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37106 DB E10 1240 / Ep.IIIリリース? [Maerklin-Lok]

今年のメルクリンH0新製品のリリースは順調に推移しているようであるが、MHIモデルのE10.12形(37106/箱形F-Zug仕様)も市場に出回り始めているようである。以下モデル画像。

http://img443.imageshack.us/img443/4184/img9189x.jpg
http://img801.imageshack.us/img801/4936/img9193s.jpg

E10 1239 ~ 1244迄の6両在籍した実車のうち、モデルとして選ばれたのは1240号機である。画像を見る限り、モデルは細かな部分まで実車の印象を良く捉えた中々の出来であると思う。前面窓も実車同様に見えるよう彫刻されているなど芸が細かいのは嬉しい配慮である。
ドイツのファンフォーラムで唯一実車と異なると指摘されていたのは、モデルでは銀色の雨樋部分に黒色塗装を施しているところであろうか。ただ、これは全体の印象が引き締まって見えるので悪くはない。この黒色塗装が実車の1240号機であるかどうかは定かではないが、もし無い事が確認できれば、次のロットでは余分な工程なので省かれる事に期待したい。以下当時の実車(1242号機)画像。

http://www.bundesbahnzeit.de/bauartunterschiede/Baureihe%20112/jpg-Bilder/b01-E10%201242.jpg

現在このE10.12形のうち初号機(1239号機)である1両が当時のままの姿でレストアされ、動態保存機として企画列車などで運用されている。以下画像。

http://www.bahnbilder.de/bilder/br-110-e-10-225706.jpg

まだ客車モデルはリリースされていないようであるが、2007年にリリースされた同形客車シリーズの印象が良いので安心して待っていられる。この客車セットもリリースされれば、メルクリンから2種の62系列のF-Zug Rheingold/Rheinpfeilが組成出来、Bügelfaltenタイプと箱形の2つのE10.12に牽引された1962年当時の編成が再現出来る訳である。更には、Schürzenwagen食堂車モデルがあれば、美しい編成とはならないが予備車として在籍した当時に運用された時の姿も再現出来る。

番号は異なるが、保存機E10 1239号が数両の動態保存の62系列客車をF-Zug仕様に塗装され、美しい当時の姿で最近走行したのが以下の画像である。このような画像を見ると、そそられてしまう。

http://a7.sphotos.ak.fbcdn.net/hphotos-ak-prn1/532298_327345447326661_219783698082837_893069_279301288_n.jpg

もっとも、この編成にはレストアされた客車にドームカーはあるものの、瘤付き食堂車はなく、本来は存在しなかったF-Zug塗装のバー車があったり、食堂車代わりに28系列の戦前のRheingoldプルマン客車が組成されていたりと、今一歩の感はあるが...。是非現地で1度乗車してみたい。


参考サイト:Electric Locomotive. / メルクリンドイツサイト(英語)
http://www.maerklin.com/en/products/tools_downloads/product_database/details.html?lang=en&page=&perpage=10&level1=3945&level2=4035&artnr=37106&art_nr=37106&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.com%2Fen%2Fproducts%2Ftools_downloads%2Fproduct_database.html
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