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Märklin TV Folge 54 (Deutsch) [Maerklin-Allgemein]

メルクリンTVの54回(ドイツ語版)がアップされていた。以下で閲覧できる。

http://www.maerklin.de/de/service/veroeffentlichungen/maerklin-tv.html

今回のテーマは、以下の1つ。

- TAG DER OFFENEN TÜR 2012 GÖPPINGEN (2012年ゲッピンゲン工場開放)

である。

この催しも定着された感があり、毎回ドイツ内外から多くの訪問者が来る2年に1度のイベントである。(昨年はMODELLBAHN TREFF/IMAがあり、実質毎年開催されている催しでもある)

子供から大人迄楽しめる恒例行事であるが、今年はLöbsch社長インタビューの中で興味深い発言があった。それは昨年9月に発足したメルクリンの子会社「Märklin Engineering GmbH」についての紹介である。それによれば、この新会社は、メルクリン製品の更なる技術向上を目的として、学生を含めた外部技術者との協業を行うとのことである。

既にこの会社では、電気関係の学生の募集を行っている。(以下募集要項PDFファイル)

http://mediencms.maerklin.de/media.php/de/company/pdf/Werkstudent%20Elektronik.pdf

鉄道模型業界も少し前迄はデジタル技術を使ったギミックなどメルクリンのお家芸であったが、現在は、デジタルはドイツの鉄道模型では常識であり、技術の進歩も速い。そこで、新しいアイデアや技術を自社内だけで進めることは限界があると判断したであろうことは想像できる。

この新しい組織から、若いエンジニアの力を借りて私達を驚かせてくれるような新しい技術を発表されることに期待したい。

メルクリンTVの最後に、11/22〜25のIMA Kölnにメルクリンが出展するアナウンスもあったことも記しておく。
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総統

こんばんは

ドイツ鉄道に詳しいAkiraさんに質問なんですが
DBで車両デザイン、とりわけ電気機関車のデザインをやっていたので、もしや御存知かと思いおききしたいコトがありまして…

『電気関係』で思い出したのですが、

DBドイツ鉄道のAC15000の16 2/3Hzの電車線(架線)なンですが

一部の日本の在来線や以前の東海道新幹線のようなBTき電線なのか、

はたまた、現在の新幹線のようなATき電線なのか


まぁ、ATき電線だろうがBTき電線なのかもあるのですが
交流って、直流もそうですが、変電所ごとに『セクション』がありますよね

直流の場合は、+と-が決まってるので、セクションを通過するのに殆ど問題は無いですが(セクション直下でのパンタ上昇のままの停止は、パンタがセクションの架線同士を繋げてしまうのでアウトですが)、

交流の場合、常に+と-が交互になってしまうので、パンタグラフは基本的に機関車は1基しか上昇しないはずなんです

ICEシリーズでも、2や3やTは編成に1基
2編成はそれぞれ1基ずつ

1に関しては1編成に2基上昇してますが
両端の機関車同士で母線(特高圧ひき通し線)は通してないと思います

が、以下の映像を見ると、ジャーマンクロコが2基上昇で走ってます


http://www.youtube.com/watch?v=WuvJPB8XvPc&feature=list_related&playnext=1&list=SP547CE288218F9BFF


http://www.youtube.com/watch?v=LssBYyT3vfA





これ、どちらか1基が死んでいる状態(簡単に言えば、霜取りパンタみたいに)なら、交流であるDBの電車線を走るのは解りますが、2基上昇して走ってるとなると、パンタ同士母線で繋げてないンすかね?

それとも、交直セクションを通過するJRのEF81電機のように、交流区間に入っても、2基上昇のまま直流→交流セクションに入り、電気的には片方のパンタしか給電しておらず、次駅で停車スるまでは、2基のパンタを上げたまま

そして停車後に進行前の降下サセる

という方法をとっていますが、取り扱いはおいといて、電気的にはソレと似たようなものなンすかね?


