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E10 1239 mit Rheingold in Köln [欧州鉄道]

今年はF-Zug "Rheingold"用に開発された62系列客車が登場し運用を開始して50周年記念で、メルクリンからもF-Zug塗装を纏ったE10.12やそれに合わせた62系列客車の当時の編成がMHI製品で市場に登場するのであるが、実車の方もE10.12機関車や62系列客車などがレストアされドイツでチャーター列車として走り始めている。昨日25日も、このF-Zug編成がケルン付近を走ったようである。YouTubeには早速その時の模様がアップされている。

http://www.youtube.com/watch?v=loYBnolqEYM&feature=em-subs_digest

この画像を見ると、狭窓のドームカーはもちろん、瘤付き食堂車もF-Zug塗装で登場し組成されているのは嬉しい。一方で、F-Zug塗装の存在がなかったバー車のARDumh105やD-Zug用1等車のAm203なども組成されているのは、車両調達の難しさ故であろうか。当時の丸屋根仕様の初期形AvmやApmが組成出来なかったのは止むなしであろう。車体横にウエブアドレスが記されているのは、チャーター列車広告のため致し方ないとも思う。

牽引機のE10.12形やドームカー、食堂車などRheingoldの中心を担った客車がここまで蘇れたこと自体が、これから先のドイツの鉄道史を語る上で貴重である。それら車両達が動態保存され、今後もドイツ各地で走るのであるから、ドイツの車両保存に対する懐の深さというものが伺い知れるのである。今後は、103形やTEEカラーの62系列客車群と共に末永く走り続けて欲しいものである。可能ならば丸屋根のAvmやApmもレストアを受けてこの編成に加わって欲しいと考える私以上に、きっとこの列車を保存している団体も感じていることであろうと思う。

参考サイト:Freundeskreis Eisenbahn Köln e. V.
http://rheingold-zug.com/
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Gut

なんて美しい列車なんでしょう。
まるで列車がタイムスリップして現代に現れたかのような、そんな気分になってしまいました。
途中の鐘の音がまたいいですね。わが家のレイアウトでもこの鐘の音を再現できないかと思ってます。
by Gut (2012-08-26 23:36) 

Akira

こんばんは、Gutさん。

タルキスカラーとはちょっと異なる品のあるツートンカラーの列車がこうして編成で見れるようになったのですから感動モノです。映像途中の鐘の音は、ヨーロッパらしさを引き立てていますよね。是非レイアウトでも再現してみてください。
by Akira (2012-08-26 23:46) 

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