43919 DB ABüm 225 (Popfarbe) / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]
今回リリースされたポップカラーのセット同梱モデル5両のうち、2両は282mmで初めて製品化された形式である。よって今迄の2両のモデルのような27cmモデルとの比較が出来ない。ただ、今迄記事化した2両に従ってこのモデルのインプレをすることは可能であろう。
このモデルは1/2等合造区分室車(ABüm225)である。1/2等故か、Am203と同じオレンジ色である。上の画像からはわかりにくいかも知れないが、ちょうどDBマークの部分が1等と2等の分かれ目部分なので窓と窓との間隔がこの部分を境に左側が狭く、右側の1等部分が広い。また1等部分の窓上(オレンジ色の塗装の上塗り分け部分)に1等客室を示す黄色い帯が施されているのがわかる。
ポップカラーでは、1等座席車がオレンジで2等座席車が紺色であるが、合造客車では1等車のオレンジを全体に塗装している。当時のグラフィック担当者やその責任者の判断によるものであろうが、等級別塗装をしているならば、誤解を招くカラーリングであると言えなくもない。(これがポップカラーが試験塗装で終わった原因とは思えないが...)
DBマークの反転については、結局稀なケースとしてモデルのようなパターンもあることが理解できたが、まだABümの実車での確認は出来ていない。
上は車端(妻)部分の画像。27cmの同形モデルからは考えられない程のリアルさである。特に左側尾灯上のレタリングの印刷精度には目を見張るものがある。(その割にサボの印刷は今一歩の感があるが..)
いずれにしてもメルクリン初めてのUIC-X、ABüm225のポップカラー客車である。合造車故に長短両編成に重宝するモデルである。
2009-05-21 08:49
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