現在走っている新幹線で、E5系以外は1編成2基上昇させて、母線で各パンタを電気的に繋げ、片方が電車線から離線シテも、もう片方が離線しなければ、アーク放電をしない、騒音対策と離線対策を行っている、その為にATき電線を採用しているのは、御存知かと思います


このクロコ、もし母線で繋げているとしたら、または両方のパンタが機器に電気を流している状態ならば…
BTき電線の場合、交交セクションを通過した瞬間、クロコの機器がショートして破壊するはずなんです

まぁ、単純に、DBが誘導障害を考慮シテないのなら、BTき電線もATき電線も無いので大丈夫なんでしょうけれど、
しかしいずれにしろ、変電所は必ず2か所以上はあるので、交交セクションは存在する…

昔のDBの電車なり電気機関車を見ると、パンタは2基上昇してますし(まぁ、昔はテレビなんか無かった時代でしたので、誘導障害なんて考えもしなかったでしょうけれど)

無線機もテレビもラヂオもある現在、誘導障害は考慮されてると思います


それとも、DBは交交セクションでも、日本の交直セクションのように、デッドセクションを長くとっているのでしょうか?

そういや、メルクリンからリリースサレた『マウス』の機関車も、模型の写真はパンタ1基上昇ですが、
ホンモノの写真を見ると、2基上がってあるンですよ(詳しくは、メルクリンのカタログを)

どうか、御教示願います


by 総統 (2012-10-11 00:32) 

Ikari

総統さん 注文2つ。
1)長すぎます。 質問はもう少し要領よく纏めて下さい。
2)質問の相手を間違えてませんか? 選んだ結果ですか? 結論:無理です。
by Ikari (2012-10-11 03:00) 

Akira

おはようございます、

> 総統さん、コメントをありがとうございます。

残念ながら、私の専業は造形のデザインですので、大学でも職場でもほとんど電気関係の知識は必要ではなかったです。よって、き電方式についての知識もありません。私よりもここをご覧になっている専門家もいらっしゃるかも知れませんので、詳しい解説を期待するか、他の専門サイトをご覧いただければと思います。

ただ、機関車によって、2つのパンタを同時に上げて走っている姿は見掛けることもあります。(特に戦前製)
E18形あたりは1つのパンタを上げてるようです。その違いには興味のあるところです。仰るとおり、ICE1は電車方式ではなく、基本的に機関車+客車+機関車という形なので前後の機関車のパンタグラフが上がっているのは問題ないと思われます。

交交セクションは、通常ドイツでは80~100Kmごととありますので、もし誘導障害対策を施しているとすれば、BTき電は考えにくいと思われます。(もちろん確証はありません)

> Ikariさん

ここは開かれた場としたいのですが、掲示板ではありません。他人への批判など建設的ではない書込みは歓迎しませんのでお控えください。
また、その判断は私がいたしますのでご了承ください。
by Akira (2012-10-11 09:18) 

総統

いえいえ、御回答、大変恐縮デスッ!

DBではATき電線の可能性が高いというだけで収穫でありますm(_ _)m

けっこう、メルクリンをはじめ、欧州型の電車なり電機は、やはり屋根上のパンタグラフが目立つ、しかも架線まで対応しているので、小生の周りの模型鉄ね間では、やはり2基上げるのか、ACなんだから1基じゃないのか、はたまた戦前の電機、DB博物館にも置いてあるライヒスアドラーに鉤十字がある有名な19型も、写真や絵を見ると、2基上げてるじゃないか!とか、色々議論中サレていたので、以前からかなり気になるトコロでありまシタ

TGVは、今でも交交セクション、BTらしく、あの速度でセクション標を目視で確認シテ、まあ、別に母線通して前後のパンタを上昇シテませんが、ノッチOFFにして通過シテいるみたいですね…たまげたなぁ
by 総統 (2012-10-12 02:37) 

Akira

おはようございます、総統さん。

なにぶん専門外ですので、怪しいとは思いますが、是非どこかでご確認頂ければと思います。

パンタ2基上げについては、その理由が私にもわかりませんが、もしかしたら交交セクションを通過しないことが分かっている区間でのみやっているのかも知れませんね。動かない場合は、2基上げている方が見栄えが良いというのもあるかも知れません。

