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84633 DB Märklin Magazin Jahreswagen 1994 / Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]

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Märklin-Magazin貨車モデルは、前にもこのブログで記したように、紙媒体と印刷というテーマを貨車モデルのコンセプトとして始めたためか1993年のモデル(無蓋車と配送自動車)は、事前予約したにも関わらず手に入れることができなかったのである。その年は諦め、翌年の94年のモデル(84633)が手元にあるので、それを紹介したい。

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1994年モデルは、貨車と2台の製本機?がセットになったものである。製本機は製本時に必要不可欠な機械で、貨車はそれの輸送車という想定である。裁断機は金属製で1台でも結構重量を感じる。もちろん貨車だけでなく、この製本機もMMブルーに塗られており、貨車との一体感を醸し出している。その製本機は樹脂製のパレットに積載されており、中々リアルである。

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貨車モデルは、例によってDB車籍のもので私有貨車の扱いではない。形式はTbis 870で、Ep.IV仕様である。車体中央寄りには、注意書き?であろうか、かなり小さな文字で文章が表記されているが、肉眼ではもちろんルーペを使っても判読が難しい。ただ、印刷はにじみもなく印刷されているのは、さすがメルクリンの印刷技術である。

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モデルは4633がベースで、台枠が金属製、ボデイ(妻面や桟、梁に当たる部分)は樹脂。扉、屋根などは鉄板である。ベースとなるモデル自体は古いのだが、結構凝った作りをしていて古き良きメルクリンモデルの香りが色濃く残るモデルの1つである。車重も結構ある。
扉と屋根には、ガンメタリックで塗装されているが、それ以外はMMブルーの美しい外観である。

製本機も複数添付されているので、可動式の屋根や扉と合わせて走らせて楽しむだけでなく、製本機の積み降ろしをレイアウト上のシチュエーションとして飾ることも可能な楽しいモデルと言えよう。
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コメント 2

N

製本機が積まれていたとは知りませんでした。メルクリンが、ファンを楽しませる術にはいろんなのがあるんですね。「またいつもの記念貨車か。」などと簡単に思いこまないことですね。(適当に流さないと、欲しいものが際限なく増えて困るという話もある。)
by N (2008-08-28 01:21) 

Akira

メルクリンモデルの面白さの1つに、そのウィットに富んだ面白さがあります。貨車の場合は、その積載貨物にバリエーションが出て来ますが、ファンタジーモデルであるMM貨車モデルについては、コンセプトがしっかりとしているので、ちょっとしたアイデアに頬が緩んでしまうこともあります。
ただ、仰るように全てを求めようとすると際限がないので、自ら線引きをしなければならないということが....。
by Akira (2008-08-28 09:00) 

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