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3147 DB 212 349-5 / Ep.IV [Maerklin-Lok]

これは、BR212(3147)である。このモデルは、以前御紹介した幾つかのモデルと同様に長期貸し出し機関車として我が家にやってきた一台である。元々はV100形という形式で、V60形と共にドイツ全国どこでも見ることが出来た凸形ディーゼル機関車である。実車は、BR211と外観はほぼ同じであるが、技術仕様が異なる。1963年から66年に掛けて総数380輛製造された。非常に多目的で汎用性に富んだ機関車として西ドイツ全土に配置された。亜幹線の運用が主であったが、旅客列車のみならず、貨物列車牽引にもあたった。旅客列車では一部、優等列車の牽引の任にもついたという。
モデルのボディは、樹脂製だが、台枠から下回りに掛けては金属製で、このような小型機関車にしては珍しく大型モーター(LFCM)を備えた機関車でもある。よって手で持ち上げると、小型の割にずっしりと重みを感じるモデルでもある。1980年から91年迄11年間の長きに渡ってリリースされて来た。塗装はEp.IV仕様のタルキスカラー(Ozeanblau/Elfenbein)である。
最近このモデルは、デジタル化はもちろん屋上に警戒灯が付くなどギミックも豊富。でも地道にSilberlinge客車を黙々と牽引して走るこのモデルには、日常の香りが漂う何とも言えない魅力があるのである。

参考サイト:BR212 / Lokomotiv-Online.de
http://www.lokomotive-online.de/Eingang/Dieselloks/BR212/br212.html


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コメント 2

kuma

V100は、あの台枠の逆三角のラインが何ともいえずチャーミングなのです。実用最優先の車種でありながら、ああいうデザインが施されているところが楽しいですね。

私も、模型としてもお気に入りの一台です。
by kuma (2007-05-07 02:36) 

Akira

ドイツの機関車を見ていると一様に思うのは、安心して見ていられる形態であるということです。確かにその多くはずんぐりとしていて無骨なデザインなのですが、大らかで飽きの来ないデザインでもあります。このV100も例外ではなく実に存在感を感じさせながらも機動性の高い機関車であるということも、視覚的に理解出来ますよね。
by Akira (2007-05-07 09:03) 

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