SJ3000
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コメント 5

深山苧環

こんにちは

たった4輌編成にもかかわらず,ビストロが連結されているというのが羨ましいですね.
民族・国民性の違いなのか?成熟した社会の余裕・ゆとりなのか?
私は青函連絡船以外,食堂車の経験がないのですが,車窓を流れ去っていく景色を眺めながら食事をするなんて,贅沢で心豊かな時間だと想像しています.

来月久しぶりに新幹線に乗る予定ですが,こんな時間は望むべくもないのかな~
by 深山苧環 (2012-07-30 08:29) 

Akira

深山苧環さん、こんばんは。

考えてみればICE-TDも4両編成でビストロ付きですね。まずドイツや北欧を含むヨーロッパでは、長距離優等列車には車内供食が不可欠であるということだと思います。4両と言うのは、たまたまキャパシティが4両だったということによるのではないかと思われます。

私達はせいぜい駅でお弁当を買って車内で食べるというのが贅沢な時間なのかも知れませんね。
by Akira (2012-07-30 20:55) 

Berliner

こんにちは。私もこの記事にコメント付けたのですが、どこかに行ってしまいました。別の視点から再度書き込みます。
スウェーデンは国土が広いのでレストランやビストロの車両の余地があるようですが、デンマークはICEの他はECでもレストラン、ビストロは繋がっていないことも多いようですね(全くないから?)。この前の私の「阿房列車」のときは、ICE-TDの代わりに一部EC用車両が臨時投入されていたのですが、スナックポイントという自動販売機コーナーがあるだけでした。
食堂車で食事をするのは確かに贅沢なんですが、逆に駅弁という文化はヨーロッパにはないのでそれが寂しい、と最近感じています。もちろんヨーロッパの鉄道には食堂車文化が残って欲しいですし、日本でも復活して欲しいところですが。
by Berliner (2012-07-30 23:48) 

Gut

シンプルでスタイリッシュな列車はさすが、北欧ですね。
インテリアに力を入れているのも北欧ならではのこだわりを感じます。
YouTubeの映像もずっと見ていられる心地よさですね。都心を走る通勤電車の中でに見たのでなおさらでした(笑)
by Gut (2012-07-31 07:09) 

Akira

こんにちは、コメントありがとうございます。

> Berlinerさん
デンマーク在住の友人によれば、車両で食事を取るということをあまり好まないそうです。駅で食事を取ったりするほうが良いそうで...。
同じ北欧でも嗜好が違うみたいですね。
代行車両を使った列車は、予備車などをあり合わせて組成されるので色々ですね。記されているSnackPointは、DB Regioの車両でしょうね。(赤地に白帯)それでも自販機があれば良かったのかも知れません。でもハンブルグ-コペンハーゲンなど長距離ではIC3よりICE-TDの方がBordBistroがあるだけ良いのかも知れません。
駅弁は日本的ですよね。あの1つの箱の中に広がる彩りは他国では中々真似の出来ない世界です。欧州で駅弁というのは全く考えられないです。日本の食堂車は札幌を結ぶ寝台特急だけの世界で、豪華すぎて、そういう特殊な世界ではなく、以前のような長距離優等列車の全てに何らかの供食設備が欲しいものです。

> Gutさん
あのインテリアは北欧ならではのゆったりとした落ち着きを感じるものです。憧れてしまいますね。
by Akira (2012-07-31 10:29) 

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