SNCFの高速新線がBTなら、スピードがスピードなので運転は大変でしょうね。それとも何か対策が施されているのかな?
by Akira (2012-10-12 08:54) 

300B

こんにちは

パンタグラフを2個上げるか、それとも1つだけ上げるかの話ですが、以前ドイツの掲示板で話題になったのを見た事が有るのですが、その時の話ではパンタの擦り板が一枚型(戦前のモデルに多いですね)では2個、擦り板が二枚型(戦後のDB制式以降?)なら1つ上げる、だった様に思います。あくまでも掲示板での話題でしたのでどこまで本当かは判りませんが(^^)
by 300B (2012-10-12 10:19) 

Akira

300Bさん、こんにちは。

確かに、私も模型で戦前形電気機関車を走らせるとき、パンタを2つ上げてます。これは無意識に実車の写真を見て自分自身もそうしているのだと思いますが、セクション通過の問題を考えれば、理由を知りたいですね。
by Akira (2012-10-12 10:30) 

総統

300Bさま、はじめまして

やはり、例のパイプっぽい擦り板な戦前型パンタ搭載の電機は、2基上昇が多いですよね

離線の関係の可能性も、300Bさまのお話を見ると、否定出来ないものカモです

ジャーマンクロコにしろ、E18やE19も、このパンタ

まあ、模型の世界だから、好みやその時の気分で何基上げようと構わない話ではあるんですが、やっぱり、形式番号とかサボとかと違い、目立つ部品、しかも電車や電機では特徴的なものなので、以前から気にしておりまシタ

新幹線も、離線のアーク防止でE5系以外は2基上げてますが、空気抵抗防止と騒音防止で、時速320キロで走ろうとするE5系は、擦り板を追従性のより良いものを搭載シテ、1基のみ

やはり、その辺の兼ね合いが重要ポイントカモですね


Akiraさん

TGV,というより、SNCFは、もしかしたらBTどころか、フツーの交流電化かもです

新幹線は、ATき電方式になりましたが、結局、直流と同じ高い費用がかかったそうです

あと、N700系では、デジタルATCと連動シテ、交交セクションに突入する直前に、ノッチをオフにしているみたいであります

TGVがBTき電線なのも、費用の問題もあるでしょうし、新幹線のように常に最高速度を出す必要はなく、逆に新幹線は、速度を維持させる為に、ノッチをずっと入れて無ければならない事情でATき電線を採用…という理由もあるのかもしれません

なので、もしかしたら、ドイツもBT区間がもしかしたらありそうですし、位相セクションでぶっ壊れないのかな?と、やはり気になってしまいます

こンなくだらないお話で大変恐縮なンですが、こういうくだらないトコロにこだわるから、鉄の世界って面白いし深いンだろうなぁ…と、思います(笑)


こうなると、架線の張り方の考えが、新幹線と欧州じゃ逆とか、なンでイタリアは、フランスの会社によるシングルアームパンタの特許がとっくに終わった今でも、菱形パンタ使ってるんだ?

と、ドツボにハマって、結局模型でソレらを楽しむ…

話題はツキませんわ
by 総統 (2012-10-12 13:07) 

総統

スンマセン…

TGVで全く関連性の無い話があるンすが

欧州、とりわけフランスは労働組合が強いじゃないですか

で、運転士がバカンスを列車を運休させない為に、1年前から計画的に各運転士がバランスよく休暇をとるように、SNCFは調整シテいるようなんですが…

やはり、休暇が集中してしまう日もあるようで…
最終的には、(多分免許持ちの)本社のSNCF社員がTGVを運転スるようになってしまうようです(笑)
by 総統 (2012-10-12 13:14) 

Akira

総統さん、こんにちは。

鉄道模型が趣味の王様と言われる所以でしょうね。様々なアプローチから楽しめますから。特に欧州鉄道に関心があると、技術的背景の他に、歴史的やら、社会的な背景など我々日本と異なる部分を知ることが出来ます。その理解が大切でしょうし、そこに更なる興味が湧いて来たりします。結果的に模型で再現することで満足することになるんですが..。
by Akira (2012-10-12 14:09) 

