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46582 "5 Jahre Insider-Mitgliedschaft" [Maerklin-Guterwagen]

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このインサイダー貨車をお持ちの方も少なくないとは思うが、当ブログではまだ紹介していないので、今回はこのインサイダー5周年の会員向けモデル(46582)について触れてみたい。

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このモデルは、インサイダー会員になって5年間続けた時に購入の権利が出来るというもので、私自身は初年度会員だったので、1999年に手にしたが、その後もリリースが続いていて、いつまで生産されていたのかは未確認である。
ご覧になってすぐにわかる通り、このモデルは水準器を車体に載せたものである。水準器の側面には黒地に「Maerklin Insider」のマークが程よい大きさで印刷されている。
縦方向に目盛りがあるので、勾配がどの程度なのか、このモデルで大まかな計測が可能である。ということで実車の存在が無いファンタジーモデルであることには間違いないが、表記板には「DB」、「Stuttgart 6382」、「Neigungsmeßwagen」、特別貨車の「mマーク」が記されている。DBの表記から推測するとEp.IIIのようである。

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ファンタジーモデルとはいえ、台枠には表記がされている。そこにはメルクリン本社のあるGöppingen近くの「Bf Geislingen / Steige」と所属駅が記されている。ここは、蒸気機関車列車の時代、後補機をつけてGeislingen峠の上り下りをしたほどの急峻な路線である。この水準器貨車が配置されるに相応しいと言えようか。

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車端部には、デッキと手摺には可動式の手ブレーキがある。

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モデルを俯瞰した画像である。目盛りが見える。
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Shonan-Boy

Akiraさん、こんばんは。

タイトルの品番ですが、手元の箱を見ると「46 58 2」でなはないでしょうか。
わたしは、日本の「メルクリン・クラブ」<会員NO.094でした>に加入し、やはり1999年に入手しました。
例のデータベースを見ると、2010年も販売されているようです。
by Shonan-Boy (2010-05-09 01:02) 

Akira

おはようございます、Shonan-Boyさん。

製品番号はご指摘の通りです。早速修正いたしました。ありがとうございます。
このモデルはいつまでリリースされていた(る?)のかはわかりませんが、1994年以降に入会された方にも5年目で順次入手可能になったようです。(初年度は1993年会員)
by Akira (2010-05-09 09:56) 

東西急行

Akira様、東西急行です。前回は誠に御世話様で御座いました。
Maerklinは他以上に常連の方々への特典が厚いと存じますし、
此の度御紹介頂いた様なユーモアの効いた車種も多数有り驚き
の連続です。
by 東西急行 (2010-05-09 10:08) 

Akira

東西急行さん、おはようございます。

ヨーロッパは、既に何年も前から鉄道模型人口は飽和状態です。メッセに出掛けても毎年その賑わいは少しずつ小さくなっているように感じます。(そうは言っても鉄道模型人口のトップは相変わらずドイツでしょうが..)

そのため、業界はユーザー減少に歯止めをかけようと様々な模索をしています。クラブ組織は、その成功例の1つでしょうね。メルクリンH0の場合は、特に特殊なインフラを持っていますから、私も含めてファンは多いですし、逆に言えばそのファンを繋ぎ止めておかねばなりません。そして新たなユーザーも獲得したいでしょうし。

ただ、クラブはメーカーにとって広く浅くというより、狭く深くという世界ですから、そのあたりの手法は難しくなってきますね。
by Akira (2010-05-09 10:55) 

Bemo

Akira さん

 インサイダー会員ではありませんが、この製品は、何年か前に、表参道のお店で購入しました。

 日本での鉄道模型の普及の障害の1つに挙げられるのがスペースの確保ではないでしょうか(ドイツの住宅の方が余裕がある。日本では富山県が住宅が広いそうだ)?

 レールを接合するのが、不便だから、CSと連動して、レイアウトしたものを、接合、片づけしてくれるロボットが欲しいですね。


 
by Bemo (2010-05-09 12:44) 

Akira

こんにちは、Bemoさん。

日本ではH0ではなく、Nゲージの普及が住宅事情によるスペースの問題というのは、確かにあるでしょうが、それより大きいのは価格だと思います。確かに国産Nはメルクリンより遥かにリーズナブルです。
ただ、以外にメルクリンなど欧州型モデルの標準曲線がR=360mm(R1)というのを知られていないようで、日本型のH0(16番)は、それよりも大きいです。確かにNゲージよりも曲線が大きいのはその通りですが、意外に小さなスペースでも組めるのがメルクリンH0の特徴でもあります。私のようにそろそろ老眼の問題が出てくるとNでは堪えられないこともあって、H0にして良かったとしみじみ感じています。

しかし収納の問題があるので、それを解決する何かがあればより良いかも知れません。
by Akira (2010-05-09 13:14) 

P-ZUG

こんばんはAkiraさん

KATOのNの新幹線はR=315mmなので、メルクリンHOと大差無いと感じております。メルクリンは意外に場所を食わないのを皆さんに知って頂ければ
ユーザーが増えると思いますが

Akiraさん、お若いのに老眼ですか。体力向上のため1番ゲージもやられてはいかがでしょう。背筋と腹筋は確実に鍛えられますよ。
by P-ZUG (2010-05-11 20:40) 

Akira

こんばんは、P-ZUGさん。

Nゲージとの曲線比較は興味深いですね。ほぼ半分の大きさであるNの新幹線とメルクリンの新幹線の通過曲線半径が大差ないというのは...。で、場所を取らないH0は色々な意味でおトク感があります。

老眼は、40を過ぎたあたりから気がつき始めました。それから早7年、益々小さな文字が見えなくなってきています....。近眼だと遠視にならないなんて都市伝説以下の迷信ですね。(単にピントの合う距離が小さくなるだけのこと....)
by Akira (2010-05-11 22:19) 

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