MS2の新機能（V 1.68 〜）/ 登録機関車数の強化

当ブログでは、MS2のアップデートの度にその情報をお知らせしているのであるが、その内容については自身でも中々理解出来ないことが多く、結局自らテストをして確認するしかない．．．のであるが、最新のV 1.80の一つ前であるV 1.68のアップデートでは少なからずの機能追加があったようで、その大きな１つが、1つのMS2で今迄10台（＋機関車カード1台）の計11台の機関車登録機能が強化され合計40台迄可能になったということを知った。

MS2のコントロール画面下には機関車の登録の有無が表示されるが、その表示自体は変化なく11台分の機関車が呼び出せる画面である。では、12台目以降の登録はどうなっているのか試してみることにした。しかし、40台もの機関車を登録するのは中々大変なので、取りあえず今迄の11台を全て登録した。上の画像は、画面上の全登録済みのもので、11台目は「BR 01 147H」である。



そのまま、幾つかの機関車を登録し続けると、機関車登録は新しく登録された順にずれてゆくことになる。つまり、登録の古い順から画面上には消えてなくなるようである。



機関車が新しく登録されると、「Lokliste」なる画像が数秒間表示される。そこには、何台目の登録が完了したのかが記されている。（この時は、15台目）
とにかく、今迄の10+1台以上に登録が出来ることになったことは確認できた。



では、画面上から消えてしまった機関車を呼び出すのはどうすれば良いのか。これは、まずSHIFTと機関車レンチマークのボタンを同時押しする。そして「Neue Lok」を選択し、上画面にある「Aus Lokliste」を選択する。



「Aus Lokliste」では、登録された全ての機関車が表示されているので、ここから選択する。
すると、選択された機関車がコントロール画面に表示される。（このとき登録の最も古い機関車が画面から消える）



画面上に出ている機関車を、消去ではなく画面から消し、リスト入りさせる（コントロール画面に登録機関車の空きスペースを作る）ためには「Lok bearbeiten」から「Lok konfigulieren」そして上画面の「Lok freigeben」を選択する。

今迄MS2では、登録できる機関車数が最大11台で1台のGleisboxに接続出来る2つのMS2では合計で最大22台の機関車が登録可能であったが、V 1.68以降では1つのMS2で最大40台、２つのMS2では80台ではなく、40台の機関車が登録可能ということである。いずれにしてもMS2を持つファンには朗報である。以前、私自身CS1を持つ前に最大10台までの機関車登録しか出来なかったMS1を使っていた頃、11台目の機関車を運転したい時など、自動登録のmfx機関車が僅かしかなかったこともあって、新たな登録作業が煩わしく、また登録されている機関車を消去しなければならないなど、デジタル番号だけを打ち込めば良いシンプルなCentral Unit（6021）に戻したいと考えたほどである。

今回のMS2の登録台数機能の強化は、そのような心配はほぼなくなった．．．とみて良いのではないだろうか。

この機能強化以外については、まだ気づいていない機能もあるかも知れないので、ご存知の方は教えて頂ければ嬉しい。

[ご注意] ここに記す設定など操作については、すべて個人で行ったものです。これら操作を行う場合は各自の自己責任においておこなってください。

参考サイト：V1.64 im September 2011 High-Lights der MS2 / Reiners Modellbahn
http://www.stayathome.ch/Central_Station.htm#Neue_MS

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