43950 DB BD4üm-61 / Ep.III

再びUIC-Xモデルの続きにしたい。今回は２等/荷物室合造客車BD4üm-61（43950）である。28,2cmモデルになって初めてリリースされた形式の１つである。




荷物室側の車端部分である。



車体表記の印刷精度は掠れや滲みも無く精度は高い。車体番号の「95 161Esn」は1966年9月にOrenstein & Koppel社（O&K）によって製造された。既に廃車されたようであるが期日は不明。



サボは、UIC-X客車モデルの同シリーズと同様。



RICラスターは、航送を含めて欧州諸国乗り入れ許可のある４電源仕様である。



REV表記は、1964年4月2日である。



荷物室側の車端部貫通路正面である。２等客室側貫通路の両開き扉に対して荷物室側はシルバーリンゲ客車と同じシャッターである。このシャッターを開くと、扉の無い貫通路となる。

ちなみに、この半室荷物車と半室食堂車モデルのみは、メルクリン/TRIXモデル共車両番号が同番号で印刷されている。この単品シリーズのメルクリンモデルについては、2006年から現在迄リリースが続いており、スタートセットなどで同じモデルの増結などに対応することもできるし、この単品だけで組成させるのも良い。それほどこのUIC-X客車は、ドイツでは標準的な客車シリーズなのである。

以上で単品モデルのEp.III仕様のUIC-Xモデルの紹介は完結である。TRIXの半室食堂車及び半室荷物車モデルについては、手元にないため紹介できないが、仕様が全く同様なので割愛とする。

参考文献：参考文献：BD4üm-61 / "Wagen" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova Zeitschriftverlag GmbH München

参考サイト：Schnellzugwagen. / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=43950&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html

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