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[Vinyl 082] Black Celebration | DEPECHE MODE [Vinyl]

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DEPECHE MODEの5枚目のアルバム「Black Celebration」です。1986年のリリースなので私が日本での大学を卒業し、就職してすぐの頃か。

彼らの楽曲は1枚目のSpeak & SpellでVince Clarkeのポップなシンセ中心の曲調から2枚目以降は作曲がMartin L. Goreに変わり、より重厚で深みのある楽興に変わりゆく中で、DEPECHE MODEとしてのアイデンティティも2枚目から徐々に変化がありました。このアルバムは西ベルリンのハンザ・スタジオでの収録ですから、彼らは東西ドイツの分断と緊張感の中での影響が彼らのサウンドにも影響している..と私はかねてから思っています。

特にこのアルバムは、それ以降のDMの方向性に指針が出来たのではと思える音作りになっているような気がしています。特にDMのボーカルがDavid Gahnにも関わらず、作曲者であるMartin自ら歌うバラード調のA Question of Lustが秀逸でこの曲にハマっていた時期がありました。
とにかく未だに古さを微塵も感じさせない名盤の1枚ではないかと個人的に感じる1枚です。
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さて、このアルバムがリリースされ、彼らは欧州ライヴツアーを敢行したようですが、日本も(おそらく米国と一緒に)ワールドワイドに追加的なツアーを催したと思われます。
もちろん、当時DMフリークでもあった私も電話攻勢でチケットをゲットし、東京公演を観に行きました。初めて彼らのライヴを観た原宿のピテカントロプスとは、ファンの多さは圧倒的に違います。既に彼らはヒットを飛ばし世界中のファンを獲得していたからです。画像はその時会場で買ったツアーパンフレットです。

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これを見ると、ツアーの開催地が記してありますが、本拠地イギリスより圧倒的に西ドイツが多いことに気づきます。彼らのレコーディングを西ベルリンで行なっていることもあるでしょうが、ドイツ人の感性に合致していたこともあるかも知れません。ここには勿論欧州以外の開催地は記されていません。日本の3つの公演は彼らにとってオマケのようなものかも知れないですね。

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日本では3場所公演で最終日はNHKホールです。規模的にも場所的にもちょうど良かったのかも知れません。でも、チケット取るのが結構大変だった記憶もあります。

Discogs: Depeche Mode ‎– Black Celebration
タグ:Depeche Mode MUTE
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