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4169 WGm (P) / Reisebuero Mittelthurgau Ep.IV (2) [Maerklin-Reisezugwagen]

おや、昨日と同じモデル...ではない。これは4999ではなく、4169である。つまりデジタルギミックなどなにもないモデルである。実はこのモデル、私が日本での大学時代に初めて欧州旅行をした1985年に購入したものである。当時からドームカー大好きであった私は、鉄道ファン誌(何号だったかは失念)のカラーグラビアに、このMittelthurgau旅行社仕様のドームカーが5輛繋がって走っている画像を見て、その姿が忘れられずドイツへ行った時に3輛もいっぺんに購入してしまったと言う訳である。このモデルは、単なる客車なので4999ほど高価ではなく、かつ初めてのドイツで通貨価値も曖昧になっていたか、はたまたドイツの模型店の品物の豊富さに嬉しさのあまり財布の紐が弛んでいたせいか...または、その両方か?(当時は渋谷のお店ぐらいしか知らなかったのである)

同行した学友には、3輛も同じ客車を買うなんて...と呆れられたが、あのグラビア写真が頭から離れていなかったので躊躇なく購入したというわけである。その時一緒に012形と120.0形機関車も購入したと思う。

Koll'sでは、このモデルは1984年のみのリリースとなっているので、意外とレアだったりするのかも知れないが、価格的には2005年時点でEUR 25,-となっている。他の客車モデルと変りないように思う。(それにしても発売1年後に、販売店にこれだけ在庫があるのだから売れなかったのかも知れない...)

そんな訳で、実車のドームカーは狭窓3輛と広窓2輛しか存在しないのにも関わらず、27センチのドームカーは現在ではRheingold '68セットの狭窓1輛と、このMittelthurgau仕様の広窓4輛、さらに24センチの鉄板ドームカー1輛が我が家におり....そして今年の新製品ではメルクリン/TRIXから282mmの狭窓ドームカーF-ZugとTEE色で合計4輛リリースされる。そしてもちろん注文してしまった私はドームカーばかりの在籍となる。

そんな訳で、そろそろ今回紹介したこの3輛の非デジタルモデルをどなたかに適価(又は流行り?の物々交換)で譲りたいと思う。ちょっと走らせているので屋根に傷があるものもあり、決して新品同様というわけではないが、室内照明と集電シュー、2輛にはフィギュアを若干載せている。尾灯には赤色を差し、カプラーもKKKに交換した。御希望の方は私にメールを送って欲しい。


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BOAC VC10

鉄道ファンの83年6月号は、
実家の改築で処分した後に古本を買い直しました。

翌年84年の夏に始めての海外でスイスに連れて行ってもらった時、
グリンデルワルトからツェルマットまで移動する際に、
BLSのインターラーケンからブリーク方面の列車に乗り換えようと、
シュヴィーツの駅に着く直前にすれ違った、
ブリーク方面に出発した列車の最後部に、
Mittelthurgauのドームカーが連結されていました。
乗る予定の先行列車だったので、
乗れたかもしれない機会を逃してしまったのですが、
次の列車でレッチェベルク峠を越えた先のブリークの駅で、
ホームに止まっているドームカーの写真を撮ることができました。
ドーム部分の前にまだ小学生だった自分が立っている写真が残ってます。

同じ鉄道ファンには、
4999の所でお話の出たガラス電車の紹介記事も載っています。
晩年はガラス窓は固定で送風機で換気していたようですが、
ガラス電車のツアーは朝夕に移動で、
昼間は乗客は降りて観光というのが多かったそうです。
ただし昼間の待機中は、日陰を求めて駅構内を移動する・・・だったようです。
(屋根肩部分のガラスはカーテンを引いているみたいです。)

追伸:3日オフ会、社内旅行の帰りで遅れて参加になりそうです。
(HUHさんからメールいただいてたのですが、
私物のPCが実家にあって連絡できてません。すみません。)
by BOAC VC10 (2007-02-23 13:05) 

Akira

ありがとうございます。83年の鉄道ファンでしたか。リリースが84年ですからつじつまも合いますね。私がミュンヘン中央駅でこのドームカーの実車を初めて見た時も、このMittelthurgau仕様でした。これは私がDB Design Centerで実習をしている時で、ちょうど実習先から自宅へ戻る夕方でした。(通勤時に毎日Muenchen中央駅構内を抜けると言う今にして見れば、夢の様な4ヶ月間でした)
間近で見たので、その威容に感激したものです。いたずら心を出してドアノブを回したら、しっかり鍵が掛かっていました。(^^;

ガラス電車も、毎日の朝の通勤時に決まった番線で時折見かけるブルーのガラス張り電車が気になっていて、ある時駅構内の旅行センターでガラス電車の旅行案内を発見。早速申込んだのですが、先に記したような不運で乗車は結局叶いませんでした。確かチャーターも出来たようで、ある時いつものブルーのガラス電車の車体に花飾りを付けた時があり、結婚式の披露パーティ代わりにこの電車を使うのだと気付きました。何とも羨ましかったのを憶えています。

まだまだタルキス色のD-Zugや103.1形がごく普通に走っていた頃の良き時代?でした。

オフ会参加については、おそらくHUH氏もこのブログを見ているでしょうが、私からもその旨メールしておきます。お気になさらず..。
by Akira (2007-02-23 13:44) 

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