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Wagen-Nr. Gruppe-62 (1.+2. Bauserie) / DB Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]

b6080.jpg

昨年の新製品であるF-Zug "Rheingold"が、ようやく全モデル出揃い、当ブログでも各車両を記事にすることが出来た。記事を作成しながら以前リリースされた同形客車との形式にまつわる相違を新たに発見したのは私にとって収穫で、同形客車(Gruppe-62)が1962年のデビュー時の1次車と63年に増備された2次車、そして1次車の車両番号変更へと繋がっているのは興味深いところである。

Wg-Nr-Gr62EpIII-500.jpg
▲ 画像をクリックすると拡大されます。

そこで、実車とモデルの関連も含めて纏めてみたのが上画像である。赤文字で記したのは全長28,2cmのメルクリンモデル、そして緑文字がTRIX H0モデルである。
この表からは、1962年当時の推定車両増備計画数も読めるところが興味深いのであるが、実際は計画以上の増備が図られたのであろう。1963年以降は、ご存知の通りF-ZugのTEE列車化と客車化で増備も更に進んでいるのは周知の通りである。
メルクリン/TRIX H0モデルが今後も様々な仕様でバリエーションがリリースされると思うが、それらを纏めるのも面白いと思う。

参考文献:"WAGEN" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova

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コメント 2

BOAC VC10

お早うございます。冷えますね。久々のコメントですみません。
最近のメルクリンは機関車のモーター・デコーダー・ファンクションの更新サイクルが早いのと、
onetimeが多いため、同じ形式・塗装の番号違いが続々出てきて悩ましいところです。
客車もセット物で、機関車に合わせて再登場のパターンが多いため、コンプリートもなかなか辛いですが、
番号の重複は大丈夫なのかな・・・と思っていたところでした
ドームカーがRheingoldロゴ入りの狭窓である62年製造組の番号を選んでいるのが解るとともに、
食堂車は以前ののE10.12Bügelfaltenの時にMaerklin・TRIXで62年製造組の番号を使い切ってしまったため、
短命であったE10.12Kastenと組み合わせるために102号車が重複せざるを得なかったというのが伺えます。
by BOAC VC10 (2013-02-16 09:14) 

Akira

こんにちは、BOAC VC10さん。

お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
機関車の駆動制御部分のサイクルの早さは仰る通りですね。しかし、デコーダーの技術革新は早いので、アナログ時代や初期デジタルのような訳には行かないですね。他社との競争もありますし。のんびり構えているとついて行けなくなりそうです。

62系列客車は、中々良く実車研究もされているというのが私の印象です。どうも以前の同形客車をリリースしたのは、各車種1両づつ(メル/トリで各2両)と、編成の考慮が足りず熟考していなかったのでは?と思える節も感じたのですが、それも含めて今回のセットは、実車編成を考え、しかも先に発売されたモデルと重複しない配慮があったのは評価しています。食堂車が重複してもTRIXモデルと重複というのも納得のゆくところです。

こうなると広窓のドームカーリリースも時間の問題だとは思いますが、今年の新製品モデルのドームカーが狭窓仕様というのは、ちょっとひっかかります。
by Akira (2013-02-16 16:14) 

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