SSブログ

Maerklin Seminar [Maerklin-Allgemein]

今、東京のとあるメルクリン取扱い販売店から帰宅したところである。と、言うのも、メルクリンは折角の最新技術を駆使した素晴らしいインフラがあるシステム鉄道模型であるのに、鉄道模型ファンですらその良さを知らない人が多い。模型店もしかりである。そこで今回は初めて販売店員向け出張メルクリンセミナーを行った。もちろんドイツでは、英語による海外向けセミナーがあるのだが、やはりドイツは遠い。母国語の教本を使って母国語の解説で出張セミナーをしてもらえれば、受ける方としては嬉しいに違いないし、販売現場でフィードバックできれば一石二鳥以上の効果があるに違いない。

昨今はちょっとした鉄道模型ブームでもあるようで、メルクリンは従来の鉄道模型のシェア争いに参加するのではなく、鉄道模型の魅力を感じた新しいユーザーを開拓してゆきたいと思っているのである。それは、いわゆる団塊世代だけというのではなく、女性や子供達に是非その素晴らしさを知ってもらいたいのである。それが出来るのがメルクリンなのであることを確信しているのである。

そのためにセミナーでは、Systemsなど商品知識の講議も行ったが、何よりも参加者にメルクリンの魅力を肌で感じて好きになってもらうことに重点を置いた。例えばMobile Stationではテキストより実際に運転してもらって、mfxデコーダー付きの機関車の双方向通信の体験やサウンドなどのギミック等々...。メルクリン製品を好きになれば、知識を吸収するモチベーションもあがる。より深く知りたくもなる。今回、セミナー参加者には女性も少なからずおり、男性とは違った視点で模型に触れたと思うが、彼女達からは「楽しかった」という言葉を頂いた。きっと国産モデルの扱いとは違った面をメルクリンから感じたのであると思う。もちろん男性からも良い評価を頂けたと手前味噌ながらに思う。魅力を肌で理解できれば、販売時にも心からお客様に薦められるであろう。これを示すことが私のセミナーの最重要点である。

外国製品の壁である、電源と取扱い説明書など、日本市場ではまだまだ問題点も少なくない。しかし遠くない将来にはこうした壁を崩してゆきたいと思いを新たにしたのである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0