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43919+43928 282mm DB UIC-X のPOPカラー / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

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昨日、久しぶりに届いたメルクリンモデルを紹介したい。上の画像は011形(3790)ばかり大写しで、客車がボケてしまっているので、タイトルとは関係なさげなものになっているが、6両のポップカラーのUIC-X客車(+Schuerzenwagen食堂車)である。

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届いたモデルは、2種類の客車(セット)である。セットの方は4両の282mmのUIC-X客車(Auem/ABuem/Buem/BDuem)とフルスケール(270mm)のSchürzenwagen(WR)/43919である。
また、単品の同じ282mmモデルのUIC-X(Büm)/43928である。全部で6両編成になる。
箱には、両方ともメルクリン150周年記念のロゴのシールが貼付してある。

思い起こせば昨年のエイプリルフールのこと。良く参考にしている「Der Modellbahnchecker」サイトにこのモデルが紹介されていて、ブログでも紹介。随分早いリリースと感心したのもつかの間、すっかりダマされてしまったのである。それから1年以上が経つ。(今現在は、メッセモデルのBR61と赤色塗装のTrumtriebwagenが最新モデルとして紹介されている)

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元々Popカラーは、それまでの1等青色、2等緑色、食堂車赤色という少し地味目な色合いから、1972年のミュンヘンオリンピックに合わせてDBが新しい車体色を試みたものであるが、客車についてはあくまで試験塗装という位置づけであったため、一部のD-Zugなどにこの塗装を施した客車が運用に就いた。しかし、試験というには結構な数でもあり、私も含めて当時を知っているものは、これが新しいDBの塗装になると思い込んでいた。メルクリンからも1972年の新製品に新たに開発された27cmのUIC-X客車が、まずこのポップカラー(4091-4094)で登場したのを憶えている。そして翌年には、時の新製品03形(3085)とのセット(3185)が73年のカタログでは告知されているが、Koll'sには記述されていないので、もしかしたらリリースされずに終わった幻のセットなのかもしれない。

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その後、再びポップカラーの客車モデルが登場したのは、2004年のこと。Buegelfaltenの110形と27cmのUIC-X(Auem/Buem/Duem)そしてSchuerzenwagen(WR)食堂車を組み合わせたセット(26512)である。しかし、これは全長スケールの大きく違う2つの車両が混成しているため、編成では少々違和感を感じてしまったモデルである。また、機関車も旧TRIXのモデルであったことも、樹脂ボディとモールドの甘さ、そして何よりオリジナルではない改造後の姿に残念さを感じたのである。

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今回、どの機関車に牽引させようか迷ったのであるが、このモデルに合わせたV300は手元にないので、V200.0とも考えたが、私のモデルはEp.IIIである。そうなるとPopカラーの客車を定期運用で牽引した記録の残る012形も悪くないと考えた。しかし私の012形(3310)は、動輪がイマイチなので、011形(3790)にした。中々似合う編成...と1人悦に浸ったひとときである。

新しい282mmのUIC-Xは、フルスケールのSchuerzenwagen食堂車との混成もバランスが良く、先日紹介したEp.IVのV220形や、001形の牽引も似合うであろう。また、ガスタービンのBR210牽引も中々渋い組み合わせである。
いずれにしても、ポップカラー好きのファンには是非お薦めのセット+増結モデルである。

[EDIT] 2009-05-18 16:05
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コメント 10

hioka

Akiraさん、こんばんは

No.26512は昔持っていましたが、諸事情で手放してしまいました。
今を思えば少しもったいないことをしてしまった感はあるのですが・・・

我が家にはメルクリンのフルスケールの客車は1両も無いのですが、こうやって眺めると出来も良く、少し食指が動いてしまいそうです。現時点ではDBしかなかったような気がするのが救いというかなんと言うか(w

でも、少しずつ模型に対する予算も回復傾向なので、以前紹介していたS-88など出来る範囲から遊んでみようかと思っています。

ではでは
by hioka (2009-05-18 11:19) 

Akira

こんにちは、hiokaさん。

282mm客車は、今のところDB関係が主(TRIXでFSのUIC-Xはあったけど)ですが、OeBBやSBB客車が出て来るのも時間の問題かもですね。私も早急にはそうなって欲しくはないですが...。

