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43237 DB A4üe-38/52 / Ep.IIIb [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 区分室側

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▲ 廊下側

少しばかり1/100スケール近辺のモデルを紹介したが、再びフルスケール(1/87)モデルのSchürzenwagenを紹介したい。今回は、鉄青色の国内路線向けF-Zug用の1等区分室客車(A4üe-38/52)である。

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このモデルは、Rheingold-Set(43237)からの1両であるが、このセットは色々と実車との違いがあるので最初混乱してしまうが、敢えてReingold向けでないと思えば納得の行くモデルである。
台車は、Görlitz IIIである。

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違いの1つは、F9/10 "Rheingold"は1等専用列車であったので、このセットの1/2等合造客車や2等客車の存在がないはずである。一方、1等客車は数両必要であるが、残念ながらこのセットには1等は1両しかない。
一時期、”Rheingold-Expreß”としてEp.IIIaの3等級制時代に1/2/3等で走ったが、これは後に”Loreley-Expreß"に名称変更された。サボは、当時のイメージを忠実に、かつとても美しく印刷されている。

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車体番号は、「11 645 Ffm」である。この実車についての資料が手元にないため、その素性は今のところ不明である。

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▲ RICラスターは、東西欧州各国の入線許可のある多電源仕様である。

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▲ REV表記は、1957年1月8日

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このモデルの大きな特徴である車体中央の大きな「DB」マークは、その当時のF-Zug向けのもの。ただし、当時の"Rheingold"や"Lorelay-Expreß"は、車体中央に「DEUTSCHE BUNDESBAHN」の切り抜き文字が貼られているので、例えば"Rheinpfeil"などがこの車両で運用されたのかもしれない。

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車端部分を正面から見たもの。当時はゴム幌がなく、日本にもある蛇腹式である。
1/2等合造客車も近いうちに記事にしたい。

参考文献: Schürzen-Scnellzugwagen Teil I / KIRUBA Classic
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