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43931 ABüm 225 / DB Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 洗面所/廊下側

TRIX H0の黒裾タルキス色UIC-Xモデルの紹介が終わったが、メルクリンモデルが1両だけ紹介せずに残っていたので、ここに紹介して今回同シリーズの〆の紹介としたい。

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車端部分のディテールであるが、印刷以外は同形モデルと変わる事はない。(色は若干実車に近い)

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その印刷のディテールのうち、最も興味深いのがこのモデルのサボである。メルクリンモデルはTRIXモデルとは異なるルートで、Dortmundから南ドイツへ南下するのだが、メルクリンモデルはライン左岸線を経由して、Mannheim、Karlsruhe、Offenburg、Konstanzへと至る、ほぼ直線で目的地に到達するルートである。ただ、このモデルはKurswagenであろうか、途中切り離され、違う目的地へと向かうのである。

そのサボの表記は以下の通り....。

Dortmund - Düsseldorf - Köln - Bonn - Mainz - Mannheim - Karlsruhe - Offenburg - Friedrichshafen

このルートのうち、青地で記したOffenburgからFriedrichshafen迄が他車と異なるルートである。


Größere Kartenansicht

上画像は、そのルートマップである。興味深いのは終点がFriedrichshafenということである。この車両の運用は、Offenburgで開放され別の列車に連結されるのだが、もしかしたら、そのこの車両の列車自体はFriedrichshafen止まりではなく、Friedrichshafenでこのモデルは開放されるものの、同じくDortmundから別ルートで到着したTRIXモデルの車両と連結を行い、Lindau、更にはオーストリアのBregenz、Innsbruckへと向かうのではないかと妄想?出来るのである。これが事実であるなら、OffenburgからInnsbrueckへと向かう列車のセットもあればと思う。それが出来なければ、この列車の編成表でもあれば、Friedrichshafenでの連結や開放シーンなど、モデルで仕立てて楽しめる気がするのである。

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このモデルの表記されている「51 80 31-40 514-6」の実車は、1968年にMANで落成、1993年12月21日に廃車されている。

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▲ RICラスターは、140Km/hの最高速度、航送許可、多電源仕様である。

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▲ REV表記は、1976年3月2日。

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▲ 妻部分斜めからの画像である。印象が良いので実車のイメージに近い

メルクリンの黒裾タルキスカラーのUIC-Xモデルの仕様は、TRIX H0モデル同様多彩な牽引機関車とのコンビネーションが楽しめよう。おそらくBR110かBR112形、もしかしたら103.1形が牽引してライン左岸線を走っていた可能性もあろう。Offenburgからは、144形か?また、非電化区間は218形牽引が似合いそうである。

サボの印刷を無視するならば、もちろん北ドイツあたりを想定して001形、003形、011形、012形などにこれらUIC-X客車の先頭に立たせるのはお似合いなのは言う迄もない。

参考文献:"WAGEN" Das Archiv der Deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova Verlag
参考サイト:Schnellzugwagen. / メルクリンドイツ
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=43931&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
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