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48160 DB (Brit.-US-Zone) Grs Oppeln ”ALAK" / Ep.III | Insider-Jahreswagen 2010 [Maerklin-Guterwagen]

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第4四半期ともなると、毎年のようにリリースラッシュとなるのだが、インサイダー貨車についても同様で、今年のインサイダー貨車も手元に届いた。車体の黄色が眩しい今回のモデルは、DBのGrs Oppeln形緩急室付有蓋貨車がオリジナルである。それにALAK社のロゴが印刷されたモデルである。実車は、当時半鋼製とでも言おうか、車体の骨組みは金属製で溶接加工され、側面板などは木材を使用している。

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車体の広告主であるが、調べたところ存在はあったようであるが、会社は現存していないようでネット検索しても見つける事ができなかった。ただ、以下のような白黒実車画像もあり、車体色も黄色で正しいようである。(今年の2月にメッセで出品された試作モデルは車体が白色であった。)

http://www.eisenbahnstiftung.de/bg/?action=showpic&num=3&search=Oppeln

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さて、モデルについてであるが、さすがインサイダー向けである。インサイダー貨車である表記を除き、実車検証も正しく現在のメルクリンの姿勢を見る思いである。印刷についても今日的なレベルで掠れや滲みなどもなく、凹凸があるにも関わらず美しく再現されている。今年のモデルは、Grs Oppeln形でおそらく新金型モデルである。メルクリンがインサイダーに対する意気込みが感じられる一面と言えよう。

表記で興味深いのは、私の場合肉眼で見えずらくなっているのだが、DBの下にBrit-US-Zoneの文字が見える事。これは、1950年頃のDBは、まだドイツも4分割され、DBと言ってもイギリス/アメリカ統治時代を示すものである。

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緩急室側を正面から見てみる。黄色が若干ナマっぽい感じも受けるが、この当時の地味な色使いが主流の中でひときわ目立つ存在であったろうと思うのである。

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少し斜め下から見ると、車体左右上部の取手が見えるがこれは尾灯用ステーであろうか?最近のメルクリンモデルは、益々ディテールフルになっている印象を受ける部分である。

大変興味深いモデルであるのだが、インサイダー会員に1台だけ貰えるモデルだけに何台も揃えて走らせることが難しいのが問題点と言えようか。今後、Grs Oppeln形モデルが色々な形でリリースされて欲しいというのが私の正直な気持ちである。


参考サイト:Insider-Jahreswagen H0 2010. / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=48160&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
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