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4415 DB Ichqrs 377 (Spielwaren Kurtz) / Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]

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今日は昨日からのゲリラ豪雨で東海地方から関東地方にかけての被害をニュースで見聞きするにつけ、被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げるしかない....。しかし私の居る群馬の西では、午前中から雨もなく、お昼頃からは太陽も顔を出すようなお天気だった...ただ、異常に湿度は感じられたが...。

実は昨日ようやく近くにある比較的高級指向のスーパーでドイツビール(Wahrsteiner)を見つけ1本だけ購入したのだが、まだ飲む気にはなれない....。(極度の貧乏性?)
と言う訳で、今日はビール貨車の紹介はせず、ここからもリンクをしていて、つい先日からブログを始めたHUHさんのRiG別館ブログでも紹介されたStuttgartの町中にある玩具店「Kurtz」の広告貨車モデルを紹介したい。
この貨車を見つけたのは、1986年の冬に初めてドイツを旅行した時のことである。Stuttgartでは、当時デザインの殿堂とされていたDesign Center Stuttgartや完成直後の近代美術館などを見学したりしたのだが、私の狙いはやはり玩具店/模型店巡りであった。その時の旅行は団体だったので、中々自分の思うように自由な時間は取れなかったので、中心市街地で見つけた最も大きな玩具店がここで紹介する「Kurtz」であった。ウエブサイトでは、1833年の創業とあるので175年の歴史がある老舗と言えよう。メルクリンが創業する25年前である。

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さて、このモデルは、鮮やかな山吹色に玩具店と一目で理解出来る赤と黒の木馬が並んだ絵柄が可愛いグラフィックである。子供の好みそうな色彩やモチーフでありながら、大人が見ても手にしたくなる落ち着きも持ち合わせているデザインは、中々優れているのではないかと思う。
店名を小さく記すところなど、広告貨車でありながら実に謙虚さも感じられる。それでいて店名の上には「Stuttgarts schoenstes Haus fuer Spiel und Freizeit」(Stuttgartの玩具扱いで最も美しいお店)と自信に溢れたキャッチコピーが書かれている。
店内に入った時のことは、残念ながらあまり記憶に残っていないが、メルクリンモデルは全体的に高めという印象であったことだけは憶えている。ただ、この貨車については、おそらくその店以外では手に入らないであろうし、絵柄が気に入ったこともあって購入したのである。また不思議なことに、Koll'sにはこのモデルの記載がない。「m」マーク入りなのでメルクリン純正モデルに間違いはないのだが...。

それにしても確かなことは、購入して20年以上経った今でも、このモデルの魅力は色褪せていないことである。

参考サイト:Spielwaren Kurtz
http://www.spielwaren-kurtz.de/

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コメント 2

N

ドイツでの玩具やさんめぐりは本当に楽しいですよね。店の奥に入っていくと、クリスマスツリーや積み木の奥にメルクリンが並んでいたり、大きな店だと、2階へ上がったら鉄道模型売り場だったり。時々、夢に出てくることがあります。日本でも、以前は老舗百貨店の本店クラスにはメルクリンがあったものでしたが、最近は、専門店以外ではとんと見なくなってしまって寂しいですね。
by N (2008-08-30 20:30) 

Akira

私もドイツへ行くと、必ず玩具店を探して店内探索をします。日本のそれと違うのは、やはり「夢」があるからかも知れませんね。最近ではもちろんN社やS社のゲームもありますが、基本的に伝統的な玩具があり、そこには大人でさえも夢中になる魔力みたいなものを感じます。それは、店舗の品揃えやレイアウトによるものもありますが...。
百貨店から鉄道模型が消えつつあるのは寂しいですが、デジタルなど専門性がより問われるようになると、難しい問題が出てくるのかも知れませんね。
by Akira (2008-08-30 21:03) 

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