Central Station（V2.0版）〜新しい機能（3）

先日も少しこのブログで触れたのだが、今回のCSアップデートで大変便利になった機能の１つが、上の画像にあるデジタルアドレス検索である。CS上部の赤いコントロールノブの横にある黒いボタンを押すと登録された機関車リストが画面に表示されるのであるが、アップデート版ではリストの横にアドレス番号のソフトキーボードが表示される。ここにアドレスを入れると、その番号で登録された機関車が表示される。その場合、mfxデコーダーについては、同番号あれば一緒に表示されるが、それはあくまでもMotrola IIフォーマット上でのアドレスなのでSystemsでは、アドレスがダブっても問題がない。
もし、旧デジタルデコーダー（mfx以外）のアドレスがダブっている場合、機関車リストには「M14」と表示されるため、すぐに認識可能である。（画像では「12」番アドレスに２台の機関車がダブっている）
もし同じアドレスの機関車が登録されている場合、同時に動くことになるのでデコーダーアドレスのダブりは当然避けるべきであるが、今回のアップデートでこの機能が出来たお陰でそのダブりが即座に確認できるのである。（私の場合、今回少なからずダブりが確認できたのはちょっとした驚きでもあり、すぐにアドレスを変更したのは言う迄もない。）

タグ：Central Station Maerklin Systems

コメント 4

いつもメルクリンに関するすばらしい情報をありがとうございます（ドイツ語が分からないので助かっています）。
わたしもCSをバージョンアップしたいと思っていますが、メルクリンの修理サービス宛に送る際の関税などは、メルクリン負担ですか、それとも当方で負担するのでしょうか？CSの値段からすると関税額がすごいことになりそうなのですが。よろしかったら教えてください。
by まさちゃん (2007-08-31 10:37) 

こんにちは、まさちゃんさん。はじめまして。

CSのバージョンアップですが、私の場合は購入した販売店経由でバージョンアップしました。もちろん往復の送料は自腹となります。但し、当方に送付（返却）された際の明細には、無償修理のため、EUR 0,00であり、それに対する関税はもちろん掛かりません。ドイツに送付する際も修理品と同様の扱いでしょうから関税を支払ったことはありません。

これは、販売店に限らず、メルクリンの修理部門に直接送付しても同じであると思います。
by Akira (2007-08-31 12:07) 

早速のお返事ありがとうございます。メルクリンにCSを送付したいと思います。ところで、今までの小生のメルクリンは車両セットを主体として集めていましたが、AkiraさんのHPやブログのおかげで客車等の編成についても知ることができたので、ばら売りの客車を収集してみたいと思います。
by まさちゃん (2007-08-31 15:08) 

PwMの編成表（Zugbildung）をお使いいただいてありがとうございます。まだまだ編成表を増やしたいとは思っていますが、ヨーロッパの列車は解結することが多く、また他の列車が途中から混成されるなど、走行区間毎に編成や前後が違うことが多いことから中々資料が集まらないこともあって頻繁に更新できないですが、今後とも長い目で見ていただければありがたいです。
by Akira (2007-08-31 15:58)