SSブログ

Pullman by ESU [欧州鉄道模型]

ニュルンベルクの国際玩具見本市も3日目です。日本に居ながらネットで情報を得ている私は、ようやく全体のハイライトなどが理解できつつあるのですが、事前の新製品情報以外のサプライズはいつもつきものなので、そういった中の1つを紹介したい。
メーカーは、ESUです。サウンドで定評のあるデコーダーメーカーであった同社は、その後コントローラやH0車両モデルをリリースし、独特なアイデアを持った機関車の登場で私たちを驚かせたのは少し前の事。そのESUが今年は「Pullman」というブランドで、Gゲージ(IImスケール)モデルを出品しています。 以下にYouTube動画が配信されています。

https://www.youtube.com/watch?x-yt-ts=1422503916&x-yt-cl=85027636&v=DFm0rclpx1w

メーターゲージのRhBのABe 4/4 IIをプロトタイプに選んだのは、中々と思いました。人気のRhB車両でかつ両運転台なので1形式のリリースでも取り敢えず運転してサマになります。
ESUらしく、LokSound XL 4.0を内蔵していて、室内照明、走行サウンドはもちろん、カーブきしみ音、パンタグラフの上昇下降など、ギミック満載のようです。デジタル信号は、LGBのMZS/Massoth、また、RailCom Plus/mfxに反応するようです。
他に貨車モデルもあります。また、ここには出ていませんが、ウワサではNOHAB MY形モデルもGゲージ(Iスケール)でリリースされるとか。

RhBモデルは以下アドレスにパンフレットもPDFファイルで用意されています。

http://www.rhb-grischun.ca/pdf/52940_Pullman_Prospekt_2015_DE_Auflage-1_eBook-1.pdf

ここに記されているウェブアドレスはアクセスを試みたのですが、残念ながら今のところは非公開のようです。(ID/Passを要求されました)

これは、Gゲージの主メーカーであるLGBやPIKOなどの牙城にESUが食い込むという構図に見えますが、私たちユーザーにとっては、選択肢が増える訳でお互いが切磋琢磨できる環境が整ったようにも感じます。PullmanのモデルがLGBのように屋外でも耐えられるように出来ているのかは未確認ですが、映像を見る限り出来は良く今後の展開が楽しみでもあります。

ニュルンベルクの玩具見本市では、思いもよらないサプライズがあるのが楽しみの1つですね。
nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 2

klaviermusik-koba

このRhaetischebahn面白そうですね。新しいメーカーだそうですが注目しておきたいです。
by klaviermusik-koba (2015-02-03 12:25) 

Akira

はい、このメーカーは元々デジタルデコーダーの開発と商品化を手がけていた部品専門メーカーで、メルクリンにも納入していました。あのメルクリンシステムズブランドでリリースした初代のMobile StationとCentral StationがこのESUで開発されたものです。その後、部品だけではなく、独自にコントローラや機関車もリリースし、とうとうGゲージにも進出してきたという感じでしょうか。LGBのように屋外運転に適しているのかどうかはわかりませんが、リリースされれば色々とわかってくると思います。
by Akira (2015-02-03 20:35) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0