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4999 Reisebüro Mittelthurgau WGm (P) / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

IMG_5381b.jpg

このモデル(4999)は、メルクリンデジタルの歴史には欠かせない1台であると思う。私がはじめてこのモデルを目にした時の衝撃は忘れられない。...と、言うのもこのモデルは、メルクリンが初めてデジタルのギミックを具体化したモデルであるからである。それまでは、デジタルの利点は、一本の線路上に複数のデジタル機関車を個別制御出来るというものであった。しかし、これは客車。動力もない。デジタル技術を使って車内の照明やテーブルランプのon/offや展望室の給仕が前後に移動し、その最後にくるっと廻るのである。この動きが個別に制御可能で、当時としては鉄道模型のデジタル技術の新しい世界が見えて来たのを憶えている。そして、まだ、非常に高価であったデジタル機器を購入する前から、生産完了前にゲットしなければと思い、やはり高価であったこのモデルの購入に踏切ったのである。確かその時は、私はドイツのブレーメンでホームステイ中の住宅地の一角に小さな模型店のショーケースにモデルを見つけた1988年のこと。

4999 ファンクション動画

その後、数々のデジタルギミックを持ったモデルが出現したのであるが、機関車を除けば、このモデルは私にとって最もインパクトの強いモデルであったと思う。

IMG_5391b.jpg

さて、このモデルの実車は、DBでTEEとして使われて来たADmが、最高速度の引き上げにより、食堂車WRümh131と共に運用から外され、その後IAOの"Apfelpfeil"のWGmとして塗装を変更し、団体列車向けに運用された。そしてそこからスイスの旅行会社Reisebüro Mittelthurgau社に再び売却され、塗装もTEE塗装に大きく社名が描かれた塗装に衣替えし、やはり団体向け列車として運用についた。その時の仕様がこのモデルである。よって形式はADmではなくWGmであり、私有客車の(P)が形式に付けられている。

IMG_5392b.jpg

その後は、北欧に渡り観光向けに運用されたりしたが、ようやくそのうちの数両が母国に戻ってレストアを受け、元のTEEカラーに戻ったのである。現在そのレストアが終わり、ノスタルジーTEE列車として、運用に付き始めたところである。私も一度このドームカーをミュンヘン中央駅で偶然見かけたことがあるが、その時は興奮したものである。

是非レストアしたドームカーでライン河畔を乗ってみたいものである。

参考サイト:Reisebuero Mittelthurgau
http://www.mittelthurgau.ch/


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460

こんばんは。
Akiraさんも4999をお持ちでしたか!!
私もこの客車は大好きで、今でもギミックを動かしては楽しんでます。
じつは買い逃してしまいカタログから消えてから欲しくなったのですが
既に遅し・・・当時はネットオークションも無く諦めていました。
確か1990年頃でしょか、当時東京に出張の楽しみの一つにメルクリンを
取り扱っているお店巡りをしていました。
有名なお店には既に無く諦めていた時、日本橋三越の鉄道模型売り場で
4999を発見!! なんと売れ残り状態でした。
言うまでも無く即GET、帰りの新幹線で回りの目も気にせず
車両をだして眺めていました。
出張疲れも忘れ、家に帰るとすぐにトランスに電源を入れてました(笑)
勿論その後に出た4998も買ってしまいました。
by 460 (2007-02-20 21:25) 

Akira

さすが、460さんですね。日本橋三越には当時メルクリンを扱っていたのですね。4998は、私は買えませんでした。私がこの4999を購入した時は、まだドイツに留学して間もない頃で、Bremenのドイツ語学校に通っていた頃でした。そこで寮生活からホームステイに切換え、通学途上にあった小さな模型屋さんのショーウインドウにこのモデルが鎮座していて、「これは早くゲットしないと無くなる...」と思い、デジタルも持っていないのに、買ってしまいました。デジタル機器を購入したのは、その後数年してからでしたが、このモデルのギミック見たさにデジタル化を決意したものでした。
その後System化で、一部にMotrola Iのファンクションデコーダーは機能しないという噂があったものの、CSで試したところ、見事に機能しました。(^_^)/
先程、Koll'sの2005年版でこのモデルの価格を見ましたが、今でも7万円を下らないというのは、よほどのレアモデルだと思います。(もっとも新品価格もかなりの価格でしたが...)
by Akira (2007-02-20 22:04) 

