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4078 DB ARüm-65 (ARümh 217) / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

ドームカー、バー車に続いて今回は、1等/食堂合造車を紹介したい。今回も24cm鉄板客車である。このモデルはプレミアムスタートセットの29855に同梱されていた27cm樹脂製モデルと同一形式である。..が、29855の方はWRümh132に色と印刷を変えただけなのに対し、こちらはちゃんとそのために作られたモデルである。

実車について、まず特徴的な大胆な2色塗り分けが目を引く。この大胆な塗装から美しい色の組み合わせのインコに習って"Kakadu"という愛称で親しまれている。このモデルは1等車と食堂車なので青/赤塗装だが、2等/食堂合造車では緑/赤塗装であり、これも"Kakadu"と呼ばれている。1等車も車内は向い合せのボックスシートにテーブルが付いているので、実際は食堂車としても利用されていた。(1等車のシートサービスはもちろんあっただろう)
主に編成の短いF-Zugに組成されることで、重宝された。この塗装の終焉により、TEE塗装に変更され、IC/ECにも運用されていた。現在は、1両がレストアを受けデビュー当時のオリジナル塗装で動態保存されている。昨日書いたバー車と組んで現在は臨時や団体のTEE列車などに使われている。

さて、モデルであるが、これは実に興味深いのである。このモデルがリリースされた年は1968年。ちょうどDBがUIC表記(コンピュータ番号)に変った年である。そのためか、このモデルは、コンピュータ番号が印刷されているのだが、その下には、なんと旧番号(ARüm-65)の形式が表記されている。本来なら、コンピュータ番号化と同時にこの形式もARuem217という新形式に表記されているはずなのだが....。残念なのは、室内装備がないこと。また、折角だからこの型を使ってTEE塗装バージョンもリリースして欲しかったと思う。

私は渋谷のお店で買ってもらった記憶がある。これも、鉄板客車で組成する時違和感を感じたモデルの1つであった。と言うのは、塗装は青/赤なので、D-Zug用客車と組ませたいが、窓が開閉不可能なTEE客車のタイプである。スカートも付いている。つまり形がTEE客車、塗装がD-Zugなのである。しかし、情報の皆無であった当時は、それでも色を優先させて組成させて遊んでいた。
モデルのリリースは、1975年迄の8年間であるが、意外に中々見かけない。どこに隠してあるのだろう?

今日も木曜日で遅く更新したが、明日から月末まで家に中々戻れないので日々更新出来るか心配である。努力はするが出来なかったら残念....。


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