DB Kühlwagen "Löwensenf" / Ep.III

久しぶりにメルクリンの広告貨車モデルを販促商品として扱う販売サイトを見つけた。

http://www.loewensenf-senfladen.de/product_info.php/products_id/25/cPath/5/loewensenf-geschenkartikel/miniatur-waggon.html

これはデュッセルドルフに本拠地を置くカラシメーカーのDüsseldorfer Löwensenf GmbH社の貨車モデルである。説明文を読むと、1953年から1958年あたりに実際にこの輸送貨車が走っていたとのことで、メルクリンモデルは4415ベースの冷蔵貨車であるが、実際は同形なのかは不明である。しかし塗装は同じものであろう。

このモデルは、650両のみ生産されたモデルで、おそらくここに掲げた同社のサイトのみで通販出来るものと推察される。
私自身は、北ドイツのブレーメンに１年間の他は、南ドイツの滞在だったので、ルール地方のカラシブランドは知らないのだが、きっとご当地のソーセージに良く合うのであろう。

このサイトには、メルクリンモデルはこの１台だけのようだが、広告ミニカーなどもあり、ドイツの歴史ある様々な職種のメーカーでは、H0スケールモデルは最近販促アイテムの良い素材になっているようである。

タグ：Kuehlwagen Werbewagen

コメント 2

カラシのメーカーまで広告の貨車をもつというのは面白いですね。日本では貨車どころか，一般の広告としてもあまり見たことがありません。ミュンヘンでもFeuersenfという名前がオーバーな割には辛くないのがよく店頭にならんでいました。Loevensenfもオーバーといえばオーバーといえばいえますね。

by klaviermusik-koba (2011-07-16 17:15) 

kobaさん、おはようございます。

ヨーロッパの企業は、その多くが企業のアイデンティティを大切にするので、トラックはもとより様々なところで広告も含めてCIを全面に出していますね。私も学生になってからは南ドイツ住まいだったのでLoewensenfというメーカーは知らなかったのですが、メルクリンの広告貨車で知り得たということは、しっかりとその企業戦略の告知活動にハマってしまったという訳ですね。
by Akira (2011-07-18 08:52)