460

Koll'sで7万円ですか!? 凄い値段になりましたね。
当時はマメに購入記録を手帳に残してたのを思い出し
書庫から引き出してきました。
購入したのは90年9月、価格は\39,000(税抜き)でした。
同じ年に購入した3085(BR03)の価格が\34,000と記載されてますので
いかに高価だったのかが比べられますね。
CSでもコントロール可能は嬉しいお知らせです。ありがとうございます。
因み4998は11月に購入していました。当時の価格で\50,000でした。
こちらのダンスカーも私は気に入ってます。
by 460 (2007-02-21 00:23) 

Akira

EUR 1,-=\150で計算したら、\75.000でした。つまりKoll'sにはEUR 500,-と記されてあったわけです。私がドイツで幾らで購入したのかは忘れてしまいましたが、ヘタな機関車よりよっぽど高かったのを憶えています。でも当時は結構な円高?だったような気がしますので、相対的に日本価格は安かったような....。
ちなみに4998はEUR 460,-と記されています。これもレアですね。きっとこちらもCSで動作すると思います。
by Akira (2007-02-21 09:53) 

klaviermusik-koba

ドームカーにもずいぶんいろいろな仕様があるものですね。実物でスウェーデンから本国に帰ってからその後どうなったか気にかかっていましたが、やはり元のTEE仕様に戻ったのですか。よかったよかった。確かにあれでラインやネッカー沿いに旅行してみたいですね。列車の高速化にともなってどこでもああいうハイデッカー車がなくなっていくのは淋しい・・・。わずかに残るは近鉄特急くらいか。
by klaviermusik-koba (2007-02-21 15:54) 

Akira

結局DBで使うことの出来なくなったドームカーを何とか使えないものかと考えたのが、団体旅行向けの仕様なのでしょうね。DBから数えて4つめの仕様変更でようやく古巣に戻れたという感じでしょうか?しかし残念ながら5輛総べてのドームカーと言う訳ではなさそうです。一方で廃車解体という話も聞いていません。実は、私がニュルンベルクのメッセで仕事をしていた時にも、StuttgartからHanburgのミニチュアワンダーランドへの日帰りツアーがあり、BR103.1+TEE客車の団体でした。これを実際に見て来た友人によれば、募集時はドームカーが連結される予定でしたが、実際は組成されていなかったそうです。それでも往時の黒裾TEE塗装で103.1形牽引となれば、それは美しい編成だったとのことです。

私ならば、ドームカーと共に瘤付き食堂車もレストアして、当時の様にライン左岸線を走るTEE Rheingoldを再び蘇らせたいと思いますが、そこまではいかないところが残念です。

ハイデッカー車輛については、DBではありませんがスイス(SBB)のTyp.EC (Am)にパノラマ客車が10輛程度?走っています。これは様々な列車(主にEC)に運用されていますので、スイスにお出かけの際は、乗る機会もあるでしょう。今はもうなくなったと思いますが、ライン左岸線を走るEC にも組成され、好評だったようです。

DBにもまたこのような車輛を開発してほしいですが、ICE主体の現在では中々難しいかも知れませんね。
by Akira (2007-02-21 16:14) 

klaviermusik-koba

ドームカーはなくともその美しさは想像がつきます。そういえばSBBのハイデッカー車、Duiisburg- Bern間のECで乗った記憶があります。例のシマウマ模様のやつでしょうか。もちろんその模型は我が家にも・・。まだ健全で運転されていると思いますが。これも高速化とともにすたれそうな悪い予感がしないでもありません。残るとすれば、あまり高速で運転する必要がなく、風光明媚なMuenchen-Mittenwald-Innsbruck線あたりかもしれません。
あと残っているとすればCanadian Pacificくらいなものでしょうか。2階建てもTGVやMAXくらいになるといささか夢がなくなりますねえ。
by klaviermusik-koba (2007-02-21 18:45) 

