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T23416 DB Büm 234 / Ep.IV(黒裾タルキスカラー) [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 洗面所/区分室側

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▲ 廊下側

全5種類あるTRIXブランドのUIC-X(黒裾タルキス色)最後の紹介となる2等区分室車である。いつも感じているのは、1編成のうち車両の種別の割合では2等車が最も多いのだが、単品モデルの場合残念ながら1車種1種のモデルのみのリリースであるから、もし2両以上同車種を組成させたい場合には、同じ車体番号のモデルを複数車両用意することになる。特に最近では号車札やサボ迄印刷されているため、同車種では尚更異なる仕様が欲しくなるのである。..かと言って最近流行の12両単品客車セットは、異なる車種が混在しているため、売れる車種が偏り販売する方は単品では売りにくかろう..。
やはり基本セット+単品増結車両というのが良いのかも知れない。

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車端部分のディテールである。このモデルは「32」号車である。

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サボは、このシリーズの基本編成の行程(Dortmund - Frankfurt - Stuttgart - Ulm - Oberstdorf)が記されている。折角なので、このルートをGoogle Mapで記してみる。


Größere Kartenansicht

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このモデルの車体番号表記は、「51 80 22-41 201-0」である。このモデルの実車は1964年8月26日にLHB社で落成。1996年に改造を受け、更に2000年12月29日には再改造され、EfW(EfW Eisenbahn tours GmbH)社に譲渡されている。InterRegio向けには改造されていない。

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▲ RICラスターには、最高速度140Km/h、航送許可、多電源の表記がされている。

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▲ REV表記は、1976年4月6日の表記である。

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▲ ステップの内側には銘版とおぼしき印刷があるが、流石に文字は印刷されていない。

ようやくTRIXの黒裾タルキスUIC-Xモデルを記し終えたが、ここで当時のこの走行ルートの牽引機を考えてみると、もしルール地方が非電化であれば、BR 220/221あたりがHagenぐらいまでの牽引にあたるのであろうか?そこからFrankfurt/M、Stuttgart、Ulm迄は、103.1形か、110形、112形あたりかも知れない。Umlからは、218形の出番であろう。これらのどれもがメルクリンからリリースされている。様々な機関車との組み合わせも楽しめる黒裾タルキス色のUIC-Xモデルでもあるのは嬉しい。


参考文献:"WAGEN" Das Archiv der Deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova Verlag
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