2862 DB Bnb 719 (Demowagen) / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]
デモンストレーション列車セット(2862)最後のモデル、S-Bahn塗装のn-Wagen(Bnb 719)です。この車両もミントグリーンの近郊向けに塗装されたn-Wagenと同じ車両です。鮮やかなオレンジ色のツートンカラーはフレッシュな印象を持つ塗装色ですが、実際にこのn-Wagenにはこの塗装は施されなかったように記憶しています。この塗装は、電車の420形やライン・ルール地方で活躍しているS-Bahn用客車Bxf 796/ABx 791/Bx 794に施されました。またこの客車を牽引する141形、111形や旧DRの143形機関車にも例外的にOrientrotではなく、このオレンジ色ベースのS-Bahn塗装となっています。
車体番号と形式表記は、他の種別と同様にDBマークの右側にレイアウトされています。車体番号の「50 80 22-53 019-2」の実車は、1961年に「41 172」としてO&K社にて落成されました。また1992年5月22日からはBnb 779.3となっています。
この車両に限っては、実車と同じ2等車のため実在する形式となっています。
サボは、S-Bahn向け塗装色であることと色名が記されています。
UICラスターは、国内専用の140Km/hの最高速度許可が記されています。
REV表記は、1986年11月0日と表記され、他の車両同様です。
妻部の正面と斜めから見た画像です。
この塗装はS-Bahn専用色としてポップカラーの車両が徐々にこの塗装に変更されてゆきました。しかし、結局全ての車両がこの塗装に変更される前に現在のVerkehrsrotに変更されてしまいました。やはり民営化というのは仕事の速さでは変わるものだということに気づきました。
n-Wagenでは、この塗装色は実現されなかったと記憶していますが、以前はCity-Bahnという種別として、供食設備付きでポップカラーのオレンジ色に施されたn-Wagenがありました。(メルクリンH0とZでも製品化されました)この種別は、ミントグリーンになったようです。
[EDIT 2015-10-13]
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