460

こんばんは。スイスのパノラマカーは今も元気に走ってますヨ。
先日のドイツ~スイス鉄分補給の旅で何回か乗車して来ました。
最初は(IR2261)Zürich→Bellinzona間、そうゴッタルド峠越えの路線です。
景勝地を走るこの路線のIR編成に組み込まれてました。
あと何路線かのIRにもパノラマカーが編成されてました。
Akiraさんの言われてる通り、ライン左岸線のパノラマカーの運用は無くなってました・・・ECで残っているのはBasel→Wienまで行くEC163(TRANSALPIN)にも編成されてます。
こちらは10年前にも乗車したのですが、今回もパノラマカーの指定席を予約して乗車してきました。
さすがに冬でしたのでガラガラで予約する必要は無かったかも(笑)
スイスはドイツほど高速化の波は押し寄せて無い感じですので、あと10年は健在じゃないですか!? それと車両を大切にする国ですしね。
by 460 (2007-02-21 21:05) 

Akira

その通り、縞模様の客車です。うちにも模型だけは3輛もありますが、残念ながら乗車経験はありません。(ちょっとだけ覗いたことはありますが..)
この客車は、最高速度200Km/hに設定されていますから当分は大丈夫でしょう。極端な話NBS(高速新線)でも走行できます。(Fankfurt/M-Koelnは除く)
Muenchen-Mittenbald-Innsbruckは確かに素晴らしい路線ですね。私がMuenchenに住んでいた頃、この区間を走るガラス電車の団体ツアーに申込んだのですが、当日電車の調子が悪くBR111+Bpmz1輛という111形が好きな私も閉口する不運なツアーとなりました。その後リベンジをする機会もなく、このガラス電車は衝突事故で再生不能になってしまいました。(...縁がなかったのでしょうね)
二階建てと言えば、CNLなどの二階建て寝台車があります。1等のDeluxなら必ず2階の個室になります。シャワー/トイレが個室の中にあるので快適そのもの...と思いますが、私はまだ乗車経験がありません。この車輛のデザインはICE3やJR 500系新幹線のエキステリア(外観)をしたNeumeiste氏で、これならまだ夢がありそうです。
by Akira (2007-02-21 21:05) 

Akira

460さん、情報をありがとうございます。ライン左岸線はドイツの幹線きっての景勝路線にも関わらず、NBSの完成ですっかりローカル路線になってしまったようですね。だからこそ、往年のTEEをドームカー付きでゆっくりと走らせたいと思うのですが...。
私がSBBのパノラマ車輛にちょことだけ乗れたのは、Zuerich HBからMuenchenへのICE-TDを予約した時のことです。当時はICE-TDの不具合(特にNuernberg - Hof -Dresden線)が激しく、私が乗る予定の数日前にICE-TDの運行許可が撤回され、私の乗る予定のICE-TDも代わりの客車列車となり、DB Autozugの個室客車とSBB Typ.ECの混成となっていました。そこに何故かパノラマ客車が機関車の次位につき、是非乗ってみたいと思ったものの、予約した座席は無効で2等の切符だったので諦めざるを得ませんでした。(この客車にも無縁だったよう...)
Lindau付近のBodensee湖畔やAllgaeuの美しい景色をパノラマ客車で堪能出来た滅多にないチャンスを逃し、今でも悔いの残る行程でした。
現在スイスで工事が進められているAlp Transitが完成すれば、ドイツ-イタリア間やスイス国内の到達時間は非常に早くなりますが、代わりに風光明美な景色を満喫することが出来なくなります。その1つがゴッタルド峠なので、個人的には完成しても観光路線としての旧線の保存と優等列車の運行(ムリか)は続けて欲しいと願っています。パノラマ客車はその時どうなるのか?...と思います。
by Akira (2007-02-21 21:30) 

