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48511 Märklin Magazin Jahreswagen H0 2011 [Maerklin-Guterwagen]

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総合カタログと一緒に届いたMärklin Magazin-Wagen(以下MM-Wagen)について触れてみたい。
毎年MMブルーに塗装された貨車は、模型雑誌としての関連づけをされたモデルになっているので楽しみにしている。

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今年のモデルは、Ep.III仕様のGlt 23形 "Dresden"がベースとなっている。画像でもわかるように有蓋貨車にE10形前頭部の白黒写真を飾った1965年のMM誌創刊号の表紙を印刷したものである。以前あったような「紙」や「インク」、「印刷機」など雑誌を作る素材や工程をテーマにしたものではないが、車体に印刷された画像は、現在のメルクリンの印刷技術のレベルを象徴出来るものと言える。

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車体表記は、例年のモデルに習い、MBの文字と車体番号、そして私有貨車である(P)の文字が並ぶ。車体番号の下には、所属駅表記があるが、それはもちろん「Bf. Göppingen」である。

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車体側面右下には、MM-Wagenのシンボルとも言えるMM誌のロゴと今年「2011」の文字も印刷されている。

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モデルを斜めから見ると、この貨車モデルの大きな特徴である車体妻部の扉が見える。

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妻部分とそのアップである。左右に記された文字は同じものであるが、これは扉が開いた時に左右から見えるようにしたものと考えられる。(扉右側の上の表記は、屋根塗装の日付)
この表記は、目で確認出来る大きさであるが、印刷は相変わらず精細である。

ここに記されている表記は以下の通り..。

Achtung !
Wagen darf mit geöffneten Stirnwanddrehtüren nicht verschoben werden

警告!
車両は妻部扉を開いた状態で移動させてはならない。

確かにその通りである。つまり、この扉を開けるときは停止していて、かつ妻扉部分が連結していない状態である時のみということは容易に想像できる。扉を開ける時は、かなりの大物の積載と搬出を行う時だと思う。(例えば大型機械や自動車など?)

このモデルをレイアウトに置くときは、列車に組成させるのも良いが、留置させて積載シーンを再現するのも悪くないかも知れない。

参考サイト:
Märklin Magazin Jahreswagen H0 2011. / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=48511&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
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