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Insider-ClubNEWS 3/2010 + Märklin-TV Folge 7 (Deutsch) [Maerklin-Allgemein]

メルクリンのクラブサイトは、以前に比べ更新頻度が高くなりチェックを欠かせなくなってきた。それは前日報告したアンケートしかり、やや遅れ気味ではあるものの2週に1度のメルクリンTVの更新がなされているからである。更にはドイツ語版の他英語版ページも開設されているので尚のことである。

さて、気がついたら28日付けでインサイダークラブニュース(3/2010)が配信されていた。しかも独英版の両方である。ややもすると1ヶ月以上遅れて手元に届くインサイダー送付物が、ネット配信だと世界中どこでも同時に見る事が出来るのはありがたい。

[Insider-ClubNEWS 3/2010]
クラブニュースの目玉は、表紙にも画像が出ているクラブH0貨車である「ALAK」の緩急室付有蓋貨車(Ghs Oppeln形)であろう。Ep.IIIながら派手な黄色い車体が目を惹くモデルである。ZゲージモデルはDBのBT10形で、積載コンテナは3つの石炭用のTyp Eoskertである。
今年のクラブ貨車は、このクラブニュースで詳細な実車/モデル解説がされているので嬉しい。

両モデルとも次回のクラブ送付物に申込書が同封され受付〆切りが7月31日である。
恐ろしい?ことにH0では、別にこのクラブ貨車に合わせてドイツの鉄道経済発展貨車セット(48812)と称する2両の貨車モデル(GI Dresden形しかも英国-USゾーン仕様、BTh Offenbach形)と2台のトラックモデル(BTh積載コンテナ牽引車、ALAK牽引トラック)いずれもEp.IIIもクラブ会員向けに用意されている。

さすが、Schwabenの企業らしい心のこもった背中押し?セットである...。

広告モデルについても前回に引き続き少数ではあるが、H0/Z共掲載されている。他には、2月のメッセでもその開発途中の3D-CAD画面がプレゼンされていたが、その新しいCADソフトについての紹介記事。そしてMIST 72の次はBerlinのMIST 1の紹介である。彼らの集まりの目的は、やはりメルクリンを走らせたりおしゃべりしたりということらしい。この世界のファンはどこも同じ...と言えよう。

http://mist1.de/


[Märklin-TV Folge 7 (Deutsch)]
こちらも5/28付けで7回目のメルクリンTVが更新されていた。ドイツ語版のみで英語版はまだである。今回の内容は以下のとおり。

- ハンドワークの塗装工程
- MHI20周年記念と記念モデルBR01 118
- Landesgartenschau Villingen-Schweningen (ガーデンショー)

最近のメルクリンモデルは、中々凝った作りとなってきているが、それは車体や印刷が精細になっただけではなく、塗装のフィニッシュが明らかに細かくなってきていることが挙げられよう。例えば、以前はなかった貨車の台枠のコック類に実車同様の塗装がされていることなどでもわかる。それは明らかに機械によるものではなくハンドワークである。その工程についての取材映像が今回されている。以前同じような工程を別のビデオで見た事があるが、明らかに人数は増えているように見える。それは、モデルを見ていれば当然であろう。機関車1台1台に手作業で細かなタッチアップをする作業は根気のいる仕事であるが、これがメルクリンがこだわっている、しかも外せない作業であるとしている。メルクリンらしさの1つとして、今後も続けて欲しい工程である。

MHI20周年にリリースされる予定の01形については、先日当ブログでも紹介したが、既に量産先行試作機があり、それをゲッピンゲンのErlebnisweltで見る事ができるそうである。映像では、テンダー後部にある2つのタンクや正面煙室蓋など118号機だけに奢られた仕様のモデルである事が確認出来る。MHI担当者とのインタビューでは、数年先にはLGBのMHIモデルも計画していると言う。

最後に先頃開催されたBaden Württenberg州のガーデンショーで、メルクリンから2つのレイアウトを提供されていることが確認できた。1つは、前回のメルクリンTV記事でも記したが、屋外のLGBレイアウト。ここにLGBのRhB鰐の貨物列車やらSBB Cargo仕様の貨物列車、101形+DB客車などの走行シーンを堪能することが出来る。もう一つは、ガーデンショーの屋内展示室で「森林」についての研究展示の中でのジオラマシーンにH0モデルが使われている事である。木材運搬作業などをH0スケールで実際に動かしながら、その仕組みが理解出来る工夫がされている。

このガーデンショーは、以前私がPforzheimの大学に通っていたとき、その地で行われたので見に行ったことがあったが、単なる花と緑を展示するだけでなく、自然と共生するための取り組みを多角的に紹介し、その仕組みを体験しながら学習出来る良い機会になったことを憶えている。

大人も子供楽しめるので、もし近くに行く機会があればガーデンショーを訪ねてみるのは悪くないと思う。...今回、特にメルクリンファンなら尚更である。(以下ガーデンショーサイトアドレス)

http://www.lgs-vs2010.de/

なお、いつものように会員以外でもメルクリンTVのダイジェスト版映像は以下のサイトで見る事が出来る。

http://www.maerklin.de/de/service/erlebnis/clubs.html
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