460

Akiraさん、2等切符が悔やまれますね。。。
Zuerich HBからMuenchenのECは今も客車での運用でした。
せっかくICE-TDが復活してるのになぜこの路線に使わないのでしょうね。
あとガラス電車も残念でしたね。コチラは本当に復活しないのでしょうか??
どこかの雑誌に修復しているとの記事をみた覚えがあるのですが、
今その雑誌を探してるのですが出てこない・・・私の願望がどこかで変な記憶に変わったのかな?(笑)
by 460 (2007-02-21 21:52) 

klaviermusik-koba

111とBpmz1両などという珍妙な列車に乗れたのは幸いといわなくてはならないでしょう。あのガラス電車、うちにもROCOのモデルがあり、私は実物は見たことも乗ったこともありませんが、あれは今のような完璧な空調のなかった時代に作られたもので、見かけは素晴らしいが、特に夏に乗るのはガマン会のようなものではなかったでしょうか。それとも真夏は運転しなかったのでしょうか。真冬にキャブリオレのスポーツカーの幌をあけて走るようなものかも。
FOのガラス張りの最新の1等車とは訳が違うのでは・・・。
by klaviermusik-koba (2007-02-21 21:52) 

Akira

>460さん
ICE-TDがこの路線に使われないのは、おそらく振子台車を機能させていないからだと思います。折角この路線にICE-TDを運用させても、振子が使えなければ速度向上が見込まれず、ICEとして運用できないので、振子を使わないで良い路線にICとして運用させる方が得策と考えたのかも知れません。
ガラス電車は、私も修理をするという記事をどこかで見たことがあります。問題は資金のようでした。結局どうなったのか?私にはわかりません。

>klaviermusikさん
確かに111形+Bpmzという列車は珍しく、しかも111形はメルクリンから製品化されているOrientrot色の068(または041)号機でBpmzはタルキス色だったものですから、家に帰ってからすぐにモデルで同じ編成を再現させたという記憶があります。
真夏のガラス電車はどうだったのでしょう?もちろんエアコンはないですし、戦前の車輛ですからガラスもガス入り2重ではないはずです。私が予約した時は6月だったので、ちょうど良い気候でしたが...。
Mittenwaldからオーストリアに入りInntalを望む絶壁を走る時は、111形牽引の我々が乗った列車もゆっくりと景色が堪能出来る様に運転してくれました。目的地のInnsbruckの先の駅では、111形の運転台に乗れたりとサービスは良かったです。団体列車ですからほとんどがおばちゃん達で、その楽しみ方?は日本のおばちゃん達と変わりがないことがわかりました。どこもおばちゃんが1番強いですね。
by Akira (2007-02-21 23:08) 

klaviermusik-koba

Transalpinは私は電車運用だとばかり思っていました。その昔、WienからSalzburgまでこれできて、Muenchen行きに乗り換えようと思ってたら、はじめてHbfを通らないことに気づきました。まだドイツ語があまりよく出来ない頃、苦労してバスでHbfまで戻ったものです。今は全部客車運用なのですか?

今日は晴天。妻の誕生日。何時もレストランで食事等というのは余りにワンパターンなので、今日は趣向を変え、銚子電鉄に動態保存されているAEGのB型の電機の写真を撮りに行ってきまーす。

LGBで赤とクリームに塗り分けたのがうちにあるのですが実物を見るのははじめて。
by klaviermusik-koba (2007-02-22 08:55) 