Akira

こんにちは、hikariさん。

メルクリン本社工場開放訪問による現地からの情報をありがとうございます。my world "Thalys"は、確かに残念ですね。(メルクリンマガジン最新号の到着を待ちます)TGVの新金型製品は、おそらくまだ出来ていなかったのでしょう。

ICEの顔とTGVの関係というのはあるかも知れません。ICEが商売的に上手くゆけば、TGVなどのバリエーション展開というのは容易に想像がつきます。真相はわかりませんが、ICE2似の顔は、そういう理由もあったのかも知れませんね。
当初は、TGVもThalysもICEと同じ金型で製造するつもりだったと思います。ここからは想像ですが、TGVは何らかの問題があって新しい金型になったのでしょう。

Maerklin Engineeringの募集については、仰る通りだと思います。ドイツにあるインターンシップ制度とは若干異なるようですが、報酬も出るようですし学生もメリットのあることだとは思います。メルクリン側の思惑はわかりませんが、単なる労働力ということではないと思います。
by Akira (2012-10-13 09:28) 

Y.H

おはようございます。

電気システムのことで、TGVについてではありますが、ブルーバックス「TGVv.s新幹線」が手持ちにあったので…
現在はATき電方式と記述されておりました。かなり最近まで、直接だったようですが。セクションのことも少し書かれております。

どうしてもTGVが比較対象なので、ドイツなどについて知るには隔靴掻痒…と感じるとは思いますが、ご参考までに。

疑問が疑問を生む…スパイラルです…
by Y.H (2012-10-13 10:59) 

総統

Y・Hさん、ありがとうございます

ワタクシも今、その本を読んだ見たら、直接き電→BT(人家密集地など→ATに改良

と書いてありました


by 総統 (2012-10-13 12:22) 

総統

Akiraさん

『世界の高速鉄道』というちょっと古い本を引っ張り出したら

直流の話なので、交流とは電流量が違うので参考になるか?ですが


SNCFの電機は、駅出発時は2基上げる

速度が上がると1基降ろす

理由
低速で大電流を流すとトロリー線が局部的に過熱→断線のおそれ

だそうです

TGVもETR460も走行中に交直切り替えをパンタ上げ下げでやっているようなので、先に話したクロコも、こんな理由もあるカモです

なので、交交セクション通過時は、手前で走行中に1基下げるカモすね

実際にDBのセクション区間で見てみたいものです
youtubeで、ないかな?


by 総統 (2012-10-13 12:32) 

Akira

こんにちは、コメントをありがとうございます。

> Y.H.さん。
情報ありがとうございます。最近迄直接...というのは、何となく理解出来るような気もします。

> 総統さん。
SNCFでのパンタ2基上げの理由は、興味深いですよね。もしかしたらDBの戦前形機関車も同様の理由で2基上げているのかも知れません。と、すれば、総統さんの仰るようにセクション通過前に走行しながらパンタを下げるかも知れません。もしそうなら、以前103.1形であったパンタ上下するデジタルファンクションは、戦前形機関車にこそ装備して欲しい機能だと思います。
ちょっと、気になって来ました...。
by Akira (2012-10-13 14:10) 

Shin

Akiraさん、こんばんは。

先日話題になったmy worldのタリスですが、今月末には入線するので今から楽しみにしています。

hikariさんの情報では残念?な結果ですが、あくまで模型の世界なので、実物を見て納得したいと思います。
by Shin (2012-10-14 00:14) 

Akira

おはようございます、Shinさん。

my worldのThalys、今月末にはお手元に届くのですね。
届いたら、感想などお聞かせ頂ければ嬉しいです。
私の手元にあるICEも暫く走らせていないので、ちょっと走らせてみたくなってきました。片付けが簡単にできるのは、このセットの大きな魅力です。
by Akira (2012-10-14 08:49) 

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