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37955-02 DB 003 248-2 / Ep.IV [Maerklin-Lok]

昨日のBR 03 1014に続いて、37955セットのもう1台の03形であるBR 003 248-2の紹介をしたい。
このモデルは、Ep.IV仕様のため3桁のUIC番号規格機関車形式である。塗装もDBの標準色、ヴィッテデフと極めてメルクリンでは標準的な03形と言って良いであろう。
実は、考えてみれば私の初めての標準色の03形モデルである。非常に片寄ったコレクションをしている自分が良くわかるのである。

しかし、03形特有の細身のボイラがパシフィック機特有の大型動輪をひときわ大きく、かつ繊細なスポーク動輪と共に美しいバランスを醸し出しているのは、いつもながらであるが同梱の03.10形モデルと共に好印象である。

さてボディやテンダーを外して見てみると、このセットは基本的に下回りは共通のものでボディ(上回り)のみ違った仕様を載せているという印象である。モーターは先にも記したが、5極回転子のDCMで、テンダーの内部にはデコーダーが搭載されている。デコーダー部分は21ピンで基盤に接続されており、初代デコーダーと比べると隔世の感がある。また、デコーダー台座は金属製でスピーカー台座にもなっている。テンダーの床には既にスピーカー用の穴も空けられており、改造がし易い構造である。別売のサウンドmfxデコーダーをこの21ピンソケットに装着するだけでサウンドmfx機になるのかもしれないが、そうであれば、配線いらずで非常に簡単に改造可能である。(このあたりのことを御存じの方は御教示願いたい)

残念な部分としては、動輪灯がない。もし改造するならば、部品調達、配線、そしてハンダ付けが必要である。発煙装置準備同様、ハンダ付けはともかく面倒な配線を回避できるよう「f2」に動輪灯を灯す準備がされていれば、なお良かったのは言う迄も無い。

こちらも、BR 03 1014同様CSに登録をしたが、こちらはマニュアル操作で登録作業をした。データバンクにないモデルということであるが、デフォルトのデジタルアドレスが「03」であることはわかっていたので、登録作業は時間的には問題なく終了した。アドレスは漸次加減速値と共にProg.端子から設定変更を行なった。

今回の2機の当面の課題は、発煙装置(7226)を早く装着すること。そして時間が掛かりそうだが、動輪灯の設置とサウンド付きmfx化であろうか。ただ、メルクリン純正のサウンドは、形式別に揃えられていないのでESUから配信されている03形の音源が欲しい。LokProgrammerでメルクリン製mfxデコーダーの音源を書き換えられるかわからないが、もし可能なら03形の音源に書き換えたいものである。

この2機の03形セット、私の様な03形鉄青色ヲタクは勿論であるが、その価格設定や長きに渡って生産され続けて来た製品品質の安定性も含めて、旅客用蒸気機関車の増備を考えているメルクリン初心者にも安心してお薦めできるモデルであろう。


タグ:DB Ep.IV Dampflok BR03
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