Akira

奥様、お誕生日なのですね。私からもお祝を申し上げてください。10月には突然お邪魔してしまった上に、お茶やお菓子など御馳走になって、ドイツからの取材陣共々本当にお世話になりましたことを感謝いたしております。実は私も19日が誕生日でした。この時期は受験シーズンですので、学生時代は、あまり誕生日など祝ってられる雰囲気にはなりにくかったですが、今は今で歳を重ねることが現実感と離れているのであまり自分の歳を思わない様にしています。
銚子電鉄は、度々ニュースなどで経営危機が囁かれていますが、是非とも乗り切って欲しいと願っています。基本的に独立採算制の日本の鉄道事業は、国民の快適な移動を保証するヨーロッパと比較すると文化的にまだまだ発展途上にあると言わざるを得ません。このあたりの仕組みが欧州並みになれば、日本の公共交通も魅力一杯で快適になることは確信するのですが...。
by Akira (2007-02-22 09:17) 

460

klaviermusik-kobaさん、こんばんは。
奥様、お誕生日おめでとうございます。
TRANSALPINは今も上下(どっちが上りだろう)とも客車運用されてます。
基本的にはオーストリア国鉄のECなのでoBBの客車がメインですが、
一番端にSBBのパノラマカーが編成されているのです。
オーストリアの鉄道写真でパノラマカーが連結されているのは、この編成の写真が多い様ですね。
by 460 (2007-02-22 21:12) 

klaviermusik-koba

有難うございます。akiraさんもやはり2月生まれなのですね。遅まきながらおめでとうございます。銚子電鉄を見た感想では、やはり一企業の努力には限界があるなあ、と多少暗澹とした気持ちで帰ってきました。大変という意味ではスイスの小私鉄も同じ筈ですが、それでもきちんとした状態で運行されているのを見るにつけ、古い文化を保存する、ということがこの面でも日本はやはりおろそかになっている、と感じました。ドームカーの話がいつの間にかこんなことまで来てしまいました。
by klaviermusik-koba (2007-02-22 21:13) 

klaviermusik-koba

460さん、有難うございます。そうでか、TRANSALPINはもうずいぶん前から客車運用なのですね。私は古い人間だからどうも客車列車のイメージがわかないのです。ヨーロッパには上り下りがありませんから、東行き、西行きでしょう。日本でも上下がはっきりしないケースは多々ありますから、もうこの制度もやめるべきではないかと私は前から思っています。
by klaviermusik-koba (2007-02-22 21:23) 

Akira

とうとうこのページが最もレスの多いページになりました。でも、凄いです。とても嬉しいです。

さて、

>460さん
SBBのパノラマ車輛は、スイスからドイツ、オーストリアのドイツ語圏3ヶ国はもとより、イタリアやフランスにも乗り入れてまさにスイスならではですね。この車体をUIC標準規格にして、DBAGやOeBB、更にはSNCF、SNCB、NS、FS、DSBなどにも導入してもらって風光明媚な路線の列車に組成すれば、車輛コストは下がるし私達乗客も喜び、更には模型メーカーも塗り替えだけで多品種が出来て良いのに。と思うのは私だけ?

>Klaviermusikさん
ありがとうございます。歳を取るのはイヤですが、「おめでとう」と言ってもらえるのは嬉しいものですね。銚子電鉄は、ある意味我々利用者(大きな意味で)やお役所などに一つの大きな問題を投げかける絶好の機会だと思います。沿線人口からすれば、廃線になってもおかしくない地方鉄道はまだまだあるでしょうが、それでも必要な路線もこれまで廃線になった路線も含めて多くあるはずです。これから我々が歳を取って、クルマを持てない身になってから移動したい時、自動車と鉄道のどちらを利用するのが良いのでしょう。道路に掛けるお金の数分の1でも鉄道保線などの基礎的な運営補助があればどれだけの鉄道沿線住民が救われるかと思います。

日本で路面電車(LRT)が中々普及しないのは市民のコンセンサスの少なさと共にこのような財政事情があるからに他ならないと思います。
by Akira (2007-02-23 00:55) 

