SSブログ

T66626 モーターギアボックス用グリス/TRIX [Maerklin-Zubehoer]

今日、届いたものの中に小型Cサインモーターに使われているギアボックス用のグリスが入っていたので、これを紹介したいと思う。これは、最近のメルクリンの新製品の多くに使われているSoftdrive Sinusモーター(SDSモーター)や、その前世代である小型Cサインモーター付きの機関車などのギアボックスに定期的にグリスアップするものである。メルクリンモデルの取扱説明書には、20時間の運転毎にグリスアップを行うよう記されており、そのグリスはTRIXのModellbahn Spezialfett(鉄道模型用スペシャルグリス)と書かれている。製品番号はTRIX 66626である。ここで何故メルクリンモデルがTRIX純正グリスを指定しているかというのは、小型Cサインモーターになってからは、3線式のメルクリンも2線式のTRIXも同じモーターや下回りを共通部品として使用することになったことが背景であろう。部品の共通化は自動車産業だけの話ではないのである。

実は7月に行われた群馬県庁でのドイツフェスティバルでは、「ケムリ」と「フルサウンド」で好評であった01形機関車が、とうとう一日約8時間を3日連続ほとんど休み無し状態で走り続けた。当時この専用グリスを持ち合わせていなかったために、取扱説明書に記されている20時間運転毎のギアボックスへのグリスアップを怠ってしまう結果となったのである。しかしどうして、私の01形は問題なくこの3日連続仕業にも耐え、今もしっかりとした走りを誇っているのである。とは言うものの、このグリスアップを忘れていた訳ではなく、早めに施そうと思っていたのも事実である。そして今日このグリスが届いたので、いの一番に早速グリスアップを行い、全体の埃を取ったり車輪の垢を拭いたりしてメンテナンスをしたのである。再びレールの上に載せ、CSでサウンドや動きをチェックすると、今迄通りの素晴らしい走りを楽しめたのである。
今迄のDCMモーターのブラシ交換も私はほとんどしたことはないし、特にメンテナンスフリーにする意味も私にとってはあまりないとも感じていたのだが、こうして20時間毎のグリスアップメンテナンスも他の部分のメンテと共に、たまには手を掛けてやるのがモデルに対する愛着も湧くことが改めて理解できた次第である。


タグ:TRIX
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 2

ナベ

ここで暴露してしまいますが、僕はゼロサンに2年間もグリス塗布なんてしませんでしたが全く問題なく走ってました(汗)でも塗ると効果絶大!!キュルキュル鳴っていたのがウソのように静かになりました。本物同様、定期検査は必要ですね☆
by ナベ (2007-09-26 18:57) 

Akira

ゼロサンは確かDCMモーターだったと思いますが、メルクリンの純正オイルで注油は私もしますが、グリス塗布は私もしていません。大丈夫かなぁ..ちょっと心配。
でもメンテナンスするのはモデルに対して愛着のわく最も良い手段だと思います。
by Akira (2007-09-26 19:55) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0