S88を使った自動運転は楽しいです。自動運転させながら、一緒に複数の列車が運転できますし...。
by Akira (2009-05-18 13:32) 

hioka

Akiraさん、こんにちは

私個人としては282mm客車を出しつつも、現行のショートスケールも続けて欲しいと言う気持ちがあります。デフォルメと言ってしまえばデフォルメですが、狭いレイアウトで走らせるにはあのサイズがとても・・・

往復運転する場所は作り上げたので、あとはデコーダー本体とセンサーレールを仕入れるだけになりそうです。コレはできれば近々に購入したいですね。
by hioka (2009-05-18 14:59) 

Akira

こんにちは、hiokaさん

27cmモデルは282mmモデルが出ていても当分リリースはされると思います。今年の新製品にUIC-XのInterRegio客車も廉価版として再発売が告知されましたし...。
26.4cmモデルは、当分282mmにならないかもですね。

S88の自動運転ではナニを走らせる?私もイベントでナニを自動運転させるかお悩み中。
by Akira (2009-05-18 15:05) 

深山苧環

こんにちは

私は現在のところSBBに絞って楽しんでいますが、子供の頃Mレールで遊んでいた頃の240mmの鉄板客車が十数両眠っています。
240mmと比較すると264mm・267mmでも十分に長く見え、R5を走らせても「これ以上長いのはいらないな~」と思っています。
しかし、一旦フルスケールの客車を手にしてしまったら…、その考えも一瞬にして変わってしまうでしょうね。
282mmのBLSやEUROFIMAが出たら、間違いなく飛びつきます。

自動運転か~ いいですね。私もやってみたいです。
でもその前に固定レイアウトを実現させなくては。
by 深山苧環 (2009-05-18 17:38) 

Akira

こんばんは、深山苧環さん。

私も長くM式レールで遊んでいたクチです。SBB縛りは賢明ですね。ドイツ好きの私は、メルクリンである以上282mmの魅力には勝てませんでした...特にTEE客車..。

来年以降は今迄のように怒濤の新製品はないとは思うのですが...スイスモデルも時間の問題かも知れませんね。

CS+S88を使った自動運転は固定レイアウトでなくても簡単に楽しめます。是非お試しあれ..。
by Akira (2009-05-18 21:04) 

seidoh

Akiraさん、こんばんは。

>スイスモデルも時間の問題かも知れませんね。

その話、個人的には悪い冗談(?)であってほしいですねぇ。EUROFIMAやEWⅣを全部お買い替え!なんて、想像しただけでゾッとします。
マア、今年の新製品でOeBBの264mm×5両セットが出ることだし、SBBも282mmは当分出ないと思い込みましょう。もっとも、IC2000あたりを出してくれれば即発注間違いなしですが。(^_^;)
by seidoh (2009-05-18 22:16) 

Akira

seidohさん、こんばんは。

私の記述を真に受けないように...。何も根拠のない話ですから...。
ただ、スイスはメルクリンにとって非常に良い輸出先ではあるようです。ですからスイスモデルは毎年数多く出ていますね。
来年は、今年延期になったRe10/10(Re6/6)ぐらいでいいですよね。
by Akira (2009-05-18 23:30) 

hioka

さて・・・何を走らせるということなのですが・・・

我が家の単線鉄道は駅と機回し線の有効長が短いのでBRAWAの4023専用になりつつあります。後はRe460+EW.IV×3両のペンデルツークの編成が走ったり・・・後者はシューが2つあるのでスイッチングレールを入れる場合は調整が面倒に思ったり(w

ただ・・・昨日発覚したとある事で新規導入計画が一旦白紙になりました。HRSさんにも予約した新製品の車両のみ余裕があれば引き取るので申し訳ないと謝った所です。

詳細は今日公表する予定です。
by hioka (2009-05-20 09:31) 

Akira

こんにちは、hiokaさん。

S88とCSを使った自動運転は、ブログでも紹介したレールの片側を絶縁させるのが最も安価で確実?な方法だと思います。左右レールを絶縁させなければならないので、加工したレールは専用になってしまいますが...。

メルクリンは趣味ですからあまりムリはしないよう...。
by Akira (2009-05-20 10:01) 

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