熊本センター

初めまして、私は欧州鉄道ファンの者です。ラインゴルドのドーム展望車いいですね。乗ってみたいです。
昨年、トランスアルピン号でSBBの1等展望車に乗車してきました。こちらもなかなか快適な車両でした!
http://celloan.exblog.jp/7075360/

by 熊本センター (2008-08-22 17:40) 

Akira

熊本センターさま、はじめまして。

早速リンク先のブログを拝見いたしました。私はその1等パノラマ車には乗り損ねたことがありまして、まだ(正式には)乗車未体験です。このパノラマ客車はTransalpin以外のEC列車から撤退したようです。そう言う意味でも良い経験をされたと思います。

DBのドームカーは、最近レストアを受けてドイツやスイスでも動態保存されて団体列車などで走っています。いつか乗りたいですねぇ。
by Akira (2008-08-22 20:57) 

熊本センター

ご返信ありがとうございます。
私は欧州鉄道に興味があり、学生時代に英国鉄道旅行は経験したのですが、昨年やっと西欧(北欧~中欧)鉄道旅行に出かけました。

まだまだ私自身は知識が少ないのですが、皆様のご提供して頂ける欧州鉄道情報をありがたく拝見させて頂いております。

by 熊本センター (2008-08-23 01:05) 

Akira

私がお話できるのは、メルクリンモデルとその周辺やドイツに居た頃の昔の思い出話が中心でお役に立つかどうかわかりません..。
でも、楽しんで頂ければ嬉しいです。
ところでお名前の「熊本センター」というのは、九州の熊本と関係があるのですか?熊本は年に1度ぐらいは行く場所ですので、ちょっと
気になりました。
by Akira (2008-08-23 08:39) 

熊本センター

↑さらにご返信ありがとうございます。
私は一度関東で就職していましたが、今は故郷の九州にJターンして熊本の中心部で働いております。
関東に在住していた頃は、欧州鉄道模型も安価な中古品が手に入るので、少し購入して楽しんでいましたが、こちらは専門模型店もなく、今後は日本型模型の似た車両を欧州色に塗り替えて楽しもうかと思っています(笑)。
by 熊本センター (2008-08-23 08:59) 

熊本センター

続けてすみません。貴殿の様々な記事を拝見しておりましたら、「Barよしゆき」さんの情報を見つけました。いいですね~。メルクリンの欧州模型とおいしいお酒…。来月ちょうど私用で久しぶりに関東に出向く予定なので寄ってみようかなと思っています。情報ありがとうございます。

ちなみにこれまで一番美味いと思ったお酒は、シティナイトライン「オーロラ号」で夕闇のコペンハーゲンを出発して、客室乗務員さんから持ってきていただいたウエルカムドリンクのスパークリングワインです!
http://celloan.exblog.jp/6864242/
by 熊本センター (2008-08-23 09:25) 

Akira

残念ながら九州では、メルクリンは中々手に入らないかも知れません。H0の場合、ゲージは同じでも日本型とは全くスケールが異なりますので、やはり違和感がありましょう。最近は日本でも通販してくれる販売店もありますので、そちらを利用することをおススメします。

CNLの記事興味深く拝見しました。私は仕事上もCNLと深く関わりましたので、満足していただけて自分のことのように嬉しいです。記事中の画像にある食堂車(ラウンジ&サービスカー)がCNL純正のものですが、そんなに豪華でしたか?夜はバーの機能ぐらいしかなかったような...。
また、現在はCityNightLineというオリジナル名称での独立した運行会社でのCNLはありませんが、DB Autozug が今迄のENを改めてさらにCNLを統合してCity Night Lineという名称で運行を始めました。ややこしいですが、違いは外観(塗装)とサービスが若干変わったぐらいでしょうか。ですから列車名ではありません。

最新情報はありませんが、CNLの生い立ちなどを記したページをご紹介いたします。

http://www.rig-bahn.jp/db-page/j-cnl.htm

by Akira (2008-08-23 10:19) 

