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UNIMOG U406 Mercedes Benz / Ep.IV (Schuco) [欧州自動車模型]

昨日紹介した長物貨車Rkmp 656に積載されているUNIMOG U406モデルについて触れてみたい。このモデルは、昨日ブログで記した通りSchuco社のOEM生産品である。画像で見ても分かる通り、キャブあたりの艶が中々リアルで好感の持てるモデルである。後面や前面バンパー右側のアタッチメント取り付け治具などの表現もあっさりと巧く表現されているように思う。全体のバランス、プロポーションの良さも相まって、過去製品化されている同じスケールのWIKING製よりも良いかも知れない。

昨日のブログで記した私個人がその昔関わったU406のことであるが、実は大学時代の友人が自らの自家用車として中古のU406を運良く手に入れ、学生時代から就職してドイツに行く迄の数年間、友人所有のUNIMOGに良く乗せてもらったのである。自家用車として使うには、色々と不便な点もあったが、それ以上にウニモグらしい利点が沢山あり、実際役に経ったのである。特に私がドイツへ行くことになって、それまで住んでいたアパートを引き払い、埼玉から群馬まで引っ越し荷物をこのウニモグの荷台に載せて運んだことはとても印象深かったのである。途中関越自動車道では、当然のことながら最高速度が65Km/hなので渋滞の先頭になるという珍しくも恥ずかしい体験もしたし、追い抜く車からは、このU406の持つ愛らしさと正面の大きなスリーポインテッドスターのシンボルを見て、にこやかな笑顔で運転者や同乗者が我々を見送る姿も記憶に残っている。ウニモグの持つ魅力の一端は単に汎用機械としてのものとは別の魅力を私は感じるのである。特にこのU406のスタイルは、その魅力が大きいように思う。
もちろん、汎用機械としてのウニモグのポテンシャルは常識を超えている。登坂能力にしても、水中走行や荷台のマルチ可動、もちろんありとあらゆるアタッチメントの取り付けで何でもこなす働く機械そのものである。現在そのオーナーは、海外に渡ったため、やむなく手放したと聞いているが、このウニモグと過ごした日々は忘れられず、私が渡独した後もたまたまウニモグの生産拠点であるGagenauの近くに住んでいたので塀越しに新しいウニモグを見に行ったり、ディーラーに足を運んで資料集めをしたり、またドイツ各地に居るウニモグを写真に納めたりとドイツ在住ならではの楽しい時間を過ごしたのである。


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