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Die Märklin WebNews 134 (06/2010) [Maerklin-Allgemein]

今日から6月である。私の居る関東地方では鬱陶しい梅雨の季節なのだが、最近はからっとした晴天が多く、ジメジメ ムシムシはこれから...という感じである。
さて、月初と言えば、今や恒例のメルクリンからのWebNewsが届く日である。今朝もメールソフトを立ち上げると期待通りメルクリンからのメールが届いていた。

昨日のブログ記事で、既にインサイダーのニュース配信とメルクリンTVを紹介していたので、他に目新しいニュースなどほとんどないと思っていたが、どうしてどうして...今月はちょっと驚くニュースが到着していた。それは以下のアドレスである。

http://www.maerklinshop.de/index.php?cl=content&tpl=a1f4bffc05fa08be6.88888663

これは、メルクリンオンラインショップのページである。このページにはFlashの映像がはめ込まれてあり、メルクリンモデルの担当者による設計の解説がされている。特にドラフターを使った手描きの設計図面を前に、実車図面や写真など資料収集、そしてそこからモデル図面に落とし込んで行く過程の説明が興味深い。(実車の図面を描いていた立場からも...)
そして、驚くべきはメルクリンが150年余の歴史の中で作られた全ての図面が本社に保管されてる室内が映像で紹介されている。

さて、そこからである。この映像の下にリンクされているのは、3種のモデル(V200, BR50, BR01)の設計図面の販売ページである。ここに出ている既に4桁のアナログ機関車モデルは、今や企業秘密ではない古い設計図面であるが、寸法ではなく、製品哲学としてのメルクリンらしさの秘密がこの図面に記されていると思う訳である。そういう意味では非常に価値のある図面と言えるのかもしれない。


また、今月のカレンダーはBR45である。先月以前の画像については、カレンダー部分が消えて画像のみ配信されている。JPEGファイルなので、壁紙としてだけではなく色々な用途に利用できそうである。

http://www.maerklin.de/de/produkte/tools_downloads/multimedia/wallpaper/wallpaper.html
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N

いつも新しい情報をありがとうございます。
この図面はいいですね。壁に掛けて朝晩眺めていたいですね。正直、こんな凄いものだとは思っていませんでした。「科学的にデフォルメされた」という篠原先生の文章を思い出してしまいます。これだけ詰めてあるフォルムだからこそ年月に耐えて輝いているんですかね。今年のV200復刻が楽しみ。いっしょに図面が出たということは、ひょっとして01の復刻も楽しみにしてもいいのかな。あの前の手すりがU字型になったの。
by N (2010-06-02 19:10) 

Akira

こんばんは、Nさん。

私もこの図面の販売について、当初良いのかどうか自問自答していました。大げさに言えば、これが公になることでメルクリンが過去に目指していた製品哲学自体が公になる訳で、結果的に私達ユーザーやファンにとって利益になるのではないかと思います。今年のV200のレプリカとV200の図面を一緒に手にする事が出来る幸せはいかんともしがたいですね。既に旧モデルのV200をお持ちの方はもちろんでしょう。
01形のレプリカモデル...どうでしょう?でも期待できますね。
by Akira (2010-06-02 19:19) 

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