熊本センター

ご返信ありがとうございます。
Akiraさんはお仕事でCNL携わられたのですか?設計やデザインでしょうか?日本の方で関係の方がおられるとは驚きました。

私が乗車した際のCNLオーロラ号は、コペンハーゲン発車時には、CNLオリジナル食堂車は非連結で、混結のDB夜行列車のビストロを利用しましたが、朝目覚めるとオリジナル食堂車が連結されていて、写真を撮影した次第です。
その数日後に乗車したCNLドナウクーリエ号でオリジナル食堂車は楽しみました。
http://celloan.exblog.jp/7158740/

好きな欧州夜行列車車内で、好きな酒に酔いつつ、好きな音楽を思い浮かべる個室寝台での豊かな時間・・・。最高の一時でした。
(私はクラシック音楽好きで、大学のアマチュアオーケストラでチェロ弾いていました)

私は一度関東の新興私立大学に就職しましたが、興味のある交通関係の仕事に就きたい希望と九州にUターンしたい希望が叶う転職が4年前に実現して、今は私鉄(鉄道部門はありません)で本社事務(経営&営業企画業務)に携わっております。
by 熊本センター (2008-08-23 11:23) 

熊本センター

追伸です。
「CNLの生い立ちなどを記したページ」のご紹介ありがとうございます。
実は以前から拝見させて頂いており、このページのスイスの朝靄も中を走る?CNLの写真を会社のパソコンの壁紙にさせて頂いております。

CNLの組織変更の御話は欧州鉄道乗車券手配でお世話になった白川純さんの会社のページで拝見しておりました。深い紺色の車体がCNLらしくて好きでしたが、今はDB標準?の赤・白色の車両の写真も散見されるようになり、少し残念に思う次第です。
by 熊本センター (2008-08-23 11:38) 

Akira

はい、当時私はドイツの車両メーカー(今はもうない会社です)でデザイナーをしておりまして、CNLの食堂車のインテリアデザインに携わることができました。そのあたりの経緯から、RiGのCNLの執筆もしました。
CNLは、当初夜行列車の復権という大きな期待を背負って登場したものの、寝台車の好調とは裏腹に座席車の人気が今一歩で、結局簡易寝台車を加えることで、現在の形に落ち着きましたが、一方でその塗装色も含めて統一されたコンセプトからは少し離れた格好となり残念でしたが、夜行列車としては唯一好調な業績を誇りました。当初ドイツ、スイス、オーストリアの3つの鉄道会社が共同出資いてできた運行会社でしたが、まずオーストリア国鉄が抜け、そしてスイス国鉄も外れて結局ドイツ鉄道だけが残りました。そのため、昨年のドイツ鉄道に統合されるという結果に落ち着いたのだと思います。
by Akira (2008-08-23 15:42) 

熊本センター

ご丁寧に返信頂き、ありがとうございます。
RiGのCNLの記事は大変詳しく、私は専門誌を翻訳された記事かなと思っていました。
RiGの記事にあるAkira様のメールアドレスは今も有効でしょうか?

日本国内には国内鉄道が好きな方は地方にも多くおられますが、欧州に詳しく興味のある方は地方には大変少ないですので、よろしければBarよしゆきさんでAkira様はじめ欧州鉄道にお詳しい皆様が集まる時にお会いして、様々な欧州鉄道のお話をお聞きできればうれしいなと思っております。ありがとうございました。失礼致します。
by 熊本センター (2008-08-24 01:16) 

Akira

RiGのメールアドレスは、もちろんまだ有効です。
Barよしゆきさんへはまだ1度しか行ったことがありません。(それも営業時間外...)
でも、メルクリン/欧州鉄道好きのたまり場になりつつあるようです。

CNL再編のテーマですが、拙ブログにて解説がありますのでご参照の程。
http://maerklin-kiste.blog.so-net.ne.jp/2007-09-27
by Akira (2008-08-24 01:41) 

