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2866 DRG Sm Augsburg mit Junkers F13 / Ep.II [Maerklin-Guterwagen]

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先日、遅まきながら宮崎駿監督の最後の長編映画となった「風立ちぬ」を観た。このブログでは、敢えてこの映画の感想などは述べるつもりはないが、心に残る彼らしい作品だと感じた。この映画の中で、堀越二郎は、会社の同僚や軍関係者とドイツに出張し、DessauのJunkers工場格納庫で、あの巨大機G 38との対面をする。しかし、目的の同機よりも彼の目に止まったのは、同社の小型機F13であった。宮崎氏が仕立てたファンタジーであるのか、実際にその通りであったのかはわからないが、メルクリンモデルにもあるJunkers社の名機の1つでLufthansaでも旅客機として使われたF13が、この映画で登場するとは思わなかったので、嬉しくなってしまった。

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そんなキッカケもあって、かなり古いモデルだがメルクリンがMHIモデルを発表した最初の1990年にリリースしたモデル「Der Junkers Transport-Zug」セット(2866)の中から実際にF13を運んだ貨車を紹介したいと思う。上画像は、このMHIモデルのパンフレット。(当時は、1つのモデルに1つのパンフレットが作成されていた)

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▲ F13の組立キット Roskopf社製のOEM

このセットについては、PwMサイトの「Junkers-Wagen」で解説済みなのですが、サーバー異常により画像が散逸してしまい、改めて撮影した画像を今回はここに掲載して簡単に説明を付記します。

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Junkers F13の機体を積載した無蓋貨車Sm Augsburg形である。車体番号は「80 001」。機体は、D 569 "ALBATROS"。 

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車端部分のディテール。印刷は、1990年当時の標準的レベル。細かな表記は見えない。

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妻部分のディテール。「20」と車体番号「Augsburg 80 001」が印刷されている。

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主翼積載無蓋貨車Sm Augsburg形。車体番号は「80 214」。積載されているF13主翼は、D 569 "ALBATROS"。

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「80 214」の妻部分のディテール。「20」と車体番号が印刷されている。この「20」の表記は、積載重量制限20tの意味である。

この2866セットは、他にDRG 80形機関車(2666はデジタル)、Gr 20形、G 10形、メルセデスベンツトラックが同梱されている。

[EDIT] 2022-10-04
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