DB103

 いつもお世話になります。

http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l218746518

 4998と4999じゃないでしょうか。

 ジャンクなので、動くかどうかわからないのが惜しまれますし、高くなりそうですね。

by DB103 (2014-02-01 23:30) 

Akira

こんばんは、DB103さん。

リンク先のヤフオクを拝見しました。記述はされていませんが、画像を見る限り集電シューがあるようなので、そうであれば4998と4999の可能性大ですね。この価格なら欲しい人は買いでしょう。ただ、可動すればの話ですが...。
by Akira (2014-02-02 00:02) 

DB103

Akiraさん。

 結局、全部で16,000円でしたね。
 入れようかと思いましたが、動作するかわからないのであきらめました。
 あれでもし動かなかったらがっかりなんてもんじゃないですものね。
by DB103 (2014-02-03 21:04) 

メルクリンフアン

ご無沙汰しています。
4999購入したんですね。羨ましいです。
当方も発売された当時衝撃を受けたのを記憶しています。
多分、不二商が模型ショーで展示していた記憶が?
当時ジミックがある車両は発売されてなく、購入したいと
思ったのですが当時価格が高かったので無理でした。

その後仕事で香港に行った時、
メルクリン専門店で4998を見つけ購入しました。
4999はなかったでした。
確か価格は日本での販売価格よりも結構安かった記憶が。
そこで初めてデジタル機関車やデジタルセットを購入し、
それが発端でメルクリンのデジタルを始めた記憶が。
4998は非常に良かったです。4999では人形が動く
動作しかなかったと思いましたが?
4998は複数の男女が回転して複数の音楽を選択でき
天井灯が点滅して色も変わるという優れもの。
久々に動かしたのですが正常に動作しました。
メルクリンでもこのような製品をまだ出して
くれればいいなと思うのですが?
by メルクリンフアン (2017-09-11 20:15) 

Akira

メルクリンファンさん、こんばんは。

ご無沙汰しております。古い記事をお読みいただきありがとうございます。

この4999は、給仕が前後し回転することの他、バー部分のテーブルランプが点灯。また全体照明のon/offが全てデジタル制御できます。

4998は欲しかったのですが、この2車種はやはり高額でした。私はこれがきっかけでデジタル化を決断しました。やはり何かしら決断にはきっかけが必要ですね。

今や、4998のようなディスコ車両も複数発売されるようになりました。最新ではEURO-EXPRESS仕様のクラブかー(Party-Wagen)がSDカード内蔵で製品化されているのですから、技術の進歩は着実に進んでいることがわかります。一方でメカニカルな部分での進捗は今一歩かな...という気がしないでもないです。
by Akira (2017-09-12 20:56) 

メルクリンフアン

Party wagon調べたら今年発売なんですね、SDカード、
音と白色LEDの制御、やはりデジタルの時代ですね。
Akiraさんはこの製品を購入されるのですか?
もし、購入されるのでしたら是非とも評価結果を
投稿していただければ幸いです。

今年の4月にドイツのドルトムントで開催された
模型ショーでメルクリンブースに行ったら盛況でした。
CS3が展示してありましたが、
CS3の機能はCS2の機能を一部取り組んでいないと
不満を言ったらこのことは理解しているみたいで
来年以降にソフトウエアを変更して改善すると
言ってましたがどうなるでしょうか?
当面は6020でいいかなと思っています。
個人的にはファーラのGPSがついた
ファラーカーに興味がありました。


by メルクリンフアン (2017-09-16 21:45) 

Akira

こんばんは、メルクリンファンさん、

コメントありがとうございます。
Party Wagenは、おそらく私は購入し(でき)ないと思います。理由は簡単で、現在拙ブログが滞っている理由と同じ経済的要因です。子供達が社会人になるまでは大変ですw

ということで、当分はこのブログも細々と更新してゆくつもりです。制御機器に関しては、ファンクションの多いCS3にも興味ありますが、CS2のままです。(その前に遊ぶ機会が欲しいです)
by Akira (2017-09-20 21:37) 

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